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ひろの東本西走!?

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死闘の準決勝、オランダ・スペインが決勝へ!

2010-07-09 23:50:00 | サッカー

サッカーW杯決勝の組み合わせはオランダvsスペインと決まりました。どちらが勝っても初優勝で、遂にブラジル、イタリア、ドイツ(西ドイツ)、ウルグアイ、アルゼンチン、イングランド、フランスに続く8ケ国目の優勝国が生まれます。決勝戦が待ち遠しいですね。

準決勝-1:ウルグアイvsオランダ

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このゲームは午前3時30分キックオフでしたが、何とまず妻が起きてテレビをつけて見始めたそうです。その後、長男が前半30分頃から起き出し(ウルグアイ・フォルランの素晴らしい同点シュートを見たそうな)、そして、関東方面への日帰り出張帰りの私は、23時30分頃から4時過ぎまで寝た後、前半終了間際からの観戦となりました。

2-1とリードしたオランダの3点目は、スナイデルと並んで好調なカイトの正確なキックからロッベンがドンピシャのヘディングシュートを放ち、これはGKが一歩も動けない完璧なものでした。一方、1-3となっても決してあきらめることのなかったウルグアイも立派でした。同じ南米勢でも1-0とリードしながら追いつかれ、1-2と逆転されてからはガックリときたブラジルと違い、ゴール前のフリーキックから意表をつくプレーで1点差に迫ったシーンには唸りました。何というセンス、何という執念、しかし何という落ち着き。これで終盤にわかに緊迫感が増し、最後もシュートさえ打てれば・・・といったハラハラ、ドキドキのシーンが続きましたが、遂にゲーム終了のホイッスルが。。。

オランダ 3-2 ウルグアイと点を取り合っての見応えある良い試合でした。ウルグアイはスアレスの欠場が痛かったですが、素晴らしい闘志でした。一方、決勝進出を決めたオランダ。ファンペルシーはまだ本領発揮といかないものの、ロッベン、スナイデル、カイトの攻撃陣は動きが良くてスピードもあり、凄みがありますね。

準決勝-2:ドイツvsスペイン

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この試合も午前3時30分キックオフでしたが、私が3時15分頃に起き出し、結局家族4人で深夜から早朝にかけて観戦するという凄い状況でした。教育上あまり好ましくないかもしれませんが、4年に一度、オリンピック以上ともいえる世界最大のスポーツイベントなのでね。これが我が家の教育方針かもです。

試合は最初からスペインの早く正確なパスが面白いように回ります。体格が似ている日本はスペインをお手本とすべきとか言われますが、本家のパスやトラップの正確さ、判断力を含む全てのスピード、ここぞというときにゴール狙う迫力などさすがにレベルが違います。アルゼンチンを4-0で撃破して”生まれ変わったドイツ”、一躍優勝候補とも言われ出したドイツでしたが、その試合とはうって変わったような動きでした。これもまんまとスペインのペースにはまったということでしょうか。

決勝点は後半28分、CKからのボールをプジョルが後方から勢いよく走り込んできての迫力あるヘディングがゴールネットを揺らしました。プジョルは前半にも威力あるヘディングシュートを放っていたので、狙い通りだったんでしょうね。

スコアは1-0でしたが、内容的にはスペインが圧倒していました。ドイツがオーッと思わせたシュートは1本だけだったかな?イングランド、アルゼンチンという強豪から4点ずつ奪って撃破してきたドイツが見せた意外な脆さ。相性などもあるとは思いますが、これもサッカーの怖さというか不思議なところですね。スペインのシャビ、ビジャ、イニエスタという攻撃陣もオランダと同様、素晴らしいです。ただ、ドイツも伸び盛りの若い選手が多いので、今後に期待がもてるといえます。

さあ、オランダvsスペインの決勝戦、8ケ国目の優勝国となるのはどちらか!?特にどちらが贔屓とかはないですし、個人的には迫力あるゴールシーンを見たいので、点を取り合っての3-2くらいの試合を期待したいです。


