全米オープンテニスの準々決勝で、錦織圭選手が今年のウィンブルドン(全英)チャンピオン&リオ五輪金メダルのマレーとの死闘を3-2(1-6、6-4、4-6、6-1、7-5)で制して見事に準決勝進出を決めました!


今朝は6時15分頃に目覚ましで起き、すぐさまスマホで全米オープンテニスの状況をチェックすると・・・。前夜2時過ぎから始まったと思われる準々決勝が降雨中断を挟んでまだ続いており、何とセットカウント2-2のタイから最終第5セットに突入して今も試合中と分かりました。
即、妻に教え、テレビ(WOW WOW)でLIVE放映中であることを確認して、長男と次男も起こす(笑)。我が家は4人ともテニスをやるので(私は杖をついてのボレー&ボレーだけですが(汗))、息子たちもすぐに起きてきました。以降は最後まで4人で観戦&応援です。
最終セットは二人とも足腰を中心とした疲労度はかなりのようで、長いラリーは避けて多少のリスクを冒しても前に出たり厳しいコースに強打を打ち込んだりと、ハラハラドキドキの展開で迫力もめっちゃありました。サービスブレークの応酬となったこの試合。最後の方は得点経過などもよく覚えていません。互いにスーパープレーの連続で、我が家でも「おおーっ!」「凄い!」「ああーっ!」「惜しい!」「勿体ない!」「何で!?」「うわーっ!」「ええーっ!?」「チャンス!」「よっしゃー!」「やったー!」「勝ったー!」などの絶叫や悲鳴しか上がってなかった気もします。
このもの凄い試合が決勝だったらなあとの思いもありますが、こんなハイレベルで素晴らしいゲームをリアルタイムで見ることができて最高でした!
世界のトッププレーヤー達は突然強くなるというよりも、このような死闘・熱戦を幾つも経験して/修羅場を潜り抜けて、少しずつ強くなっていくんでしょうね。錦織もその階段を上がっていっているという気がします。
錦織・マレーの二人が共に死力を尽くして作り上げたビッグ・ゲーム。解説の松岡修造さんが「最後まで付き合ってくれたマレーにも大感謝!」と言われてましたが、「付き合ってくれた」という言葉には、アクシデントがあったりしても諦めずに、最後まで全力でプレーしてくれたことへの感謝と尊敬の気持ちがこもっていたと思います。
優勝というよりも、今期、特に最近絶好調の強い・強いマレーを倒したことに意義を感じ、とりあえずはいったんこれで満足なんて思ったりもしますが、壮絶な試合をものにした錦織選手にはもう2試合、痺れるようなプレーを期待しましょう!幸い明らかな故障(痛みなど)もなさそうですし、メンタルと共に肉体も進化したもんだ。