ゴールデン・ウィークのとある1日、久々に近江八幡をじっくり探訪したのですが、その際、朝一番で彦根まで足を伸ばし、さらに近江鉄道に乗り換えて「鳥居本駅」を見てきました。
以前、仕事で滋賀県の工場に行き、更にその足で出張先の群馬県に移動すべく米原までタクシーに乗ったとき、偶然「鳥居本駅」前の交差点で信号待ちの停車。おおーっ!これが「鳥居本駅」か。。。素晴らしいなあ。。。と感動したのですが、その日はタクシーを降りる時間もなく、後ろ髪を引かれる思いでそのまま米原まで行きました。で、今回の捲土重来です。
「鳥居本駅」は先に紹介した「にっぽん木造駅舎の旅100選」でも大きく採りあげられていましたね。この駅舎は昭和6年開業当時からのもので、マンサード屋根が最大の特徴でしょうか。玄関まわりと煙突も味わいがあります。また、高い天井の待合室も造作&デザインが見事でした。
この日は五月晴れで、駅舎も朝日を浴びて輝いていました。この駅舎のためだけに1時間以上余分の時間をかけたのですが、十分にその価値がありました。また、近江鉄道および沿線そのものもレトロな味わいがあって素晴らしいですね。