日韓対立にほくそ笑むのは左翼(狙い通りだフフフ)Ⅰ

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日韓対立にほくそ笑むのは左翼(狙い通りだフフフ)Ⅰ
　経済産業省は７月１日、韓国に対し、半導体製造などに必要な化学製品の輸出管理を強化すると発表した。対象はスマートフォンのディスプレーなどに使われるフッ化ポリイミドなど３品目である。日本企業のシェアは、フッ化水素９０％、レジスト８０％、フッ化ポリイミド７０％だ。日本からの輸入に大半を依存している。半導体を主要産業とする韓国経済に大きな打撃になるとみられる。
　日本政府は韓国を安全保障上の「ホワイト国」から除外すると宣言した。「ホワイト国」とは輸出の手続きを特別に優遇して簡略化する国のことである。３年間有効な「包括許可」を得れば、いつでも輸出できる。韓国は２００４年から「ホワイト国」になった。「ホワイト国」から外れると取引の度に手続きを取ることになる。約１１００個にのぼる日本製の先端素材および部品の輸出規制が強化される。半導体とディスプレーだけでなく自動車、精密機械、化学など国内主要産業の工場の稼働にも支障が生じるという懸念が強まっている。

　日本の輸出管理強化に対して、韓国の反発は強まり、日本不買運動まで起こっている。
　
　安倍政権が３品目の輸出管理を強化するのは韓国の元徴用工問題に関する報復措置であるとする報道が多い。
　慰安婦問題は朴槿恵大統領の時「最終的かつ不可逆的な解決」として日韓合意したが、文在寅韓国大統領になると、日韓合意に基づき韓国で設立された「和解・癒やし財団」を解散した。日韓合意が一方的に破棄されたに等しい。
　元徴用工の戦時下動員を巡り韓国大法院（最高裁）が新日鉄住金（旧新日本製鉄）や三菱重工業に損害賠償の支払いを命じ、賠償に応じない場合、企業の資産を差し押さえて売却するという手続きに入った。

　元徴用工問題、慰安婦問題は安倍政権にとって納得いかない方向に進んだ。元徴用工問題、慰安婦問題が日韓関係悪化の原因であると多くのマスメディアが指摘ている。元徴用工問題、慰安婦問題は韓国気質であると報道しているが、それは違う。韓国気質ではない。元徴用工問題、慰安婦問題は日韓の反安倍政権の隠れ共産主義による左翼運動である。韓国市民を巻き込む強力な左翼運動によって韓国に拡大していったのである。

慰安婦問題の背後に左翼が存在していることに気が付いたのは６年前の２０１３年である。あの頃は慰安婦活動が盛んで自称慰安婦が盛んに訪日して、日本軍の性奴隷であったと主張し、安倍政権を非難した。自称慰安婦の活動の裏に左翼が存在していることに確信を持ったのは支援団体の共同代表に方清子(パン・チョンジャ）の存在を知ったからだ。ネットで彼女の素性を調べると、彼女は「在日韓国民主女性会」の大阪本部事務局長であり、「在日韓国民主女性会」は、「在日韓国民主統一連合」の下部組織であり、「在日韓国民主統一連合」は韓国では北朝鮮寄りの反国家団体と説明していた。韓国では大法院により「反国家団体」との判断が確定している団体であるのだ。
方清子は韓国に入国禁止されていたほどの左翼である。元慰安婦問題は左翼が取り仕切っていることが明確であった。

橋下徹大阪市長の「慰安婦は必要だった」といった一連の発言を受けて、韓国から来日中の元「慰安婦」の金福童さん、吉元玉さんの二人が、５月２４日に予定されていた同市長との面会寸前で突然中止した。面会をセットしたのも中止したのも慰安婦ではなく慰安婦のバックにいる左翼であることをブログで書いた。
２０１３年０５月２４日のブログより
元慰安婦をしきる方清子なる女性
橋下市長との面談を断わった理由を「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」の関係者が明らかにした。関係者とは方清子さんのことである。はっきり言えば彼女が対談しないことを決めたのだ。

