コロナ感染を激減させた押谷教授のクラスター感染論を村八分にする愚かな専門家たち

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コロナ感染を激減させた押谷教授のクラスター感染論を村八分にする愚かな専門家たち

日本で信じられないことが起こっている。感染病専門界による村八分である。新型コロナはクラスター感染するという理論をつくったのは東北大学大学院医学系研究科・押谷仁教授である。押谷教授の理論は今までの空気感染論とは違った。日本の感染専門家は空気感染論者である。押谷教授のようなクラスター感染論者ではない。
厚労省がコロナ対策に採用したのは押谷教授のクラスター対策であった。専門家の空気感染論による感染症対策ロックダウンではなかった。つまり、日本の99,9%を占める感染専門家のコロナ対策を厚労省は採用しなかったのである。専門家のコロナ対策は欧州の国々でやったPCR検査とロックダウンである。99,9%の専門家のコロナ対策を厚労省は蹴ったことになる。

押谷教授はアフリカ、アジアで感染病サーズの対策をしてきた感染病専門家である。押谷教授はサーズと新型コロナの違いについて説明している。
   
サーズ          新型コロナ
押谷教授は新型コロナとサースの違いについて、新型コロナは無症状、感染者が多い。SARSはほとんどすべての感染者が重症化する。SARSは感染者を確実に見つけることができ、すべての感染連鎖を検出して、それらをすべて断ち切ることで封じ込めることに成功した。しかし、新型コロナは多くの感染者が無症候・軽症であり、すべての感染連鎖を見つけることはほぼ不可能である。感染を完全に止めることはできない。
感染連鎖を見つけることは困難であるが、コロナは感染力が弱い。厚労省のクラスター対策班の調査によると、第一波の感染の時、国内の感染者110人のうち、およそ8割の人は誰にも感染させていなかった。ところが残った人のうち、1人から4人・9人・12人に感染させていたことがわかった。感染した場所は密閉された閉鎖空間であった。“クラスター”の発生である。感染で共通していたのは、密閉された閉鎖空間である。クラスター対策班が詳しく解析した結果、閉鎖環境での感染は、そうではない環境と比べて18.7倍も起こりやすいことが分かった。特に密閉された環境に人が集まり、大声で会話をすることで飛沫にのってウイルスが拡散して感染することを対策チームはつきとめた。


新型コロナの多くの感染者は感染させないが、密閉した空間では一人の感染者が多くの人に感染させる。それが新型コロナの特徴である。感染拡大を防ぐにはクラスターを見つけて感染した密室を閉鎖することである。クラスターを見つける方法は感染者の感染経路を調査することである。クラスター対策班はその方法で感染場所であるライブハウス、トレーニングジム、カラオケハウスなどを見つけていった。営業を停止させ、コロナ対策を指導した上で営業を再開させた。これがクラスター潰しである。

新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する厚生労働省対策推進本部クラスター対策班東北大学大学院医学系研究科・押谷仁のコロナ感染論(2020年3月29日暫定版)

押谷教授コロナ感染論


クラスター対策班のコロナ対策は感染者の感染経路を調べてクラスターを見つけることと、感染者と濃厚接触した人をPCR検査することであった。これを完璧に実施すればコロナ感染拡大を防ぐことができた。しかし、中国からだけでなく、欧州や米国からも感染が侵入してきて市中感染が拡大したために感染経路不明が増えていった。感染経路の調査には時間と人員が必要であり、人員不足により保健所が感染経路調査を放棄した。そのためにクラスターの発見率が低下し感染は拡大していった。コロナ感染拡大を防ぐ次の手段が緊急事態宣言であった。緊急事態宣言の目的は見つけにくいクラスターを潰すのが目的である。クラスターが発生してもすぐに見つかるのなら感染拡大を押さえることができる。しかし、見つけにくいクラスターは感染拡大をさせていく。感染拡大の原因は発見されないクラスターが存在し続けるからである。
押谷教授は感染拡大しないクラスターが発生する場所として学校、会社、トレーニングジムなどをあげている。それらは緊急事態宣言の規制対象にはならない。クラスターが発生してもすぐに見つけることができるから感染拡大しない。
クラスターが発見しにくいのが酒提供して夜間営業する飲食店である。だから飲食店は感染拡大の温床である。クラスター対策班は夜間営業の飲食店の規制を厳しくした。緊急事態宣言の規制によって発見されなかった飲食店のクラスターが減少していった。だから、感染が減っていったのである。
緊急事態宣言の目的は隠れているクラスターを潰すことである。緊急事態宣言を5回やった。5回ともコロナ感染減少を実現した。
ただ4回の緊急事態宣言は規制の取り締まりが緩かった。取り締まるのは自治体の職員である。職員が夜に飲食店を回って取り締まるのだ。警察官でもない職員が勤務時間外に飲食店を取り締まるのである。取り締まりが緩くなってしまうのは仕方のないことである。飲食店への規制を徹底してはいなかったために規制を破って営業する店が多かった。テレビでは規制を破った店に多くの客が来ていることを何度も報道していた。多くの飲食店が規制を破って営業を続けていたのである。
違反営業がひどかったのが沖縄であった。緊急事態宣言中に規制破りの営業店が多かったためにコロナ感染は拡大し、パンデミックに陥ったのである。東京都も規制が緩かったために感染が拡大した。東京での新規感染者が5000人を超え、全国でも2万5000人を超えた。2万5000人を超えたことに大きなショックを受けたのが政府であり地方自治体であった。それをきっかけに真剣に感染削減に取り組んだ。自治体職員は夜間営業の飲食店を厳しく取り締まった。すると違反営業はなくなり、感染者は激減していった。9月30日には1674人になり、10月23日には285人まで減少した。去年の7月上旬と同じになったのである。新しいコロナ対策を導入したわけではない。今までの緊急事態宣言を発令しただけである。急激に減少したのは今まで手抜きしていた夜の飲食店への取り締まりを厳しくしたからである。押谷教授のコロナ対策を徹底したからコロナ感染が激減したと言える。押谷教授のクラスター感染論によるコロナ対策が正しいことが実証されたのである。これほどまでに感染が激減するとは誰も想像できなかったと思う。

