ひろの東本西走!?

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PLUTO(2)

2005-05-19 22:38:00 | アニメ・コミック・ゲーム
PLUTO-2PLUTO(2)【豪華版】(小学館)
※ネタバレあり
今回も豪華版を買ってしまいました。
付録の(おまけの?)マーブルチョコも目当てのひとつ。
こんな凝ったことをするのだからシールがたくさん入っているに違いないと期待大(チョコレートが入っているはずはないし)

ですが、な、なんと、たったの4枚ですか。。。
しかも、復刻版は2枚のみ。これにはガッカリでした。

まあ、それはさておいて、本体では浦沢ワールドの魅力全開。
手塚アトムより遙かにサスペンス&ミステリーの要素が強いですね。
苦悩する刑事・ゲジヒト。
暗めのストーリーとタッチはあまり私好みではないのですが、手塚アトムをモチーフにしながらも良い意味で見事に決別して独自の浦沢アトムを作り上げていると思います。
凄い力ですよこれは。

闘神・ヘラクレス登場!
競技用パンクラチオンスーツや戦争用コンバットスーツの着用なども面白い。
ロボットが更にパワーアップする訳ですか。

モンブランも回想シーンで出てきて嬉しいかぎりでした。ただ、戦場のシーンだったのでちょっともの悲しかったですが。
本作品では外見は殆ど人間と同じロボットが多いのですが、その中ではモンブランが一番ロボットらしいですね。
モンブラン・ブランド・ヘラクレス、みんな同じ戦場に赴いたのか・・・。
ロボット同士の友情や心のつながりも実に丁寧に描かれています。

ブランド、最後のデータ送信が痛切でした。
敵の分析データを送ったつもりなのに、「あれ、おかしいな・・・」の声と共に届いたのは家族の画像だった・・・。
人間の想い出と完全に同じじゃないですか。これは泣けますよ。
ノース2号のときも泣けましたが。

第1巻のラストでアトム登場に驚いたら、今度はウランですか。うわー。
週刊誌の方ではエプシロンも登場したみたいですね。
プルートウはいつ登場するのか?
今のところ鬼のようなイメージが濃厚なのですが、本当に登場するのかな。

いったいこれからどのような展開になっていくのか、全然先が読めません。
ほんと、凄い作品です。