コロナ感染は9月 10月 11月にかけて終盤に向かって進む


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コロナ感染は9月 10月 11月にかけて終盤に向かって進む
 
コロナ感染を終息させることができるのはワクチン接種だけである。日本の緊急事態宣言や欧州の国々のロックダウンで終息させることはできない。ワクチンでしか感染終息させることができないという考えは、専門家、欧州、米国政府も同じである。
日本政府は去年2月にクラスター対策班を設置した時からコロナ感染を終息させることができるのはワクチン接種であること、政府のコロナ対策はワクチン接種まで感染拡大をできるだけ押さえるためであることを発表していた。
濃厚接触者のPCR検査、感染経路調査そして緊急事態宣言はコロナ感染を終息させることはできない。感染拡大を押さえることができるだけである。
濃厚接触者のPCR、感染経路調査では押さえることができなくて感染者が急激に増加していく自治体には緊急事態宣言を適用して、感染を押さえていく。感染が拡大した東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄の6都府県に政府は緊急事態宣言を発令していたが、感染が急拡大した大阪府等の15府道県にも新たに緊急事態宣言を発令した。12県には蔓延防止等重点措置を発令した。日本の人口ベースで約75%を占める都道府県に緊急事態宣言、蔓延防止等重点措置を発令したことになる。

過去四回の緊急事態宣言はコロナ感染を確実に減少させた。今回の緊急事態宣言もコロナ感染を減少させるだろう。ただ、2万人を超える感染を1000人まで押さえるまでは時間がかかるだろう。それに緊急事態宣言を解除すれば再び感染が2万人以上に達するのは確実である。解除するには感染が急激に拡大しないことが条件になる。ワクチン接種が進み、緊急事態宣言を解除しても感染が医療ひっ迫を起こさない程度にならなければ解除することは困難である。9月はワクチン接種が60%に達することができないから緊急事態を解除するか判断するのは難しい。、11月には80%以上に達することができるはずだから確実に緊急事態を解除する。そして、感染が拡大することはないだろう。
高齢者へのワクチン接種で高齢者のコロナ感染は激減した。ワクチン効果を高齢者が実証した。国民のワクチン接種が進めばコロナ感染が減少することは確実である。ワクチン接種は1日あたり120万回のペースまで進んでいるが、もっと加速していくだろう。加速すればするほど感染は減少する。

 コロナ感染問題は終局に向かい始めたということである。終局に向かわせるのがワクチン接種の加速である。9月からは高齢者へのワクチン接種が終わり、65歳以下へのワクチン接種に集中するようになる。国民へのワクチン接種はどんどん加速していく。加速すればするほどコロナ感染者は減少していく。
 ワクチン接種していなかった時は高齢者の感染割合が10%以上だったが60%以上のワクチン接種で3%に落ちた。ワクチン接種がコロナ感染を劇的に減少させていくのは高齢者へのワクチン接種で実証済である。ワクチン接種がコロナ感染を収束させることは明らかである。
 ワクチン接種が進めばワクチン効果で9月後半頃から感染は減少し、11月には感染率が30%以下になるだろう。12月、1月には感染者は激減しているだろう。9月からコロナ感染問題は終焉段階に向かうということである。

 現在は一日の感染が2万人を超え、入院できなくて自宅療養している感染者は10万人を超えるという。医療ひっ迫な状態であり、「救える命も救えない」状態である。そんな危機状況の中でコロナ感染が終局に向かい始めたというのは現実を無視していると思うだろうが、無視はしていない。むしろ現実を冷静に見ている。


表を見れば四度の緊急事態宣言で感染は減少していることが分かる。今回は急激に感染者が増えたが緊急事態宣言をしたから減っていくことは確実である。過去の緊急事態宣言がそのことを示している。今度の緊急事態宣言でも感染が減少するのは確実であることは疑いようがない。
表で分かることがもう一つある。コロナ感染は次第に増えていることである。緊急事態宣言によって感染は押さえられていても、低い箇所が次第に高くなっている。コロナは無症状の感染者もいるのでPCR検査を受けない感染者が市中に増えていく。それが新型コロナの特徴である。市中に潜在感染者は確実に増加している。潜在感染者の増加が緊急事態宣言を解除した時に急激な感染拡大の原因になるのである。8月に急激に2万人以上になったが、それにはPCR検査を受けなかった潜在感染者が原因の一つである。コロナとはこのように感染力が強いということである。コロナ感染が拡大したことを政府が無対策であると政府のせいにする専門家、マスメディアは多いが、彼らは本当のコロナ感染の性質を知っていないから批判するのである。

新型コロナは感染症である。政治、経済、芸術とは違い科学で正体を解明できる。新型コロナの性質、感染の仕方を科学の目で突き止めることができるのだ。東北大学の押谷教授は中国で感染していた去年2月には新型コロナの性質を解明し論文を発表していた。押谷教授のコロナ対策を実施したのが厚労省に設置したクラスター対策班だった。欧州のロックダウンは経済を停滞させ、経済危機を招くが、日本のコロナ対策は経済を維持しつつ、欧州のロックダウンに匹敵するくらいコロナ感染を押さえる。
60%のワクチン接種をしたイギリスが規制緩和すると急激に1日5万人の感染者が出た。日本の最高の感染者数は半分の2万5000人である。イギリスは現在感染者3万5000人、死亡者130人である。日本は感染者2万3000人死亡者47人である。ワクチン接種が72%のイギリスより少ない34%の日本の方が感染者も死亡者も少ないのである。なぜか。日本のコロナ対策が優れているからである。日本ならワクチン接種が70%以上になればイギリスとは違い確実に感染者が激減するだろう。
日本は9月、10月、11月とコロナ感染問題が終局に向かって進んでいくのは間違いない。
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