新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

自分の血を流せ!

2009年03月22日 10時24分41秒 | コラム・エッセー

 政治とカネ。

 このような古典的なテーマで、また政界が騒いでいる。

 私は口にすることすら「カッタルイ」テーマだ。呆れてものが言えぬ。

 政治資金規正法違反容疑で、小沢一郎代表の秘書が逮捕された。

 小沢代表は、「わしゃ知らん」と言っているが、併せて、「企業献金を全面禁止したらどうか」とも言っているそうだ。

 どのような神経なのか、今さらそんなことを言い出す神経が理解できない。

「企業献金を認めているから、つい悪いことをするんだ。いっそ禁止したほうが悪いことをしなくなる」とでも言うのだろうか。

 こんなことを、「盗人猛々しい」と言うのではなかったっけ?

 法律をどのように変えようと、悪いことをするヤツは出てくる。ましてその法律を考えるのが政治家なのだから、法の抜け穴は見つかってしまう。ひょっとしたら、予め細い抜け道を残すかもしれない。

 私は今、政治に失望している。

 政治家に対する信頼感を失っている。

 日本の未来に疑問を抱いている。諦めかけている。

 このような感情は、決して私だけではあるまい。

 政治の場に国民を引き出さなければ、日本はますます悪くなる。日本は沈没する。

 国民を政治の場に引き出すにはどうすべきか。

 不況対策も大切だ。医療・介護も重要だ。老人問題も放って置けない。年金問題も重要。

 拉致問題、国防問題・・・。問題は山積している。

 政治家がチマチマと議論しても、もうダメなのだ。国民は政治家を信じなくなってきている。

 どんな議論を見ても、結論を聞かされても、白々しい感じで横目で見るだけだ。

 ここまで来れば、国民を政治の場に引っ張り出さなければ、この国はダメになる。

 国民の目を、もう一度政治の場に引き戻さなければならない。

 経済対策や政治とカネ対策を議論する前に、国民の目を政治に向けさせること。

 そのため、まずは政治家自らが、自らの身を斬るところから出発すべきだ。

 国会議員、地方議員の定数減。これも中途半端ではダメ。まずは半減。

 歳費の削減。

 世襲の完全禁止。息子がどうしても政治家を志すなら、1000キロ離れたところで立候補すること。その前に、縁戚者を秘書にしないこと。

 私をこれほど失望させたのは、あなた方政治家なのだ。

 自らの血を流すことを促したい!

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いております。

 そちらへもお出で下さいませ。

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コメント (12)
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