最高の行楽日和となった2日、男性7名+女性4名の総勢11名で毎年恒例の嵐山ゴールデンマラニック2010を楽しんできました。
今年は我がロードアスリート(ROAD ATHLETE 別名:道路遊人)創立20周年であるため、参加メンバーの半数くらいの人が20周年記念ウエアを着てランニング(私はマラニック前後で着用(^_^;)。
コースは、阪急・嵐山駅前をスタートして、渡月橋~天竜寺~二尊院~化野念仏寺~下六丁峠~清滝川沿い~清滝~試峠~鳥居本~釈迦堂(清涼寺)~渡月橋に戻り、小休止の後は更にそこからお酒の神様「松尾大社」往復という実走行距離約17Kmです。
化野念仏寺の横を通過して山間部に入ると、マラニック名物の急な登り坂が始まります。全長約500mで、最初は傾斜も緩やかでまあ何とかなるかなと思っていたら、どんどん急傾斜になり、歩くのと殆ど変わらないくらいのスピードに落ち、息もハアハアゼイゼイ言い出します。思わず歩きたくなるのですが、ここが我慢のしどころです。最後の超急坂を全く足の上がらないスローモーションのような走りでもがくこと1~2分?で峠に到着!ひゃーっ、今年も登り切ったー。峠を吹き渡る風が心地よいですし、仲間の顔も思わずほころびます。
この急坂を立ち止まることなく走りきることは凄いトレーニングになりますし、ここを経験していると福知山名物・ラスト1kmの急坂も苦にならなくなりますね。
その後のヘアピンカーブの大下りでは思い切り飛ばす人もいました。清滝川の清流沿いは、ここも軽やかに走り抜ける人とのんびり歩く人に分かれましたが、各人が思い思いのペースで素晴らしい景色を楽しみました。
清流に別れを告げた後、短いながらも2回の急坂を頑張ると試峠に到達。そしてここからの復路はもうひたすら下りのみとなります。ぶっ飛ばす人、のんびりマイペースで下る人、これまでほぼずっと固まりで走っていたメンバーも次第にばらけます。私も今年は途中から次第にペースアップし、約2kmを快調に飛ばしました。フルマラソンの終盤をこんなスピードで飛ばせたら最高の気分でしょうね。実際のレースでは苦しみのみとなることが多いのですが、この日はめちゃくちゃ気持ち良かったです。観光客で賑わう平地に下ってきてからは、コロッケを食べたりのお楽しみもありました。
渡月橋に戻ってきてからは、飲んべえの多いロードアスリートには欠かせない松尾大社での「のんべえ」祈願ラン(ここは往復で3km)も怠りなく済ませました。
ランの後は天六に移動し、銭湯で汗を流してから打ち上げへ。いつも通りよく食べて飲んで語り合いました。
実際の走行距離は17km程度の模様ですが、強烈な上りがある分、約20kmの価値があると思います。昨日は気温は高かったものの、終始爽やかな風が吹いてとても快適なランでした。このマラニックをきっかけに、すっかりサボっているランも復活させなくては!とブログには書いておこう。。。