戦没者は辺野古埋め立てに使うのを喜んでいる

戦没者は辺野古埋め立てに使うのを喜んでいる

県内各地で遺骨の収集を続けているガマフヤーの具志堅隆松代表が多くの戦没者の遺骨が残る南部の土砂を辺野古の埋め立てに使うことは戦没者への冒涜だとして計画の断念を訴えてハンガーストライキをやった。
 具志堅代表は南部の土砂を採掘することに反対はしていない。国定公園内ではすでに開発されている鉱山がある。具志堅代表はすでに採掘開発をしている鉱山には反対していないのだ。だから、遺骨が残る南部の土砂を採掘することは容認している。具志堅代表が反対しているのは普天間飛行場の移設先として進めている辺野古飛行場建設に使うことである。

 ガマフヤーは75年前に沖縄戦の時に犠牲になり、今でも原野に野ざらしになっている遺骨を見つけ、成仏させることである。
 南部の砕石は宜野湾市民の米軍飛行場犠牲をなくすためである。遺骨とは違い現在生きている宜野湾市民を犠牲から守るためである。


 沖縄戦で犠牲になった人たちが宜野湾市の現状を見てどう思うだろうか。恐ろしくて恐ろしくて一日も早い普天間飛行場の撤去を望むはずである。辺野古以外に移設することができないことを理解すれば辺野古移設に賛成するはずである。「生きている人にとって命が大事。静かな生活が大事」は戦争で犠牲になった人こそが痛切に感じることだと思う。

 ガマフヤー具志堅代表のハンガーストライキは宜野湾市民の米軍飛行場犠牲を無視するものであり、戦争犠牲者の心に背を向けるものである。
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