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ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

にっぽん木造駅舎の旅100選(萩原義弘)

2010-05-13 22:39:06 | 本と雑誌

Ekisha1 にっぽん木造駅舎の旅100選(平凡社)

最近買った本ですが、美しく大きな写真満載で素晴らしかったです。類書はこれまでにも多数出ていると思いますし、私も何冊か所有していますが、美作滝尾駅、鳥居本駅、新八日市駅、畝傍駅(貴賓室の内部写真もあり)、若桜駅などに惹かれて即購入。ソフトカバーで携帯しやすいのも良いですね。

以前から鳥居本駅は訪れたいなあと思っていたこともあって、本書購入後にすぐに探訪に行きました(^_^;

yumeさんのブログに若桜駅の駅舎や転車台の写真があり、こちらも必見です(鉄道や他の駅などについての記事も満載です)。


2010年・中之島バラ園、今年も3分咲き

2010-05-10 20:00:00 | まち歩き

洋風建築めぐりの前に時間があったので、今年もちょっと早いかなと思いつつも中之島バラ園に寄ってみました。で、やはりまだ3分咲きといった感じでした。花の重なりの写真は撮りにくいものの、咲いているバラの中にはなかなかキレイなものもあり、とりあえずアップします。

昨年の記事はこちら

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聖母女学院(香里園)

2010-05-09 10:09:10 | 近代建築

今月の「関西 洋風建築めぐり」講座(講師:川島智生先生)は香里園の聖母女学院でした。

1923年(T12年)に大阪市玉造に開校した聖母女学院は、1932年(昭和7年)に寝屋川市香里園に新築移転しました。設計はチェコ出身のアントニン・レーモンドで、講座でのレーモンド建築は以前に小林聖心女子学院を見学しています。聖母女学院も以前に門の外から正面玄関部のみ眺めたことはありますが、内部の見学はもちろん初めてです。

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正面から見た限りでは玄関周りは様式建築風ですが、半円アーチの回廊にはスパニッシュの味わいもあります。しかし、遠目からはそれ以上を想像することは難しく、今回内部を見学させて頂いて、平面構成・構造・デザインなどの多様性に驚くことになりました。

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玄関部から内部を見ると、まず床一面のタイルに目をひかれます。3種類の小ぶりなタイルの組み合わせですが、華やかさと落ち着きがあります。壁(付け柱?)や天井面も玄関ホール部という性格上か、なかなか凝った造りになっています。そして、さらに奥を臨むと・・・幅が広く(目測で3.5m)高さもたっぷりある廊下が真っ直ぐに延びています。これは凄い!奥行きは何mあるのでしょうか。150mくらい?長すぎて奥の方はよく見えません。床面には大判の矩形タイル(? 石調の床材?)が敷き詰められ、デザイン的にも見事です。この眺めは圧巻ですね。玄関部からこの廊下が真っ直ぐに延び、これが軸線となって(上の写真の矢印)、それに直行する形で複数の校舎棟が張り出すフィンガータイプと呼ばれる平面計画になっています。私はこのような校舎配置を見たのは初めてです。

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いったん外に出て敷地の奥に進んでいきます。前庭は小さな噴水を持つ池があったりで伸びやかです。校舎を眺めると、軒や窓上には控えめながらもしっかりとした装飾が施されています。階段部に斜めに配置された窓はリズミカル。そして、とても印象に残ったのがコンクリート打ち放し仕上げの雨天体育室(でしたでしょうか)です。柱・梁の構造が実によく分かります。構造は鉄筋コンクリート造ではなく、リベットで接合されたアングル(L型鋼)+フラットバー(平鋼・帯鋼)の周囲にコンクリートを流し込んだSRCとも言えるものだそうです。周囲4面の内、2面は全面ガラスの大開口で、光を大胆に取り入れるようになっており、内側からの眺めも素晴らしいですね。柱スパンが広く、この大開口部は地震の際に構造強度的にやや弱いともいえますが、残り2面が壁なので、そちらで耐えるという考え方だろうとのことでした。ここは80年ほど前の最も初期のコンクリート構造ですが、その構造美は素晴らしく、私は今見てもカッコイイと思いました。

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再び内部です。階段部のデザインが良いですね。全体的に階段や廊下の幅が広く、昇降や歩行しやすいように思いました。床はデザイン・色合い・質感が素晴らしいのですが、金色の目地部も幅をきちんと使い分けていて見事です。

そしてチャペルへ。ここも素晴らしかったです。全体的にはモダンな感じで、折れ板状になった天井、側面上部の色ガラスを用いたステンドグラス(というのかなあ。。。)、寄せ木細工の床などが特徴でしょうか。明るく、柔らかな光が注いでいました。

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敷地外から見ていた限りでは、内部にこのような素晴らしい空間が広がっているとは思いもよらず、今回も驚きと感動の見学となりました。案内して下さった聖母女学院の皆さん、引率・解説の川島先生、ありがとうございました。

