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ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

嵐山ゴールデンマラニック2010

2010-05-03 23:50:00 | ランニング

最高の行楽日和となった2日、男性7名+女性4名の総勢11名で毎年恒例の嵐山ゴールデンマラニック2010を楽しんできました。

今年は我がロードアスリート(ROAD ATHLETE 別名:道路遊人)創立20周年であるため、参加メンバーの半数くらいの人が20周年記念ウエアを着てランニング(私はマラニック前後で着用(^_^;)。

コースは、阪急・嵐山駅前をスタートして、渡月橋~天竜寺~二尊院~化野念仏寺~下六丁峠~清滝川沿い~清滝~試峠~鳥居本~釈迦堂(清涼寺)~渡月橋に戻り、小休止の後は更にそこからお酒の神様「松尾大社」往復という実走行距離約17Kmです。

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化野念仏寺の横を通過して山間部に入ると、マラニック名物の急な登り坂が始まります。全長約500mで、最初は傾斜も緩やかでまあ何とかなるかなと思っていたら、どんどん急傾斜になり、歩くのと殆ど変わらないくらいのスピードに落ち、息もハアハアゼイゼイ言い出します。思わず歩きたくなるのですが、ここが我慢のしどころです。最後の超急坂を全く足の上がらないスローモーションのような走りでもがくこと1~2分?で峠に到着!ひゃーっ、今年も登り切ったー。峠を吹き渡る風が心地よいですし、仲間の顔も思わずほころびます。

この急坂を立ち止まることなく走りきることは凄いトレーニングになりますし、ここを経験していると福知山名物・ラスト1kmの急坂も苦にならなくなりますね。

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その後のヘアピンカーブの大下りでは思い切り飛ばす人もいました。清滝川の清流沿いは、ここも軽やかに走り抜ける人とのんびり歩く人に分かれましたが、各人が思い思いのペースで素晴らしい景色を楽しみました。

清流に別れを告げた後、短いながらも2回の急坂を頑張ると試峠に到達。そしてここからの復路はもうひたすら下りのみとなります。ぶっ飛ばす人、のんびりマイペースで下る人、これまでほぼずっと固まりで走っていたメンバーも次第にばらけます。私も今年は途中から次第にペースアップし、約2kmを快調に飛ばしました。フルマラソンの終盤をこんなスピードで飛ばせたら最高の気分でしょうね。実際のレースでは苦しみのみとなることが多いのですが、この日はめちゃくちゃ気持ち良かったです。観光客で賑わう平地に下ってきてからは、コロッケを食べたりのお楽しみもありました。

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渡月橋に戻ってきてからは、飲んべえの多いロードアスリートには欠かせない松尾大社での「のんべえ」祈願ラン(ここは往復で3km)も怠りなく済ませました。

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ランの後は天六に移動し、銭湯で汗を流してから打ち上げへ。いつも通りよく食べて飲んで語り合いました。

実際の走行距離は17km程度の模様ですが、強烈な上りがある分、約20kmの価値があると思います。昨日は気温は高かったものの、終始爽やかな風が吹いてとても快適なランでした。このマラニックをきっかけに、すっかりサボっているランも復活させなくては!とブログには書いておこう。。。


映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」

2010-05-02 00:31:11 | 映画

映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」
★★★★:75~80点

Nodame2

「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」を見てきました。◎◎割引です(^_^;

1月に見た映画「のだめカンタービレ 最終章 前編」は、音楽+ヨーロッパの街並み、建物+のだめ、千秋たちの魅力満開で85点という高い評価をしました。

前編が「千秋先輩」編であったことから、後編が「のだめ」編となることは予想できましたが、前編よりややシリアス調で、コミカル&楽しいシーンも前作よりは少な目でした。というよりも、コミカル&楽しいシーンは結構たくさんあったのですが、その表現方法が前編とほぼ同じだったので、やや目新しさに欠けた気がしました。全体的には大人向きで、前編との対比で地味目の作品になっていたと言えるでしょうか。私の場合、そのあたりが若干の減点対象となりました。ですが、想像以上にのだめの苦悩と焦り(裏返しとして、音楽への思い)、千秋先輩への想い、千秋ののだめへの想いなどがきちんと描かれ、音楽シーンは前編以上に丁寧に作られ、音楽映画&ラブ・ストーリーとしては実によくできていたと思います。

