まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

武豊のあれこれ

2010-01-21 00:01:36 | 建物・まちなみ
武豊は東海道線大府から分かれた支線の終着駅。気動車がガーッとうなりながら走る
非電化単線の路線だ。沿線の衣浦湾周辺には大規模な工場が多数立地する。

武豊線は明治19年開通とその歴史は古い。
今の武豊駅は終着駅と言っても通過式の駅で、もとはさらに線路が伸びた先に武豊駅があった。
現駅ができてそこは武豊港駅となり、現在その跡地はポケットパークとして整備されていて、
「直角二線式転車台」と呼ばれる珍しい十字型レールの転車台も見られるようになっている。


そしてここは醤油や味噌の中小工場もまちなかにたくさんあり、小路を一歩入ると蔵やレンガ壁など
趣のあるまちなみが楽しめる。




このレンガはすごく厚いな!? 8cmぐらいある。


この瓦はすごく厚いな!?通常の瓦の2倍以上ある。何の瓦だったのだろうか。


神社の横を歩いていたら、境内に鉄道のランプ小屋のようなかわいいレンガ建築を発見!
ズボラして石の柵をまたごうとしたら、イテテ!太ももが。。。運動不足である(汗)。
というか、不謹慎である(恥)。


また歩いていたら、むむっ、古そうな木造建築が。公民館かな?
しかし荒れている。もう使われていないみたいだ。


近寄って窓から中を覗いてみると、、、棚には瓶がずらり、窯やいろいろな器具が置いてある。
窯業関係の研究所だったのかな!?




そしてふと足下を見ると、、、、、うわうわ!タイルが散乱しているじゃないの!!

打ち捨てられたタイルが忍びなくて、2~3枚拾い上げた。



本格的な洋館もあった。四方に破風を立ち上げどこから見ても美しいユタカフーズの事務所。
現在改修中。大事に使われているようだ。


駅近くの商店で四日市や冨田、名古屋などでよく目にした、籐かごの手押し車が売られていた!
自転車屋さんでもなく、荒物屋さんでもなく、家具屋さんでもない。さてこの店は何屋さん?

正解は、GSバッテリーの特約店でもある電機商会。
バッテリー→電動車椅子→手押し車、というつながりなんだろうか。


30分くらい駆け足で見るつもりが2時間たっぷり歩いてしまった。次は半田へ向かおう。

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5 コメント

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武豊駅 (マユ35)
2010-01-21 08:13:01
ここから日本油脂工場への引き込み線があったのですが、20年前に廃線となりましたね。
私は武豊を訪問したことは未だありません。
競馬の武豊が訪問したと聞いたことがあります(笑
高校生の時に大高から名駅まで乗った列車は、武豊発の気動車でしたが・・・。
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Unknown ()
2010-01-21 15:48:16
 この十字型の転車台、横浜の赤レンガ倉庫
 で発見されたのと同じ大きさでは?明治時代
 人力で動かしたそうですね。
返信する
それは「東西倉庫」では? (facilities01)
2010-01-21 20:34:37
ヨコから失礼いたします。
転車台は赤レンガ倉庫ではなく東西倉庫かと。
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2008/09/post_864.html

倉庫を壊したらでてくるというのが
歴史の地層みたいでおもしろい。
返信する
マユ35さん、 (ぷにょ)
2010-01-21 23:24:59
工場がたくさんあるので引込線もたくさんあったのでしょうね~

東海地方は貨物天国ですね!
この探訪でも貨物列車を見ていますので追ってアップします~
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仁さん、facilities01さん、 (ぷにょ)
2010-01-21 23:35:44
十字型の転車台は横浜の倉庫でも発見されていたのですか。
facilities01さんご紹介のサイトを見ると、直径2.5mと書かれていますね。
しかも数台密接して設置されているのが不思議な感じがします。
あの回転半径で何を乗せたのか??

武豊のは4mぐらいだと思います。
人力で回したと説明板にかいてありました。回るもんなんですねぇ~
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