ヘリで重機空輸は政府焦りの「最終手段」は嘘だ。最初からの計画である。






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ヘリで重機空輸は政府焦りの「最終手段」は嘘だ。最初からの計画である。
国頭村安波のヘリパッド建設工事で沖縄防衛局は9日から工事用重機を民間の大型特殊ヘリで運搬した。マスコミが大型特殊ヘリで運搬した理由として上げたのが市民の激しい抗議運動と東村が村道を使用しないよう求めたことであった。
防衛省は抗議する市民を排除した上で建設現場の「G地区」「H地区」に重機を運び入れることを検討していたが、東村から混乱を避けるために村道を使用しないよう求められたことが重なり、空輸という“最終手段”に踏み切ったと建設反対派は主張しているしマスコミもそのように報道している。
来年3月からはノグチゲラの営巣期で6月末まで工事を中断しなければならない。「なんとしても2月までには工事を終えたい」という焦りが背景にあるからだと防衛省関係者が話したと新報は報じている。

N1ゲートから搬入した重機や資材を、建設予定地のG、Hの両地区近辺に空輸する様子が少なくとも5回確認された。特殊ヘリは、初めにN1地区でワイヤを装着した後、約5分間隔でN1地区とG、H地区を往復。ワイヤに機材や重機をつり下げ、森林上空を低空飛行で空輸した。
「これ以上の遅れは許されない。反対する市民を避けて機材を運び込むには、この方法しかない」。防衛省関係者は、ヘリを使った理由をこう説明した。

沖縄タイムスは、
「防衛側が強く懸念するのは、来年3月から6月までの野口ゲラなど希少種の営巣機関だ。2月末までにN1、H、Gの3地区の工事が完了できなければ3月以降は工事を中断しなければならず、大幅な遅れは必至だ」
「省内では『一番安全なのは既存道路の使用』という認識は広くあったものの、工事の遅れを取り戻すために『空路』の選択を余儀なくされた形だ。防衛省関係者は9日の搬入は『遅れを拡大させないためのぎりぎりのタイミング』だったと明かす」
と報道している。しかし、報道は間違っている。
 「工事の遅れ」はないこと明らかであるからだ。

ヘリパッド建設反対派は砂利トラックを阻止しようと彼らの持てるあらゆる手段を駆使したが一度も砂利トラックを阻止することはできなかった。毎日確実にトラックは100トン以上の砂利をN1ゲートに運んだ。ヘリバット建設工事が遅れていない証拠である。
 同時進行で4基のヘリパットを建設する工事は大規模である。建設計画には多くの専門家が時間をかけたはずである。たった一か月も立たないうちに遅れてしまうような計画を立てるはずがない。工事は計画通り進んでいると考えたほうがいい。

防衛局は建設工事が始まった今年の7月に環境影響評価検討図書を県に提出している。内容はヘリでの搬入は「工事の初期段階」でG地区に2回、H地区近くの作業ヤードに18回の計20回程度使用する予定と記載している。防衛省関係者によると、作業の進捗次第では20回を上回る可能性もあるという。
防衛局が建設工事が始まる前にヘリコプターによる輸送を提出したということは工事の遅れを取り戻すために「空路」の選択を余儀なくされたのではなく、ヘリコプターによる輸送は建設工事の計画に最初から入っていたのである。反対運動がなくてもヘリコプター輸送はやっていた。
なぜ、ヘリコプター輸送が必要であるか。それは地図を見れば分かる。




上の地図はN-1、G、Hヘリパッド基地である。下は道路地図である。白線は車が一台しか通れない農道も描いている。G、Hは緑に囲まれていて道路を示す白線が見えない。つまり、G、Hに通じる道路はない。だから、車で機材を運ぶことはできない。N1ゲートまで機材を運んでヘリコプターでG、Hまで運ぶ方法しかない。ヘリコプターで運ぶのははじめから計画していたことであり、工事が遅れたからではない。

沖縄防衛局は7月20日に県へ「北部訓練場ヘリコプター着陸帯移設事業(仮称)環境影響評価検討図書」を提出した。検討図書には、ヘリパッド建設工事で、全長が最大1・2キロに及ぶ工事用モノレールを資機材の運搬用として設置することを検討していることが示されている。モノレール設置は資材を運搬できる道路がないからである。
検討図書には
(1)工期を1年1カ月から6カ月に短縮
(2)作業ヤードの設置
(3)必要があれば工事用モノレールの設置
の3点が挙げられている。
検討図書は県環境影響評価条例に基づくものではなく、防衛局が自主的に行った独自のアセスメント(環境影響評価)で、県は意見は述べられるが変更などの指示はできない。防衛局は検討図書で示していることを実行するだろう。

 ヘリパッドは山の中に建設する。山は起伏が多く、道路をつくるのは困難である。だから、機材を運ぶのはヘリコプターにし、資材を運ぶのはモノレールにしたのである。
政府に焦りはない。ヘリでの重機空輸は〝最終手段〟ではなく計画通りである。

【沖縄の声】翁長知事誕生から違法確認訴訟まで、9月16日は翁長知事終焉の始まり[桜H28/9/9]
チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」
2016/09/09 に公開
平成28年9月8日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆氏に「翁長知事誕生から違法確認訴訟まで」、「9月16日は翁長知事終焉の始まり」2つのテーマについて解説いいただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月9月8日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)

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