演奏シーンは見事のひとこと!コンサートシーンでの”のだめ”(上野樹里)のピアノ、コンクールシーンでの清良(水川あさみ)のヴァイオリンは、よくある手アップ&顔のクローズアップ(手元は映さない)の切り替えとは異なり、顔から手元にかけて連続で映したりなども多かったですね。音なしなので、練習さえすれば動きは真似できるのかもしれませんが、それでも素晴らしかったです。役者根性を見たような気がしました。

また、千秋の指揮ぶりも随分上達したもんだと思いました(^_^)。回想シーンで出てきたSオケ・コンサートでの指揮など素人っぽさ丸出し(わざと?)でしたから。

妙に印象的だったのは、のだめがシュトレーゼマンからコンサートでの共演(協奏曲)に誘われるシーンで、その神秘的というか幻想的な雰囲気が「オペラ座の怪人」でヒロイン・クリスティーヌが怪人に地下に誘われるシーンを思い出させ、魔法陣(?)が出てくるCGは「ダヴィンチ・コード」みたい?と思いました。

のだめの衝撃的なコンチェルト・デビューがあったので、憧れの千秋先輩との共演は、あるとしてもちょっと違う形になるだろうなあ(例えば仲間内だけでの場で共演とか・・・)と思いましたが、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」を持ってきましたか。なるほどなあ。これでお互いの想いを確かめあうことになる、お洒落で素敵なシーンでした。のだめの表情が次第に柔らかくなると共に、千秋と音楽を作り上げる喜びがよく表れていました。また、終盤ではのだめが急に(?)大人びた感じになるのも面白かったです。エンディング、橋の上での長いキス・シーン(次第にロングシ・ョットに)も素晴らしい。それにしても、”のだめ=上野樹里” としか言いようのない熱演っぷりには拍手喝采です。

P.S.
 のだめがシュトレーゼマンと共演したプラハの市民会館は私の大好きな
 建物で、プラハ・ウィーン旅行の際にそこのスメタナホールでコンサートも
 聞いたので、懐かしく嬉しかったです。

 http://blog.goo.ne.jp/hirohiro009/d/20080322
 http://blog.goo.ne.jp/hirohiro009/d/20080324

◎参考ブログ

   そらさんの”日だまりで読書”

      ラストシーンについての感想は同感!

   コルクさんの”みかんの缶詰。”

      細かな感想は、かなりコルクさんと似通っていますね。

また、前作同様、映画に登場する名曲の数々はナクソス公式ブログ第3番「調子の悪い鍛冶屋」の”映画「のだめカンタービレ 最終楽章後編」登場曲リスト♪ ”から曲名をコピーさせて頂きました。ありがとうございました。☆は私が良いと思った曲です。今回は協奏曲が多いですね。

 ☆ベートーヴェン: 交響曲第7番 - 第1楽章(ピアノ編)
   リムスキー=コルサコフ: 熊蜂の飛行
     J.シュトラウス2世: トリッチ・トラッチ・ポルカ
     ヴィヴァルディ: 「四季」より冬 - 第2楽章
     ハイドン: 弦楽四重奏曲第77番「皇帝」:第2楽章
        「神よ、皇帝フランツを守りたまえ」
     リール: フランス共和国国歌「ラ・マルセイエーズ」
 ☆ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 ☆モーツァルト: クラリネット協奏曲 - 第2楽章
 ☆ラヴェル: ピアノ協奏曲 - 第1楽章
   ☆ショパン: ピアノ協奏曲第1番 - 第2楽章「ロマンツァ・ラルゲット」
   ショパン: ピアノ・ソナタ第3番
 ☆ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第31番
   ベートーヴェン: 交響曲第7番 - 第3楽章
 ☆マーラー: 交響曲第5番 - 第4楽章
   ヴィヴァルディ: 「四季」より夏 - 第3楽章
 ☆ショパン: ピアノ協奏曲第1番
   マスカーニ: 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 - 間奏曲
 ☆ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 - 第2楽章
 ☆モーツァルト: 2台のピアノのためのソナタ K448 - 第1楽章
   ガーシュウィン: ラプソディー・イン・ブルー