欧州強し! ドイツ、スペインも4強へ

2010-07-04 13:11:01 | サッカー

前日、”さて、今夜もアルゼンチンvsドイツ、パラグアイvsスペインという魅力的なカードがあります。2試合とも見たいけど、きついなあ。。。どうしようかなあ。。。”と書いていたのですが、結局、23時からのアルゼンチンvsドイツ戦を家族で見たあと、私だけが1時半から4時20分まで仮眠をとり、パラグアイvsスペイン戦の後半をLIVEで見ました。

それにしてもアルゼンチンが0-4で敗れるとは!勝敗はともかくとして、この結果は誰も想像していなかったでしょうね。ドイツに見事なFKから先制された後はアルゼンチンの攻勢が続いたものの、ゴールを決めきれません。逆にドイツがチャンスを確実にものにして追加点をあげ、ゴール前の混戦からフリードリヒが3点目を決めてからはアルゼンチンのモチベーションも一気に低下したようでした。このあたりのドイツの粘りは見事。ピッチを見つめるマラドーナの表情は悲しげでしたね。

テベスの走り回って、迫力&ガッツあるプレーは印象的でしたが、メッシは前半に1本素晴らしいシュートを放って一瞬のきらめきを見せたものの、キレが今いちのようでした。

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※写真は主に毎日jpより

パラグアイvsスペイン戦も凄かったですね。双方がPKのチャンスをGKのファインセーブで防いだ/防がれたのにはビックリ!予通りパラグアイの堅守vsスペインの攻撃力の対決となりましたが、最後はビリャがチーム60年ぶりのベスト4進出となる決勝ゴールを挙げました。流れるような早いパス回しに迫力あるシュートはまさしく世界の強豪です。

さすがに準々決勝は迫力があり、見応え十分でした。16強の日本も素晴らしかったのですが、ドイツやスペインが前に攻めるときのスピードと迫力に比べると、やはり数段劣っている感が否めません。これらの国と比べると、一気に8強、更には4強に進出するだけの実力はまだなかったということでしょうか。ただ、W杯の決勝トーナメントという大舞台で、スペインとのガチンコ勝負は見たかったですね。

準々決勝で3試合あった欧州と南米の対決は結局、全て欧州の勝利に終わりました。1次リーグを終えた時点では南米強しとの評価が多かったのですが、サッカーは分からないものです。さあ、3位決定戦も含めて残り4試合です。ドイツ強しの声が大きくなってきているようですが、組み合わせを考えてもどうなるかは分かりません。ウルグアイが南米唯一として意地を見せたら面白いですね。こちらも体調を整えて見なくっちゃ!

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オランダがブラジルを下し4強へ

2010-07-03 10:03:42 | サッカー

昨夜の準々決勝でオランダがブラジルを下し4強へ進出しました。

昨夜は長男と観戦。長男は期末テストのまっただ中なのですが、(一応?)サッカー部&オランダvsブラジルという好カードですので、この日は夜遅くのTV観戦もOKとしました。ただ、今日のテスト科目は中間試験で最も出来の悪かった理科なんですよねえ。。。まあ、ええか。。。

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※写真は毎日jpより

ブラジルがあっさりと先取点を入れたとき、中央にポッカリと空いたスペースを見逃さないロングパスとロビーニョの飛び出しは素晴らしかったのですが、このときのオランダの守りの緩慢さにも”あれ?” とビックリ!前半はこの後も完全なブラジルペースで、オランダは殆ど良いところなしでした。

接戦・死闘を期待しているので、ブラジルが先制した後はオランダを応援です。後半、ロッベンが厳しいマークにあいながらも徐々に存在感を出してきます。同点に追いついたシーンは結果的にオウン・ゴールでしたが、FKもそのままゴールに飛び込むような良いコース&スピードでしたね。

