半田駅には木造最古の跨線橋があると聞いていたが、半田駅自体も古くて素敵な駅とは
知らなかった!
ホームの上屋の木の柱の並びが美しい!古い柱がきれいなのは上部の構造があるせいだろう。
今のものは技術の進歩により構造美というものを失ってしまった気がする。
跨線橋の低い上り口が古さを物語っている。
最近は駅の改修や橋上化が進み古い木造の跨線橋がどんどんなくなってきている。
半田駅にはレンガのランプ小屋もある。大事にしてほしいと思う。
さて半田では駅で散策マップをもらえ、観光に力を入れているまちだとわかる。
ミツカンの創業地で今も本社があり、運河沿いにはミツカンや醤油メーカーの大きな蔵が
建ち並ぶ。独特の景観の中を歩くとお酢のいい香りが漂っている。
コールタール塗りの黒ぐろとした板張りの蔵は、中は土壁なのだという。
火事が起きた時には延焼を防ぐため外張りの板を外したとか。
ははぁ、よく板張りの建物で縦の角材をさらに短い横材で押さえ、それをL型の金物で固定して
いるのを見かけるが、あれは横材を外すことによって全部の張り板を外せる構造だったのか。
また土壁の蔵などでL型の金物だけが突き出したのも見かけるが、板張りの名残だったのか。
ミツカンの本社は角地に曲面のファサードを立ち上げた堂々たる近代建築。
周辺の蔵の街並みにあわせてか、外壁は濃いめのグレーに塗られている。装飾は一部に限られ、
シンプルなのがかえって黒船のような迫力をかもし出す。もとは銀行建築だったようだ。
昔は酒造の盛んな地で、ミツカンの創業家である中埜家ももともとお酒を作っていたが、
そのときにでる「かす」からお酢を作る方法を開発したのが始まりという。
酢メーカーはミツカンのみで、酒造も昔は多くの銘柄があったが減ってしまったとか。
武豊は醤油、半田は酒と酢、衣浦湾の向こう側の碧南ではみりん、と醸造地帯であったこの地域は
昔からきれいな水が豊富だったのか。知多半島はため池が多く民間水道がいち早く作られた
などという話を聞くと、むしろ水の確保に苦労してきたような印象を受けるのだが、
どうなんだろう。
とにかく中埜家を中心として豊かな産業で栄えてきたまちなので散策も楽しい。
名鉄住吉町駅の方まで行くと旧カブトビール工場のレンガ建築がある。ただ巨大なだけじゃなくて、
壁の外側に木の筋交いを見せ窓を大きくとった低層棟があったり、起伏のある地形を生かした(?)
サンクンガーデンのような空間があったり面白い。
今は住宅展示場になっている隣接地や裏の空き地もおそらくカブトビールの敷地だったんだろう。
日も落ちてきた。あと旧中埜家住宅を見に行こう。細い小路を入ったり、クラッシュ瓦物件や
超緑化物件を見たりしながら歩く。
途中人がいたので、旧中埜家住宅はどこですか?古い洋館なんですけど、と聞いたら、
そのおじいさんは、あぁ半六さんとこね、と友達の家でも教えるような口調で教えてくれた。
おとぎ話にでもでてきそうなロマンチックな洋館。急勾配の屋根が複雑に重なりどこから見ても
見栄えする。この素敵な建物は現在紅茶専門店として使われている。コーヒーでなく紅茶なのは
苦いコーヒーが飲めないオコチャマの私にとってはこの上なくうれしいことだ。
・・・むむ、しかし電車の時間が。。。1本遅らせようか、ここで1本遅らせたら家に着くのが
どのくらい遅れるのか。。。。入ろうか入るまいかと時刻表を見ながら考えている間に、
CLOSEDのプレートが。あぁ諦めがついた。
家まで4時間。武豊線にはまだ心残りがいっぱい。。。
知らなかった!