◎参考ブログ:

   yumeさんの”京都ひとり歩き - yume_cafe -”


高槻ジャズストリート2010

2010-05-05 18:33:05 | 音楽

4日は午後から「高槻ジャズストリート2010」に出かけました。

Takatsuki_jazz10_poster_tこれは全国から約3000人のミュージシャンが高槻に大集合し、2日間にわたって全43会場でジャズ他のパフォーマンスを繰り広げるものです。今回が12回目で、いわゆる興行イベントではなく、市民(普通の人々)による、市民のための、手作りのお祭りだそうです。

<公式ホームページより>

高槻を音楽あふれる明るく楽しい街にしようという思いから、1999年に始まりました。毎年ゴールデンウィークの2日間、すべての会場が入場無料で誰でも気軽に音楽を楽しむことのできる、日本最大級の手づくり音楽イベントです。

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ビッグバンドを聴きたかったので、まずはメイン会場らしい高槻現代劇場大ホールに行ってみました。ところが、既に1700人収容のホールは満員で、外に長蛇の列ができていました。とりあえず最後尾に並びかけたのですが、出ていくお客さんがいない限り入れないとのことで、早々とここはあきらめることに。で、市民グランドの方に回ってみたら、ここもテーブル・イス席にはお客さんがいっぱいです。この日は猛暑かと思うくらいの好天で、屋外でずっと立ったまま聴き続けるのはキツイなと思い、同じくビッグバンドの演奏がある教育会館研修ホールへ行くことにしました。

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ちょうど前のステージが終わって入れ替え時間になったところのようで、何とか中央に座席を確保できました。15時からのステージはトロンボーンの谷口知巳さん率いるビッグバンド「京都コンポーザーズジャズオーケストラ」(16名、高槻には初参加)です。ボーカルの曲などをCDでちょっと聴いたりする程度で、ジャズは初心者の私(ジャズ関係の実演を聴いたのは、ジャズ・ミュージカル「スウィング!」くらいですね)。出演者の方も曲も全く知りませんでしたがm(_ _)m、ブラスセクション(というのでしょうか、トランペットなど)の音がもの凄く、迫力のあるサウンドが素晴らしかったです。知人の方(tp)が飛び入りゲストとして参加されたりも面白かったですね。ピアノの女性の方(関谷友加里さん?)は他の会場でもお見受けしました。会場は立ち見&階段での座り見の方も多く、大盛況でした。

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続いて16時からは、やはりビッグバンドの「ザ・エロージャズオーケストラ」です。オフィシャルブログはこちら。先ほどのステージがかなり盛り上がったので、こちらはどうなのかなとちょっと危惧したのですが・・・失礼しました。こちらも凄かったです。後からネットで色々調べてみたら、実力&実績のあるオーケストラなんですね。無知をお詫び申し上げます。

こちらは途中で女性ヴォーカル・北野佳奈子さんが加わり、「LOVE」他で美しくパワフルな歌を聴かせてくれました。華奢な身体からオケに負けないあんなパワフルな声が出るんですね。ビックリです。トランペット・トロンボーン・サックス、リズムセクション(ピアノ・ベース・ギター・ドラムス)のソロ部分も申し分ない熱演で、終盤の会場内の盛り上がりは凄かったです。市橋隆さん(?)のドラムスソロは曲芸風な見せ場もあって、凄かったし楽しかった!

写真を撮るよりは音楽に集中せねば!で、結局、屋内での写真は先の1枚のみでした。

その後、市民グランドで「大阪大学 The Wave Jazz Orchestra」を聴きましたが、屋内でど迫力の演奏を2ステージ聴いたので、どうしてもそちらの方の印象が強くなってしまいますね。

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ビッグバンドの演奏に満足し、そろそろ帰ろうかなと阪急高槻市駅まで戻ってくると、駅前の噴水広場で18時から次のステージが始まろうとしていました。なになに「つぼ八グループ」?TSUBO-KENこと、サックス奏者の坪山健一さん率いる7人グループです(これらは後から調べました)。ここも素晴らしかったですね。屋外ではありますが、回りに建物があったりして結構音も響くようでした。音響機器?による増幅がどの程度あるのかよく知らないのですが、やはり生で聴く音楽は迫力があるし、凄いですね。語りも面白いTSUBO-KENさんの静かなサックスソロから始まる「浜辺の歌」などはしっとりとして美しく、他の曲の華やかで迫力あるサウンドとの対比も面白かったです。

今回、初めてジャズの生のサウンドを体験したといえますが、聴いたバンドが良かったのか、迫力や美しさと共に、ソロの超絶技巧?やアドリブの面白さなどを存分に堪能しました。これまではクラシックのCDを多数所有し、ひと頃はコンサートにもよく通っていたのですが、自由奔放さと熱気もあるジャズのライブ演奏を聴きに行きたくなりました。でも、その前に色々曲も覚えた方が楽しさ・感動も倍加するんでしょうね。これはクラシックなどでも同様ですが。それと、楽器を弾けたらなんて素晴らしいんだろうなあと改めて思いました。


