安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

【管理人より】放射能測定の開始について、等

2011-05-22 22:46:13 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

1.カテゴリ再編を行いました。

(1)追加したカテゴリ
・「原発問題」
福島第1原発事故は、福島県(白河地域)在住の当ブログ管理人にとってもきわめて深刻な事態です。原発問題全般を取り扱うため、「社会・時事」カテゴリから分離させ、このカテゴリを設けることにしました。

・「福島原発事故に伴う放射能測定値」
当ブログでは、知人のご厚意により、ガイガーカウンターを一時借り受けられることになりました。このカテゴリでは、当ブログが実施する放射能測定の結果を報告するための専用カテゴリとして設置しました。

(2)廃止したカテゴリ
・「鉄道(尼崎事故裁判)」
JR西日本歴代社長の公判を追うための専用カテゴリとして設置しましたが、現時点で機能していない上、当ブログ管理人は原発問題もあり、しばらくこの裁判には関われない見通しなので、後日、その見通しが立つまで廃止します。

この結果、当ブログのカテゴリ数は新設2、廃止1となり、トータルでは1つ増えて16となります。

2.放射能定点観測を開始します。

知人のご厚意によりしばらくの間、ガイガーカウンターを借り受けできることになりました(使用するガイガーカウンターは、こちら)。このため、当ブログでは、できるだけ毎日、定点観測を行い、その結果を公表したいと思います。

地震と津波だけであれば、阪神大震災の時がそうであったように、人々はその惨禍を乗り越え復興に励むのですが、原発事故は日本の国際的信用を傷つけ、復興の阻害要因となっています。原発に関する限り、政府・東電は国民に真実を全く伝えず、ごまかしと過小評価(事故をできるだけ小さく見せようとする情報操作)を一貫して続けています。政府・東電に任せていたら、福島県民は捨てられ、確実に殺されます。

当ブログがみずからの手で放射能計測を行い、結果を公表する決意を固めた背景にはこのような理由があります。すでに、試験的に放射能計測を行った結果、福島県が発表する放射能計測値に対する重大な疑問が生まれています。それは数値云々ではなく「県は本当に計測を行っているのか。計測せず適当に数値を発表しているのではないか」とさえ思えるほどの根本的な疑問です。

この計測と発表は、できるだけ早く開始したいと思います。当ブログで発表の際は、

・計測年月日、時間
・計測場所、条件(大気中、舗装路面、土壌の別など)
・計測時の気象条件(晴/曇/雨/雪の別及び風向、風速)

を発表することにします。

・当ブログでの計測方法
当ブログが放射能を計測するに当たっては、事故の影響を小さく見せるため、意図的に高い場所で計測を行うようなごまかしは行わず、真摯にやりたいと思っています。測定地点は大気中(高さ150cm程度)、舗装路面と土壌(いずれも高さ5~10cm程度)での実施を考えています。すでに試験的な測定によって、小数第2位(100分の1マイクロシーベルト/時)は気流によって小刻みに変動し、一定しないことがわかったので、小数第2位については、小数第1位までの数値が安定した後10秒間、ガイガーカウンターを固定し、その間に計測された最も高い数値をもってその時間のその場所、その条件下における計測値とします。

なお、発表は上でも触れたとおり、「福島原発事故に伴う放射能測定値」カテゴリで発表します。
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