元慰安婦、橋下氏との面会拒否「ひざまずくパフォーマンス準備」
元慰安婦の韓国人女性は２４日午前、同日予定されていた日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長との面会を、支援団体を通じて中止するとの意向を伝えた。中止した理由について、「橋下市長の謝罪パフォーマンスに付き合えない」と説明した。複数の韓国メディアが報じた。

面会には元慰安婦の金福童さん（８７）と吉元玉さん（８４）が出席する予定だったが、同日午前、韓国挺身隊問題対策協議会を通じて緊急報道資料を発表。「橋下市長の仕組まれた謝罪パフォーマンス、シナリオに合わすことはできない」との考えを示した。

報道資料では、日本の記者から入手した情報だとした上で、「２４日の面会で橋下市長は、謝罪パフォーマンスを企て、その上、ひざまずいて謝るという一過性のマスコミ操作を準備していることがわかった」と主張。謝罪パフォーマンスは、自分の立場を守ろうとひねりだされた脚本であると指摘し、「橋下市長にかすかな期待をして面談しようとしたが、間違いだった」と強調した。

さらに、「彼が心から私たちに申し訳ないと感じ、反省しているのなら、これまでの犯罪的な妄言を撤回し、正式に謝罪しなければならない」とし、「政治家として間違ったことについて責任を取り、政界から引退することを望む」と訴えた。

慰安婦２人は、同日午前１１時から大阪市庁で３０分間橋下市長と面会する予定だった。面会が中止になったことを受けて、韓国挺身隊問題対策協議会と日本の市民団体の日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークは、大阪市庁前で橋下市長の発言撤回と謝罪を求める集会を開催した。(サーチナ ５月２４日(金)１８時４４分配信 )（編集担当：新川悠）

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「２４日の面会で橋下市長は、謝罪パフォーマンスを企て、その上、ひざまずいて謝るという一過性のマスコミ操作を準備していることがわかった」から、二人の元慰安婦は橋本市長との面談を拒否したという。

橋下市長の面談２、３時間前のツイートがあった。ツイートを転載する。

橋下徹 ‏@t_ishin 11時間
日韓基本条約があるので賠償金は困難。これを認めると韓国以外の他国と解決した関係も全てご破算になってしまう。賠償金を動かせないことを真摯に説明しながら、あとは先方の言う責任とこちらの考える責任の折り合いがつかないのか。難しいがここに知恵を絞らなければならない。

橋下徹 ‏@t_ishin 10時間
元慰安婦の方が、お金の話ではなく納得の問題だと言うなら、賠償金やお金の問題は別として、先方の考える責任の意味とこちらの考える責任の意味で折り合いを付けることができないか。言葉の意味の問題。難しい協議になるだろうが、それでも条約があるからあとは知らんでは何も進まない。

橋下徹 ‏@t_ishin 10時間
しかし、条約は国際ルールなので、韓国も法の支配を重んじる国であれば、日韓基本条約上賠償金は動かせないことだけは理解してもらいたい。

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ツイッターでは、謝罪すべきところは謝罪し、その後に金さんと吉さんに日本と韓国には日韓条約があり、日韓条約を破ることはお互いにできないことを説明し、お金と心の二つの責任のあり方を二人と話し合おうしていることがわかる。
「難しい協議になるだろうが、それでも条約があるからあとは知らんでは何も進まない」と、困難ではあるが話し合わなければならないと橋下市長が考えていたことが分かる。
ツイッターからは橋下市長が土下座するイメージは浮かばない。むしろ土下座しても解決できない複雑な問題を抱えて悩んでいることを感じさせる。

日本の市民団体とマスコミのいう「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」をしきっているのは方清子（パン チョンジャ）という、「日本軍慰安婦問題関西ネットワーク」の共同代表者である。方清子さんは韓国の慰安婦は強制連行された性奴隷であることをずっと主張し続けている女性である。
方清子さんは、駐大阪総領事館所属のパク・某領事に「在日朝鮮学校支援活動に乗り出すな」と忠告されたこともあるという。韓国政府にとっても要注意人物のようだ。

