写真はビョウヤナギ。未央柳や美容柳とも書く。
中国原産で、江戸時代に渡来してきたと言われている。
花言葉は、「幸い」、「気高さ」、「あきらめ」などだが、そのほか、「迷信」や「独創」もあって、評価は分かれているようだ。
この写真、今日の記事とは無関係。
先日、昔の仕事仲間が集う「大汐会」が開かれた。
今日は、その余話を綴りたい。
一年ぶりに会うので、近況報告をした。一人の持ち時間を2~3分程度としているのだが、どうしても時間が守れない。それぞれ話したいことが、胸の中であふれているのだ。
そこへヤジが加わる。笑いが沸騰する。
はじめのうちこそ、年齢順に立っていたが、それもいつの間にか乱れてくろ。
さすがに名幹事なので、途中からは制御しない。勝手な流れに委ねている。
終わり近くになって、幹事の一人のK君の番。
息子さんが結婚したという報告があった。
親族紹介の段になって自己紹介のおり、「新郎の父」と言うべきところを「新婦の父」と言ってしまったという失敗談を交えての報告だった。K君は昔から、アガリ癖があった。
「あの時は困ったよ、誰も笑わないし……」と、義兄にあたるH君が、その話を引き取った。
K君の奥さんはH君の妹。私たち夫婦は、その媒酌人をつとめた。昔の話である。
このような話の展開によって、出席者の気持ちの中に、古い時代がよみがえる。
よみがえったそんな話に、また花が咲いて、話題は尽きない。
今日は「大汐会余話」を綴ってみた。いずれまたご紹介したいと思っている。
人にはそれぞれ過去の大切な歴史がある。恥ずかしい秘話もあるかも知れない。
グループにも懐かしい歴史がある。
若い人たちから見れば、あるいは関係のない人たちから言わせれば、単なる年寄りの懐旧談と見えるに違いない。
しかし当人たちにとっては、心の内で誇っている戦いの歴史でもあった。
いずれその内、県知事賞を受賞した「サツキ名人」の話もしたい。
← お読み頂きありがとうございました。
ポチッと応援クリックをお願いします。
励みになります。