美しい国NIPPONさんが先の記事のコメント欄で書かれていたように、旧室谷家住宅の解体作業が遂に始まってしまったようです(asahi.comの記事)。
年明け後、兵庫県建築士会等から、文化庁長官、知事、神戸市長へ保存要望書が提出されたそうですが、解体の意向を発表したタイミング(世間は年末年始休に入る)といい、業者ペースのまま進んでしまったのでしょうか。
工事差し止め請求なども急には通らないのかな?
前所有者の方が売却の条件として現状保存を業者と約束されたそうですが、口頭での約束だったそうで(神戸新聞WEB NEWS)、契約書の特記事項などに記載されていないと建前論では苦しいのかもしれません。
文化財として登録されるときなどは建築士とも相談されたと思うのですが、今回の解体話(売却話ですか・・・)については相談とかされなかったのかなあ。そのようなルート等から多少なりとも話が漏れ聞こえてきていたら、もう少し早い対応策が取れた気もします。
私自身、建築関係の仕事を生業としていないので、そのあたりの実際的なことがよく分からないのですが。
いずれにしても、事態は急速に進展しています。
解体中止&保存へ向けて起死回生の秘策はあるのか?
◎参考ブログ(2007.1.18追加):
yumeさんの”京都ひとり歩き -yume_cafe-”
(ニュースで特集も組まれていたそうです)