新型コロナ対策に失敗するはずなのに成功した不思議な国ニッポン


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 昨日中頭病院でカメラによる腸検査をした。座ることができない原因不明の腹痛に苦しんだ二週間だった。検査の結果異常はなかった。腹痛も消えた。血圧の薬を飲んで125であったのに、今は薬を飲まないのに90である。まだ、体は正常に戻っていないようだ。

新型コロナ対策に失敗するはずなのに成功した不思議な国ニッポン

感染者数と死者数である。
○世界
感染者数568万
死亡者数35.5万
○米国
感染者数173万
死亡者数10.2万
○イタリア
感染者数23万
死亡者数3.3万
○スペイン
感染者数24万
死亡者数2.7万
○英国
感染者数27万
死亡者数3.7万
○ドイツ
感染者数18万
死亡者数8529人
○日本
感染者数Ⅰ、6万
死亡者数852人

 圧倒的に日本の感染者、死者数は少ない。これは誰も否定できない事実である。この事実を世界の専門家、マスメディアは5月末に認めざるを得なくなった。
日本の新型コロナ感染死者数が圧倒的に少ないのは2月からずっと続いていたが、その時は日本がPCR検査が少ない、だから感染者数が少ないと専門家やマスメディアは日本を批判した。
4月7日に安倍首相が緊急事態宣言をして、国民に自粛を要請した時、規制するのが遅すぎた、規制が甘いと世界の専門家とマイメディアは日本政府を非難し、二週間後の日本は感染爆発が起こると断言した。ところが予想に反して感染爆発は起こらなかった。それどころか、なんと感染者がどんどん減っていったのである。緊急事態宣言は成功し、5月21日に安倍首相は緊急事態宣言を解除した。日本は圧倒的に感染者と死者が少ないことを世界は認めざるをえなくなったのである。世界の専門家の予想を日本は覆したのである。

日本の新型コロナ対策に成功したことを最初に認めたのがWHOであった。
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は 「ピーク時は1日当たり700人以上の感染者が確認されたが、今は40人前後に減り、死者も最小限にとどまっている」と日本が新型コロナ対策に成功したことを認めた。最高の権威のあるWHOが認めたのである。海外メディアも次々と日本の新型コロナの対応は成功であると認めるようになった。
圧倒的に死者数が少ないという事実の前に世界のメディアは日本の新型コロナ対策が成功したことを認めざるをなかった。しかし、感染爆発が起こると確信していた日本がなぜ死者数が圧倒的に少ないのかその理由が分からないために海外メディアは戸惑いを隠せない。

海外メディアは日本の新型コロナ対策が成功したと認めたが、なぜ成功したかの理由を明確に指摘することができない。色々な理由を探すが決定的な理由を指摘することはできない。
5月には感染爆発が起こると確信していたのに、予想に反して感染を封じ込めることに成功したのだから理由を見つけることは困難であるのは当然である。

オーストラリアのABCテレビは、
公共交通機関は混雑し、高齢化率は世界一という脆弱性の中、罰則のない緊急事態宣言を出した日本の対応は「破滅への処方箋」に見えたが、今では「成功の物語」になった-と述べ、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑京都大名誉教授も「法的に比較的緩やかなシステムで、死者と感染者がこんなに少ないのは、多くの医学者にとっても謎である」と、日本の成功は「謎」としか言えないと伝えている。

米ブルームバーグ通信は、日本の成功はインフルエンザや結核の感染経路を追う全国各地の保健所が、電話での聞き取りなど「とてもアナログ」な手法で新型コロナを追跡し「地域版CDC」とも呼べる働きをしたからであると述べている。

米紙ワシントン・ポストは、志村けんさんや岡江久美子さんら芸能人の訃報が「人々にウイルスの危険性を気づかせた」と指摘した。。

英紙ガーディアンは、インフルエンザが流行する冬場や春先の花粉症でマスクを着用し、家を入るときには靴をぬぐというムー国民の生活習慣が原因である述べ、休業を決めた博物館や劇場、テーマパークのほか、無観客で春場所を実施した大相撲や開幕を延期したプロ野球など、日本の民間部門は「大規模集会の危険性に早い段階から気づいていた」と指摘している。

英BBCは、3月に日本の検査数が少ないことを挙げて「実際の感染者数は28万~70万人いる可能性がある」と報じていたが、4月末には日本を「最も健康的な国家」に選出し、「健康に対する意識がコロナ危機を最小限にとどめている」とマスクを着用する文化などを称賛した。

このように海外メディアは日本が新型コロナ対策に成功したことを認めながら、成功した理由を的確に指摘することはできない。日本の成功を「puzzling mystery」(不可解な謎)とし、「不思議の国ニッポン」と言わざるを得ないのが海外メディである。
海外メディアは4月7日の緊急事態宣言が日本政府の新型コロナ対策の始まりだと思い込んでいる。しかし、日本の新型コロナ対策は1月から始まっていた。そのことを世界のメディアは知らなかった。。2月26日にはクラスター対策班を結成して徹底したクラスター潰しが始まった。クラスター潰しの効果は高く感染者や死者が少ないのはクラスター潰しによるものである。クラスター潰しの効果をを知らないのが海外メディアである。海外メディアから見れば甘い自主規制によって死者数が圧倒的に少ないように見えるのだ。海外メデロイアにとって「不可解なニッポンであり「不思議なニッポン」なのである。
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