押谷教授のクラスター感染論を認めていないのが感染専門家たちである。ほとんどの専門家は空気感染論者である。クラスター感染論者は一人もいない。
インフルエンザは空気感染である。空気感染は感染力が強い。だから、年間1000万人以上感染する。ところが感染力の弱い新型コロナは1年10カ月で171万人である。インフルなら1800万人感染していただろう。押谷教授が指摘している通り新型コロナは感染力が非常に弱い。
新型コロナについて正確な判断と対策を理論的に展開してきたのが押谷教授である。マスメディアは押谷教授について報道するべきと思うがほとんど報道しない。
空気感染を主張しているのがほとんどの専門家である。彼らはコロナ感染の原因は人流であると主張している。感染を押さえるには人流を減らすことであり、最高の感染対策がロックダウンである。感染の原因は空気感染であるとする専門家は押谷教授のクラスター感染論を完全に無視している。国民ならだれでも知っているクラスター感染を専門家は絶対に口にしない。クラスター感染を認めるということは空気感染否定につながり自己否定になってしまうからだ。

専門家は押谷教授のクラスター論に反論をしない。肯定もしない。無視つまり村八分にしている。考えられないことである。

コロナ問題は感染病の問題である。国民に感染が拡大すれば死者が増える。死者を出さないために感染をどのようにして押さえるかが最優先すべき医学の問題である。だから専門家は押谷教授のクラスター感染論は正しいのか正しくないのかを追及し論じて正しいコロナ対策つくりあげていくべきである。専門家は押谷教授たちが考えクラスター対策班が全国の保健所に指示している濃厚接触者のPCR検査、感染経路の調査についても感染対策として効果があるかないかを調査するべきである。
専門家は緊急事態宣言の内容について分析し、効果の有無を調査して国民に公表するべきである。しかし、真剣に取り組んだ専門家はいない。マスメディアで知識をひけらかす専門家だけである。

クラスターはほとんどの国民が知っている。しかし、クラスターを国民に認知させた押谷教授はほとんどの国民が知らない。専門家はクラスター論を軽視するか無視するだけであり押谷教授については一切口にしない。マスメディアもNHK以外は押谷教授のクラスター論を報道しない。
もし、専門家が押谷教授の新型コロナの感染論に目を向け、クラスター対策班のコロナ対策の効果を真剣に検証していれば緊急事態宣言によってコロナ感染を激減させた原因を解明し国民に明らかにしていただろう。しかし、専門家は押谷教授を村八分にして無視した。専門家は空気感染に固執しクラスター感染を認めなかった。専門家のコロナ感染の対策は全国民のPCR検査とロックダウンである。欧州では実践したが日本よりも感染者ははるかに多かった。ロックダウンは成功しなかった。

政府が緊急事態宣言を発令した時に専門家は規制が緩い、これでは感染爆発すると非難した。専門家はロックダウンするように提案した。しかし、専門家の予想を裏切り緊急事態宣言で感染は減少した。ところが専門家は緊急事態宣言で感染が減少したことを認めなかった。自然変化やコロナの性質によって感染拡大して減少したと論じた。押谷教授のクラスター論を完全に無視した。
政府が圧倒的多数派である専門家の提案を受け入れて欧州のようにPCR検査とロックダウンを実施していたら欧州のように感染は10万20万と爆発していただろう。

専門家たちは教授、研究所長、感染関係病院の医師、理事長と地位のある人たちである。押谷教授のクラスター感染論を認めるということは彼らが築いてきた空気感染論の権威を否定することになり、地位が危うくなってしまう。地位と権威を守るためには今まで唱えてきた空気感染論に固執しなければならない。そのために空気感染論を一蹴してしまうクラスター感染論に関るのを避け、押谷教授を村八分にしたのである。専門家にとって国民の命より自分の地位と権威を守ることが大事なのだ。日本の感染専門家の真実である。

去年の2月に新型コロナ対策として厚労省にクラスター対策班を設置した。押谷教授のクラスター感染論を政府が認めたことを宣言したことであり、感染症専門家たちは押谷教授のクラスター感染論を知ったはずである。時が経過する中で専門家はクラスター感染論者と空気感染論者に分かれて論争が展開されると思っていたがそうならなかった。専門家は全員が空気感染論者のままである。空気感染論のイギリスはワクチン接種が進んでいるのに感染は5万人である。日本は先進国の中でもっとも感染者が少ない。クラスター対策を認める専門家が居てもいいはずであるがゼロである。ほとんどの専門家がクラスター感染論を村八分にしている。それが日本の深刻な問題である。
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