北京旅行記その６は最終日（３日目）の故宮－紫禁城です。この日は一番天気が悪く（それでも雨は降らず）、写真の色が全く冴えないのが残念です。天気に合わせて記憶も何となくボンヤリしています。
台北の故宮博物院は、蒋介石が大陸から持ち出した小さいけれど高価な宝飾物や工芸品などが山のようにあって見応えたっぷりでした。一方、北京の故宮－紫禁城は、主に敷地のスケールと建物が見所なのですが、天気が悪いと印象が薄くなって損ですね。
午門から入場し、太和殿・中和殿・保和殿などからなる外朝を歩いたのですが、その後は宝物殿（？）で解説を聞きながら書・画などを見学し、結局、乾清宮などの内廷は完全にパスとなりました。ラスト・エンペラーの雰囲気もごく僅かしか味わえなかったなあ・・・。
今回の旅行、予想はしていましたが、やはりショッピング（博物館や工房を兼ねているところなどの見学を含む）がメインだったようで、４つの世界遺産も駆け足で巡った感じでした。ショッピングやお茶の時間をもう少し減らして、世界遺産をゆっくりと見たかったなあというのが本音です。でも、自己負担額が費用の２割くらいでは大きなことは言えませんね。会社には感謝・感謝です。
ずいぶん以前に行った時も、そんな感じでした。黄砂かと思っていたんですがスモッグかな？
万里の長城はヤッパリとてつもない物です。ピラミッドも大きさを考えるとすごいけど、長城は何千キロでしょう。人の偉大さを感じます。
中国はほんと、どこでも霞んでいました。
万里の長城へ行ったときも、霞の中から突然近いところに山のシルエットが見えて皆驚きの声をあげたくらいです。霧とはまたちょっと違っていたと思います。
長城そのものはやはり雄大でした。人類が築いた偉大な＆貴重な遺産ですね。