新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

木下闇

2008年07月07日 08時23分34秒 | 写真俳句・エッセー

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木下闇くるぶし白く浮かびたり

 梅雨も過ぎるころともなれば、木々はいよいよ盛んとなる。

 山や森は茂りに茂って、昼なお薄暗い様相をしめしはじめる。

 俳句ではそのような状況を、「木下闇(こしたやみ)」や「木の下闇(このしたやみ)」と表現し、夏の季語としている。

 もちろん真っ暗闇ではない。

 陽光まぶしい道を歩いてきて、鬱蒼と茂った木々の下へ入ったとき、一瞬暗さを感じることがある。そのような感覚だ。

   木下闇くるぶし白く浮かびたり   鵯 一平

 若い娘と二人で、木下闇を探検する機会はない。あっても孫とかくれんぼ。

 瞬間、闇に浮かぶ白いくるぶしは、強い願望の世界です。

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コメント (14)
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