中国の民主主義革命は香港から

 【香港=竹内誠一郎】25日投開票の香港行政長官選挙を前に、香港大学などが独自に民意を測る目的で初めて模擬投票を実施したところ、市民約20万人が参加して大きな反響を呼んでいる。
 本番の選挙は、各業界を代表する選挙委員(定数1200人)による間接投票となる。一般市民も投票できる模擬選挙への関心は、中国政府が間接選挙を通じ自らの意向を反映させようとしていることへの香港市民の反発が背景にある。
 模擬投票は23、24日に香港理工大など十数か所で行われたほか、インターネット投票も受け付けられた。24日に投票した男子大学生(22)は「数百人の推薦を得ただけの候補者は人口700万人の香港を代表できない」として選挙委員による間接選挙を認めない立場を強調。模擬投票では、「棄権」の意思表示である白票を投じたと話す。模擬投票の結果は24日夜遅くに発表されるが、白票が相当数に上るとみられている。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ああ闇にくず... ミャンマーの... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。