橋下氏とは去年８月ころから慰安婦をめぐって確執があった。方清子にとって橋下市長の「慰安婦も必要だった」とマスコミに作り上げられた発言は橋本市長を追い落とす絶交のチャンスだったに違いない。
慰安婦との対談という橋下市長を追い落とす最高の舞台をつくったはずなのに、最後の最後で橋下市長に大逆転される恐れが出て、元慰安婦を面談させることを中止した。
方清子にとっては金さん、吉さんも自分の政治運動に利用する駒でしかない。
「元慰安婦をしきる方清子なる女性」
　自称元慰安婦が何回も日本に来て、多くの集会で演説をしたが彼女たちが直接記者と質疑応答をしたことは一度もない。記者に質疑応答をするのは常に方清子などの後援組織の人物だけである。橋下市長との面談を中止した本当の理由は自称慰安婦には橋下市長と対談する能力がなかったからである。彼女たちは日本軍管理していた慰安婦だはない。日本兵を相手にしていた民間の売春婦である。灰本市長と対談て彼女たちが慰安婦ではなかったことが露呈しまう危険性があった。だから対談を中止したのであるる。対談を中止た理由を元慰安婦が説明することはなかった。面会中止の判断をしたのは韓国側の「韓国挺身隊問題対策協議会」であるし、中止の理由を説明したのも方清子などである。

韓国は共産党を認めていないから、政党としての共産党は存在しないが、隠れ共産党の左翼は多くいる。日本より多いだろう。韓国の左翼と日本の左翼は共闘関係にある。

韓国の共産党の歴史は長い。
１９１０年に韓国併合があったが、日本政府の政治とともにロシア革命後に共産主義も日本から韓国に広まった。レーニンは帝国主義こそが労働者を支配し搾取する国家であると言い、その代表的な国家が米国であるといった。共産主義者は今でも米国をアメリカ帝国主義と呼んでいるし、議会制民主主義国家であるにも関わらず米国を帝国主義国家と決めつけている。
戦前の日本の憲法は大日本帝国憲法であり日本は明治時代からすでに帝国主義を宣言していたから、ロシア革命後は韓国は日本の植民地であると日本の共産主義者は決めつけたし、その思想は韓国にも輸出されて広がった。
共産主義の詩人であった中野重治は一九二九年に「雨の降る品川駅」を発表した。中野重治は韓国=日本帝国の植民地であると認識していた。植民地からの解放運動を韓国に帰る韓国人に呼び掛けたのが「雨の降る品川駅」である。

中野重治「雨の降る品川駅」

辛よ　さようなら
金よ　さようなら
君らは雨の降る品川駅から乗車する

李（り）よ　さようなら
もう一人の李よ　さようなら
君らは君らの父母の国にかえる

君らの国の川はさむい冬に凍る
君らの叛逆する心はわかれの一瞬に凍る
海は夕ぐれのなかに海鳴りの声をたかめる
鳩は雨にぬれて車庫の屋根からまいおりる

君らは雨にぬれて君らを追う日本天皇を思い出す
君らは雨にぬれて　髭　眼鏡　猫背の彼を思い出す

ふりしぶく雨のなかに緑のシグナルはあがる
ふりしぶく雨のなかに君らの瞳はとがる

雨は敷石にそそぎ暗い海面におちかかる
雨は君らの熱い頬にきえる

君らのくろい影は改札口をよぎる
君らの白いモスソは歩廊の闇にひるがえる

シグナルは色をかえる
君らは乗りこむ

君らは出発する
君らは去る

さようなら　辛
さようなら　金
さようなら　李
さようなら　女の李　

行ってあのかたい　厚いなめらかな氷をたたきわれ
ながく堰（せ）かれていた水をしてほとばらしめよ
日本プロレタリアートのうしろ盾まえ盾
さようなら
報復の歓喜に泣きわらう日まで
　　　　　　　　　「雨の降る品川駅」