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同点に追いついてからは今度はオランダが主導権を握り、ロッベンのCKをカイトが頭で軽く触れて真後ろに流し(これが絶妙!)、スナイデルが値千金の決勝ゴール!スピードがあり流れるような見事なゴールシーンでした。

今度は再びブラジルが追いつくシーンを期待したのですが、DFがレッドカードで一発退場となってからは苦しかったですね。この試合、両チーム選手ともやや興奮するシーンが多く、更に荒れるおそれもあったのですが、西村主審はここをよく見て毅然とレッドカードを出して裁きました。その後は焦るブラジル、残り時間も見ながら落ち着いたプレーをするオランダといった感じで試合終了。何とオランダがブラジルに見事な逆転勝ちです。それにしても、前半あれだけ圧倒的に押していたブラジルが、後半に連携ミスもあって追いつかれてからは一気に劣勢になるとは。。。前半と後半の違いを目の当たりにして、サッカーの難しさを再認識しました。試合前、どちらが勝ってもおかしくないとは思っていましたが、実際にブラジルが敗退すると勿体ないなあという思いもします。

さて、今夜もアルゼンチンvsドイツ、パラグアイvsスペインという魅力的なカードがあります。2試合とも見たいけど、きついなあ。。。どうしようかなあ。。。


岡田JAPAN 美しい軌跡

2010-06-30 22:27:16 | サッカー

岡田JAPANの2010年W杯が終わりました。

延長戦を含む120分を戦い抜き、PK戦で決着がつくという死闘の幕切れは、悔しさと感動とある種の達成感が入り混じったものでした。

前半に松井が放った頭脳的なシュートがバーに嫌われていなければ・・・、大久保や中村(憲)らのアグレッシブな動きがゴールに結びついていれば・・・、あそこで玉田が自らシュートを放っていれば・・・などと思ったりもしますが、絶体絶命のピンチも数多くあったので、中澤と闘莉王、川島を中心に120分間よくぞ無失点で守りきった試合といえるでしょう。結局、4試合で得点4、失点2。アウェイの大会でベスト16に勝ち残った第一の要因は、やはり守備力が光っていたからでしょうね。闘莉王も自分をおさえて守備に獅子奮迅の頑張りでした。

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延長を経てPK戦突入となった時点で、勝つも負けるも運のみとなりました。駒野のキックがバーに弾かれたシーンはみんなの脳裏に焼き付くと思いますし、これからも再三映像が流れるでしょうが、思い切って蹴った結果がああなっただけで、コースを狙いすぎてキックが弱くなってGKにはじき出されたり、逆に大きく枠外へ外してしまうより悔いは残らないと思いました。W杯の決勝トーナメントという大舞台で延長戦・PK戦という痺れるような経験をしたことは日本にとって今後の大きな糧になるはずです。

試合後、シャワーを浴び、着替え終わってからのインタビューだったのでしょうか。みんな悔しさは口にするものの、このチームで戦えた喜びや達成感・充実感が感じられる清々しい顔をしていましたし、話す内容もこれからのことを見据えた頼もしいものでした。試合直後のインタビューで、外国でプレーしている長谷部がJリーグのことについて語ったのも素晴らしかったです。

デンマーク戦で本田と遠藤が見せてくれたFKの美しい軌跡、松井の鮮やかな切り返しやチャンスを見逃さないセンス、身体のキレ抜群で、果敢な突破と切れ込みと積極的なシュートを見せた大久保。アンカーとして中盤の要となった阿部、堅実な守備とサイド・アタックで沸かせてくれた長友に駒野。みんな素晴らしかったですね。

大会前に最悪に近いと思われた状態から短期間のうちに態勢を立て直し、1戦ごとに成長してあわやベスト8入り、ひょっとしたらベスト4も夢ではないかも思わせてくれた岡田JAPAN 。その成長ぶりというか戦いぶり自体が美しい軌跡だったようにも思います。

岡田監督はじめスタッフ陣、選手たち、サポーターの想いが渾然一体となって素晴らしい結果につながったんでしょうね。お疲れさま!そして、ありがとう!

