コロナウイルス対策は日本が一番優れているのではないか


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コロナウイルス対策は日本が一番優れているのではないか
コロナウイルスが日本と韓国に広がった時から国内外で日本は批判され韓国は褒められ続けている。韓国が徹底してコロナ検査をしたのに日本は非常に少ないことが問題にされた。韓国がおよそ25万件であるのに日本は約1万3000件である。
WHOのテドロス事務局長は感染の拡大を防止するためには感染者の特定が鍵を握るとして、
「検査検査検査検査」
と検査を徹底するよう呼びかけた。韓国は検査を優先させ、車の窓越しに行う「ドライブスルー方式」のウイルス検査も実施した。日本は検査を徹底することはなく、原則として「37度5分以上の発熱がある人は自宅にとどまり、発熱が4日間以上続き、咳が止まらず強いだるさや息苦しさがある人はウイルス検査を受けるように」と指示した。政府は高齢者など重症化しやすい人たちに対して速やかに検査を行い、医療につなげていくことを優先したのである。検査数が少ないことで日本は批判され続けている。

世界では、検査数が少ない日本は安全に対する誤った意識があるのではないかと懸念し、
「日本の問題は、検査をしなければ、たくさんの感染者を見つけられないということだ」(マニトバ大学ジェイソン・キンドラチャック博士 )と批判されている。世界に批判されている日本であるが感染数が少ないだけでなく死者も少ない。検査数が少ないから死者数も少ないとは言えない。検査をしないと感染の拡大を防ぐことができないはずなのに検査が少ない日本は死者数が圧倒的に少ない。世界はその事実に注目していないし、日本の死者が少ない理由を解明していない。

世界の死者感染者数
イタリア
人口6048万死者3405人感染4万1035人
中国本土 
13.86憶  3248  8万967
イラン
8116万   1284  1万8407
スペイン 
4666万   1002  1万9980
フランス
6699万   371   1万891
米国
3.272億  150   1万442
英国
6644万   137   2717
韓国
5147万   102   8652
オランダ
1718万   76    2468
ドイツ
8279万   44    1万6290
日本
1.268憶  35   914

 日本の人口は中国、米国の次に多い。それなのに死者が少ない。人口比で考えれば非常に少ない。この事実を無視して日本の検査数が少ないことを批判するのである。それはおかしい。
在米ジャーナリスト飯塚真紀子は「“医療ガラパゴス日本”は、いつまで我が道を歩み続けるのか?」で「日本は感染爆発直前か」とノベ、
「日本は、クラスターにフォーカスすることで封じ込んでいるのか、あるいは、まだ見つかっていない感染者がいるのか、そのどちらかだ。どちらも考えられるが、私としては、日本では今まさに感染爆発が起きようとしており、封じ込めから感染のピークを遅延させるフェーズへのシフトが避けられなくなると推測している。検査件数は増えているが、十分には増えていない」
と英キングス・カレッジ教授で、元WHOヘルスポリシーチーフである渋谷健司氏の予測を引用している。そして、
「今も、東京の電車やレストランは混み合っていること、つまり『社会距離戦略』が取られていないことも指摘している」
と締めくくっている。
日本は感染爆発すると多くの専門家やジャーナリストは予測している。しかし、彼らの予測を日本は裏切るだろう。日本に感染爆発は絶対に起こらない。日本に感染爆発が起こる要素があるならすでに起こっている。コロナ対策に優れている日本だから感染爆発は起こらなかったのである。ところが検査信仰に陥っている連中は検査をすれば検査対策が見つかるというだけで、感染対策を指導していない。できないからだ。その代表がWHOである。そして医療専門家やジャーナリストも同類である。他の国々の方が検査を広げても感染者や死者を減らすことは日本より劣っている。なぜ、日本は感染者が少ないか。私なりに考えてみた。
① 第一に国民性があると思う。日本国民は小さな声で話す。中国人は声が大きい。国際通りは中国人観光客が多い。中国人の声は大きくてかなり遠くからも聞こえる。国際通りを歩いていると沖縄県民の声は聞こえない。居ないのではない。中国人の声が大きくて聞こえないのだ。コロナウイルスのために中国観光客は居なくなった。すると県民の声が聞こえるようになった。
 声が大きいということは唾なども多く吐き出すし、吐く息も大きく広がる。コロナウイルスは空中でも4時間は生きていることが判明した。声が大きいことは感染する確率が高くなる。そういえばイタリア人やフランス人も声が大きい。
若い頃は多くの洋画を見たが、イタリア人やフランス人は早口で声が大きいのを知った。大きい声を出すし、挨拶の時に抱き合ったり頬をすり合わせる。感染する確率は日本より高いだろう。
  日本人は毎日風呂に入るし、トイレの後は手を洗う習慣があって清潔である。しかし、仏や伊の人は日本人ほどは風呂に入らない。昔は仏の水は汚かったらしい。だから、風呂にも泡が出る入浴剤などを使っていたし、毎日風呂に入ることはなかった。だから体から臭いを発する。仏で香水が発達したのは体の臭さを香水で隠すためであった。
  昔に比べて水は豊富になったと思うが日本ほどは清潔ではないだろう。
② 日本国民のコロナウイルス感染に対する意識は
高いと思う。政府の注意をよく聞き、感染しないように気を付けている国民は多い。
フランスは違うようだ。マクロン大統領は「危機はまだ始まったばかりだ」と警告し、禁止令が出ても外出を止めない国民に不満を示し、「家にいろ」とキャンペーンを展開している。ところがフランス国民は外出禁止令が出たのに公園に出かけ、屋外マルシェ(市場)に詰めかけている。国民への「ショック療法」が必要と判断したマクロン大統領は「みんな事態を軽く考えている。責任感を持つべきだ」とテレビで忠告し、取り締まりを強化した。
17日には外出禁止令を出した。
(1)仕事(2)近場での生活必需品の購入(3)短時間の運動−のための外出を「例外」として容認した。外出時は、いずれかの理由を記した証明書を携帯しなければならない。だが、春らしい陽気が続く中、「例外」を拡大解釈して出歩く人が続出した。20日付仏紙パリジャンは、ジョギングの人でにぎわうセーヌ河岸の写真を一面に掲載。「これが自宅にいることか?」の見出しで、市民の責任感の欠如を嘆いたという。陽気で自由なパリジャンらしい行動である。
安倍首相が仏大統領のように「ショック療法」をしたことはない。日本国民は冷静に安倍首相の説明をちゃんと聞いて、行動を慎むからだ。日本と仏、伊の政府に対する態度の違いがある。
③ 都道府県の知事も積極的にコロナ感染の拡大を
防ぐ努力をした。コロナ感染が一番多かったのは北海道であったが、鈴木直道知事は拡大を防ぐため「緊急事態宣言」を出して、小中高を休校にしたり、土日の外出自粛を要請するなど政府より先に実行していった。北海道の新感染者は減り続け3月16日には新感染者は0であった。北海道だけでなく他の知事も感染者を出さないように努力した。都道府県の積極的な取り組みも新感染者を押さえる効果があった。
④ 政府は検査よりも新たな感染者を打出さないこ
とを優先した。感染者が出た時は感染源を突き止めることを優先し、そして、感染者と接触した人物を突き止め、感染の可能性がある人を優先して検査をした。病院の入院患者、診察者、看護師や医師、養護施設の老人や介護者看に感染者が多いことが判明したのも政府の努力の結果である。
体温37、5度以上になって咳をしたら検査をするのではなく自宅に居て外に出ないようにし、4.、5日続いてひどくなったら検査を受けるようにと政府は指示した。このやり方が一番適切であったかは分からないが、韓国や伊国のように重症者の治療にができない状況にはならなかった。