中野重治（Ⅰ９０２―１９７９）は福井県の小地主の次男として生まれた。東京帝大在学中から先鋭的なプロレタリア詩人として活躍、詩の他、小説や評論でも二十代にしてすでに運動の最先端に立っていた。一九三二年の共産主義運動にたいする大弾圧で逮捕、共産主義運動から身を引くことを約束して出獄、その後いわゆる転向小説の傑作「村の家」を発表した。
※戦前には無政府主義者・共産主義者・社会主義者、および国家の存在を否認する者や過激な国家主義者を査察・内偵し、取り締まることを目的とした特別高等警察、略称特高警察が存在し、特高警察は共産主義者をかたっぱしから逮捕し、拷問しながら共産主義をやめることを強要した。共産主義をやめることを転向と言った。転向しない限り共産主義者は釈放されることはなかった。中野は拷問に耐えられずに転向した。宮本委員長や沖縄出身の徳田球一は転向しなかったので戦後まで釈放されなかった。

戦後の中野は再び共産党に入党すると同時に、新日本文学会の創立に尽力した。しかし、共産党から一九六四年に除名される。それ以降の中野の仕事は主に新日本文学会との関係で推移し、七十七歳で死亡するまで日本の民主主義文学運動の発展に貢献した。
中野重治のような詩人や芸術家や大衆運動家が共産主義運動に参加したのが戦前だった。

戦後の日本は帝国主義を放棄して民主主義国家になった。戦前の共産主義者たちは国民の貧しさを救い、働いただけ報われるような社会が共産主義がつくる社会であると信じていた。彼らにとって、労働者を搾取し貧しくさせるのが帝国主義であった。しかし、戦後は独占禁止法によって財閥は解体し、アジアの植民地は解放した。人権は平等になり、表現は自由になった。戦前の共産主義者が求めていた民主主義の日本になったので共産党を離脱する者は多かった。共産党を離脱しないながらも民主主義にこだわったのが中野であった。中野のような詩人たちを共産党は除名した。「毒虫飼育」で暴力革命を否定した詩人黒田喜夫も除名された。
　戦後の共産党はソ連を支持し。社会主義国家を支持した。だから、人間の自由がなく表現の自由も禁止されたソ連を批判し、自由と民主主義を主張する詩人や表現者は共産党から除名されたのだ。

詩「雨の降る品川駅」で分かるように一九二九年にはすでに朝鮮でも共産主義者は多かった。戦前の日本は大日本帝国憲法が示すように帝国主義国家だった。労働者を搾取するのが帝国主義であるという思想が共産主義者であったから、日本に併合された韓国は共産主義者にとって日本帝国の植民地であったのだ。
戦後の韓国は軍事独裁国家であったから、独裁国家に反対する者たちは韓国社会で共産主義に走り、共産主義は根強く広がった。軍事独裁国家は崩壊し、議会制民主主義国家になったが、日本では解体した財閥が韓国はまだ存在する。韓国のＧＤＰ（国内総生産）の４分の３を占めているのが１０大財閥である。財閥企業に就職できなければ人生の「負け組」が確定するとも言われる。財閥企業には成績が優秀でも普通の家の子供は就職できない。就職差別が存在する韓国である。財閥企業に就職できない成績優秀な学生は給料の安い韓国の中小企業を避けて日本企業に就職するようになっている。
財閥の圧力によって韓国の中小企業は輸出ができないし、成長することもできない。強い差別社会が韓国である。差別が強ければ強いほどに共産主義は支持される。韓国は共産主義は禁じられているが隠れ共産主義は韓国社会で広く支持されている。支持されているから隠れ共産主義が仕掛ける慰安婦問題や元徴用教問題が拡大し、国の政治も左右するのである。それは沖縄の辺野古移設反対運動と同じである。元徴用工問題、慰安婦問題、辺野古移設問題は隠れ共産主義が仕掛けた運動である。