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↑駒野をいたわる松井の涙に一番感動しました。

W杯は終盤を迎えて、しばしの休みの後、まだ熱戦が続きます。
ただ、これからの試合は殆どが日本時間で午前3時30分からなんですよねえ。
全試合見たいけど、それはキツイなあ。


日本、デンマークに快勝!決勝トーナメントへ!

2010-06-25 23:56:00 | サッカー

日本vsデンマーク戦、日本は3-1と見事な勝利を挙げ、決勝トーナメント進出を決めました。まずは、おめでとう!

昨夜は深夜(というか未明)の試合にそなえて21時半頃にいったん就寝(翌日午後は会議があったので徹夜はできず・・・)。3時に起きて早速TVにかぶりつきました。

序盤は勝たねばならないデンマークが速いパスをポンポンと通し、日本はそれにうまく対応できず、若干ハラハラさせられましたが、何度もこわい飛び出しを見せたFW・トマソンを封じるべくディフェンスを修正した結果(?)、うまくここを切り抜けました。先制されることだけが怖かったのですが、まずはホッと一息。

前半17分の本田のフリーキック(左足)。まさかあの位置、あの距離(約35m)で直接入ると予想しておらず、スーッと伸びながらも沈んでゴールネットを揺らしたのにはビックリ!リプレイで見ると、(ほぼ)無回転のボールが揺れながらキーパーから離れるように沈んでいったビューティフル・ゴールでした。

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先日、当ブログで”ハラハラ・ドキドキのしびれるような試合を期待”として、デンマークが先制する試合展開予想などを書いたのですが、もちろん日本の先制はめちゃくちゃ嬉しく、一気に興奮モードに。

そして、前半30分。こんどはゴールほぼ正面からの遠藤のフリーキック(右足)。本田のキックとは異なり、やや回転をかけ、ディフェンダーの壁を巻くようにして越えたボールがやはりネットを揺らすこれも素晴らしいゴールでした。2本とも相手ゴールキーパーが全く触れることのできない完璧で美しいFKでした。

遠藤も嬉しそうでしたね。普段は冷静な彼の喜ぶ顔を見て、こちらも幸せな気分になりました。

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日本はFW良し! MF良し! DF良し! GK良し!
みんなよく走り回り、声を掛け合って、素晴らしい一体感とパフォーマンスでした。

川島は不運なPKをいったんははじくなど、この試合も気合い十分で抜群でした。
中澤と闘莉王の両センターバックも自分たちより背の高い相手にうまく身体を寄せ、空中戦をしのぎ切ったのは天晴れ。阿部は中盤の底で見事なアンカー役。長友も凄いですね。試合前から闘志あふれる、しかし気負いすぎてもいない精悍な良い表情だなあと感じていたら、相手の突破もよく防ぎ、駒野と共に自らもサイドを駆け上がって敵ゴールに迫るなど、素晴らしい動きでした。

長谷部・大久保・松井のトリオもよく攻撃に守備に走り回っていました。奮闘している大久保にできればゴールをプレゼントしてあげたかったのですが、鋭くゴール前に切り込むものの、シュートだけがやや威力に乏しく、キーパー正面をついたりしたのが残念でした。

W杯前にはスランプが続いていた岡田ジャパンですが、また一つの歴史を作ったというか、新たなドアをこじ開けてくれました。結果を出してなんぼの世界なので、これは素晴らしいのひとことです。

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決勝トーナメントは世界の強豪とガチンコ勝負ができるので、サッカー選手にとっては最高の舞台です。どこと当たっても強豪ばかりですが、恐れる必要もありません。パラグアイ戦でも思い切りの良いプレーで素晴らしいサッカーをしてほしいものです。そして、出来得れば勝ち上がってほしいですね。

この週末はほんとに気分よく過ごせそうです。