神戸スカイアドベンチャーすずらんで遊ぶ

2010-05-04 23:43:09 | スポーツ

PCはGW前に無事復活しましたが、今年のGWは晴天続き&連日の行楽日和で、今日まで6日連続の外出です。まあ、よう遊ぶわ。。。

3日は今年のGWで唯一、家族全員で行楽に出かけました。昼前に家を出て、まずは南京町・中華街で昼食を。ですが、この日も快晴で最高の五月晴れとなったせいか、南京町・中華街も凄い人出で、通りはごった返していましたし、昼食を摂るのも一苦労でした。とある店の行列に並び、食べ終わるまで1時間半近くかかったでしょうか。

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それでも何とか空腹を満たした後は、初の体験となる「神戸スカイアドベンチャーすずらん」へ。ここは、スタートからゴールまで、地上約7mの高さに張り巡らされた、様々なエレメント(遊び)にチャレンジしていくアドベンチャーコースです。

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おおーっ、これか。。。広さは思ったほどありませんが、確かに高所に張り巡らされたワイヤーやロープ、板、丸太の上を皆が渡っていきます。”チャレンジャーはハーネスを装着し、ライフラインと呼ばれる命綱をワイヤーにかけてスタートします。インストラクターの指示をしっかり守れば、地上に落下することはありません”とありましたが、めっちゃ怖そうです。

準備を整えて我が家の4人もいよいよスタートです。順番は私、次男、長男、妻となりました。序盤は1、2カ所やや手こずるところがありましたが、上の方に張られた補助ロープなどを持ったりして何とかクリア。背の低い次男はそこに手が届かず、途中で「無理!」と言いましたが、引き返すことも(原則として)途中で降りることもできません。何とかなだめて&私が最後の方は少し手を貸してここをクリアしました。

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そして中盤です。ここらから手強いエレメントが次々と現れます。「パラレルロープ」、「バランスボード」など思わず自身の命綱を握る手に力が入り、1つクリアする毎にどっと疲れが。。。1周200m全18エレメントですが、いざ回ってみると長いとも感じます。

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↑これが「バランスボード」です。丸い板の中央にきちんと足を置かないと足元がグラグラして結構怖かったです。板と板の間がかなり離れており、次男などはよくうまく渡れたものですね。

そして、私が最も恐怖感を感じたのが、「手つなぎトラバース」でした↓。ひえーっ、補助ロープがぶら下がっているものの、まるで綱渡りそのものやんか。体重のある私がロープに乗り、少しバランスが崩れたりすると揺れて恐怖感が一層募ります。それでも何とか耐えて踏ん張って?一番ここに時間をかけてクリア!あー、ビビッた。
もう、あまり写真を撮ったり子供達をかまっている余裕がありません(^_^;
後から聞くと、子供達も妻もここはそう怖くなかったとのこと。何で?

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その後、幾つかのエレメントをクリアし、最後は「ジップライン」と呼ばれるターザンごっこのようなエレメントで地上へ。係の人に”もう1周、連続で回られますか?休憩されますか?”と問われて、迷うことなく”休憩します!”と答えました(^_^;。

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4人が1周するのに30分以上かかったでしょうか。命綱を握った右腕と右手がめちゃくちゃ疲れています(笑)。時間はまだまだありますが、もういいか・・・という気分になっていたのですが、しばし下で休憩して他の人の様子などを見ている内に、男3人が2周目にチャレンジすることになりました。

そして再び地上7mへ。スタートしてみると、やはり1回体験していると恐怖感は全然違います。バランスの取り方や大体の難易度も分かっているので、スピードもかなりアップ。1周目の女の子のグループがキャーキャー言っている脇を追い抜いていきます。命綱をセットするワイヤーは内と外の2ラインがあり、1周目の人は内側ライン、2周目以降の人は外側ラインを使用するので、エレメント間の休憩スポットでの追い抜きも可能なのです。彼女達はチビたちが2周目はスイスイと追い抜いて行くのを見て”スゴーイ!”と感嘆の声を上げていましたが、たった1回とはいえ経験というものは凄いものですね。私は2周目も「バランスボード」と「手つなぎトラバース」が怖かったですが、今度は10分強で回れました(^_^)。3周目はチャレンジせずでしたが、5分くらいで回れるかも。うーん、何という自信なんでしょうね。

この日見ていた限りでは、誰もバランスを崩したり、ロープから足を滑らせたりして命綱にぶら下がるシーンはありませんでした。結構難しいのにね。恥をかかなくて良かった~。。。

恐怖感を伴うなかなか貴重な体験は子供達も面白がっていました。この後は、三宮に戻って神戸牛のステーキ・ディナー他を頂き、家族全員の行楽を無事に終えました。目の前で焼いてくれるサーロイン・ステーキは柔らかくジューシーでとても美味しかったです。