 ①②③④の総合で日本では感染者も死者も少なかったと私は考えている。①②③は日本独自の特徴であり外国の人には理解できないのではないだろうか。そして、安倍政権を批判の対象にしか考えていない日本のジャーナリストも気づいていない。彼らは気づく能力が欠落している。

 韓国がおよそ25万件であるのに日本は約1万3000件であることで韓国は検査件数が多いので模範にするべきと言い、日本は少ないと非難されている。韓国の人口は5147万である。25万件検査したことであたかもコロナウイルス感染者のほとんどを知ったような印象を与えるが人口比でみるとわずか0.005%である。5147万人の内の5147万人は検査していない。たった0.005%を検査しただけで日本の検査数を批判するのはおかしい。
日本は、感染者が出ると感染経路をたどると同時に感染者との濃厚接触者を突き止めて検査をしていった。そして、感染の原因になる可能性が高いのが濃厚接触であり、密室の集団行動は感染率が高いことを国民に伝え、実際にライブハウスなどで感染したことを発表している。
「検査検査検査」というが、検査を優先させた韓国は人口のわずか0.005%しか検査をやっていない。検査がコロナ感染を封じ込める有効な方法でないことは明らかだ。
濃厚接触を押さえることが一番重要である。濃厚接触を押さえることができなかったから中国、韓国、そしてヨーロッパ、米国で感染者が増大したのである。濃厚接触を押さえることを優先した日本は少ない。外出禁止令違反が相次ぐために濃厚接触を押さえることができないヨーロッパてはやむなく規制強化に乗り出す国が増えている。日本は規制強化をする必要はない。

コロナウイルス対策で一番効果があるのは死者をゼロにすることである。感染を恐れるのは死の恐れがあるからだ。感染しても死ななければ誰も恐れない。ゼロにはならなくても死亡率がインフルエンザと同じように0.01になると誰も恐れなくなる。治療薬の開発には一年くらいかかりそうだが、完璧な治療薬はなくても治療方法を開発して、死亡率を低くしていくのも重要な課題である。コロナ病に効果がありそうな薬が日本に数種類ある。医療界は頑張って死亡者を減らしていってほしい。
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