ホームの上屋の木の柱の並びが美しい!古い柱がきれいなのは上部の構造があるせいだろう。
今のものは技術の進歩により構造美というものを失ってしまった気がする。
跨線橋の低い上り口が古さを物語っている。
最近は駅の改修や橋上化が進み古い木造の跨線橋がどんどんなくなってきている。
半田駅にはレンガのランプ小屋もある。大事にしてほしいと思う。
さて半田では駅で散策マップをもらえ、観光に力を入れているまちだとわかる。
ミツカンの創業地で今も本社があり、運河沿いにはミツカンや醤油メーカーの大きな蔵が
建ち並ぶ。独特の景観の中を歩くとお酢のいい香りが漂っている。
コールタール塗りの黒ぐろとした板張りの蔵は、中は土壁なのだという。
火事が起きた時には延焼を防ぐため外張りの板を外したとか。
ははぁ、よく板張りの建物で縦の角材をさらに短い横材で押さえ、それをL型の金物で固定して
いるのを見かけるが、あれは横材を外すことによって全部の張り板を外せる構造だったのか。
また土壁の蔵などでL型の金物だけが突き出したのも見かけるが、板張りの名残だったのか。
ミツカンの本社は角地に曲面のファサードを立ち上げた堂々たる近代建築。
周辺の蔵の街並みにあわせてか、外壁は濃いめのグレーに塗られている。装飾は一部に限られ、
シンプルなのがかえって黒船のような迫力をかもし出す。もとは銀行建築だったようだ。
昔は酒造の盛んな地で、ミツカンの創業家である中埜家ももともとお酒を作っていたが、
そのときにでる「かす」からお酢を作る方法を開発したのが始まりという。
酢メーカーはミツカンのみで、酒造も昔は多くの銘柄があったが減ってしまったとか。
武豊は醤油、半田は酒と酢、衣浦湾の向こう側の碧南ではみりん、と醸造地帯であったこの地域は
昔からきれいな水が豊富だったのか。知多半島はため池が多く民間水道がいち早く作られた
などという話を聞くと、むしろ水の確保に苦労してきたような印象を受けるのだが、
どうなんだろう。
とにかく中埜家を中心として豊かな産業で栄えてきたまちなので散策も楽しい。
名鉄住吉町駅の方まで行くと旧カブトビール工場のレンガ建築がある。ただ巨大なだけじゃなくて、
壁の外側に木の筋交いを見せ窓を大きくとった低層棟があったり、起伏のある地形を生かした(?)
サンクンガーデンのような空間があったり面白い。
今は住宅展示場になっている隣接地や裏の空き地もおそらくカブトビールの敷地だったんだろう。
日も落ちてきた。あと旧中埜家住宅を見に行こう。細い小路を入ったり、クラッシュ瓦物件や
超緑化物件を見たりしながら歩く。
途中人がいたので、旧中埜家住宅はどこですか?古い洋館なんですけど、と聞いたら、
そのおじいさんは、あぁ半六さんとこね、と友達の家でも教えるような口調で教えてくれた。
おとぎ話にでもでてきそうなロマンチックな洋館。急勾配の屋根が複雑に重なりどこから見ても
見栄えする。この素敵な建物は現在紅茶専門店として使われている。コーヒーでなく紅茶なのは
苦いコーヒーが飲めないオコチャマの私にとってはこの上なくうれしいことだ。
・・・むむ、しかし電車の時間が。。。1本遅らせようか、ここで1本遅らせたら家に着くのが
どのくらい遅れるのか。。。。入ろうか入るまいかと時刻表を見ながら考えている間に、
CLOSEDのプレートが。あぁ諦めがついた。
家まで4時間。武豊線にはまだ心残りがいっぱい。。。
半田は町全体が素敵ですね。
紅茶専門店さん。。私 入ったんですよ。でも何故か記事にしてない。。 ひっぱり出してこなくっちゃ。
そして半田駅をゆっくり見てないんですよ。。
武豊線も終着駅まで行ってないので、今度ゆっくりと思っています。
街の誇りでもあり、親しまれている様子がうかがえて微笑ましいです。
知多半島は味噌・醤油・酢などの醸造物が名産ですね。
半田界隈のホーロー看板に萌えです。
半田駅は典型的な国鉄駅の雰囲気ですね。駅舎の隣に貨物取扱施設があり、反対側には留置線が地方都市の拠点駅です。駅前に日通事務所と商店があれば最高です。
運河沿いの蔵はとても雰囲気があります。
今は堤防に遮られていますが、ここから直接船に積んでいたそうです。
慌しく欲張ってしまいますもんね。
たまにはゆったりした旅もしたいです。
そうなんです、私たちが活字で知る人名も、高齢の方にとっては
同時代を生きた人なんですよね。そんなことが感じられるセリフでした。
ある酒屋さんにこのトミー坊やがいっぱい描かれた紺色の前掛けが飾ってあって、
「欲しい!」と思いました(笑)
先週の木・金と研修で名古屋に泊まりがけの出張となって、金曜の夜に単身赴任中のランニング仲間と久々に飲み、ついでにもう一泊(もち自腹ですが)。翌土曜日はぷにょさんが探訪された半田と武豊を歩いてきました。
詳細な感想はまたブログに書きますが、半田・武豊ともに黒塗り壁の蔵や工場がたくさんあり、風情のある良い町でした。
体調はもう戻りましたか?
ブログ記事を色々参考にさせてもらいました。
ありがとう!
私も先週は山口の方へ日帰り出張があって、ちょっと寄り道して帰ろうと
もくろんでいたのですが、荷物がうっとうしくて仕事を終えたら
そんな気も失せてしまってました。。。
風邪は先週1日休んだら回復しましたが、実はまたちょっと
アクシデントがありまして・・・・なんだか気分が落ち込んでしまい、
この週末はだらだら過ごしてました。
ひろ009さんの武豊・半田探訪記楽しみにしています!