まざまざと見せつけたねつ造テープで財務省を降参させた朝日グループのすごさ



沖縄内なる民主主義16・マリーの館発売中
 

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
クリックお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まざまざと見せつけたねつ造テープで財務省を降参させた朝日グループのすごさ

財務省は福田前次官によるセクハラを認めてテレ朝に謝罪した。テレ朝の勝利、財務省敗北である。テレ朝というより朝日グループの執念と強さをまざまざと見せつけたのが福田前次官セクハラ問題であった。

矢野康治官房長は、
「財務省としましては、セクハラ行為があったと判断し、処分を行うことにしました。この会見に先立ちまして、株式会社テレビ朝日に対しまして、セクハラ行為を受けた方へのおわびをご本人にお伝え頂くようお願い申し上げたところでございます。関係者の皆様に深くおわびを申し上げます。申し訳ありません」
と謝罪した。
 財務省の敗北宣言である。

 福田前次官は弁護士の聴取に対して4月4日の夜にセクハラ被害を受けたと主張するテレビ朝日の女子社員と1対1で会ったことは認めたが、セクハラについては否定している。しかし、財務省は福田前次官の女子社員へのセクハニを認めて27日午後、財務省の担当者が東京・港区のテレビ朝日本社を訪れて謝罪をした。
本人がセクハラを否定しているのに財務省はセクハラを認めたのである。財務省は福田前次官の発言を認めなかった。これでは福田前次官は嘘つきであると財務省が決めつけたことになる。

なぜ財務省は福田前次官が否定したにも関わらずセクハラ行為をしたと認めたのか。それには財務省なりのセクハラを認めざるを得ない事情があった。つまり、財務省には女子社員へのセクハラはなかつたとテレ朝の主張を覆すだけの反論・反証ができなかったのである。福田氏のセクハラ否定の発言だけで反論することはできなかった。
テープを分析すれば、テープが合成であることが分かる。専門家も合成であることを指摘している。テープはテレ朝女子社員が隠し取りしたものではなくテレ朝の専門家が合成したものであることは確実である。であるならば女子社員が新潮に提供したのではなくテレ朝が提供したことになる。そのことを突き詰めれば財務省は合成テープを根拠に福田前次官が女子社員にセクハラ発言をしたというのは間違っていると主張することができる。しかし、困ったことに、テープの声の主が福田前次官であることを本人も専門家も認めている。「胸、触っていい?」「抱きしめていい?」「浮気しよう」「手を縛っていい」は福田前次官の声に間違いがない。テープが編集したものであることを主張するだけでは福田前次官のセクハラ疑惑を払拭することはできないのだ。
財務省はテープを材料に反論することができない現実がある。

新潮、テレ朝、女子社員の誰に絞って反論するかも財務省を悩ます問題である。、
 最初に福田前事務次官のセクハラを週刊誌で発表したのは新潮である。財務省が新潮を批判したら、新潮はテレ朝の女子社員が提供したテープと情報を参考に記事にしたのだから、新潮にはねつ造の責任はない。財務省は新潮を反論の対象にすることはできない。
 テープは女子社員がテレ朝に内緒で新潮に提供した。だから、テープが合成であったとしてもテレ朝には責任がない。財務省はテレ朝に合成テープを根拠に反論することはできない。
反論するとすれば新潮にテープを提供した女子社員に対してであるが、女子社員がテープの合成をすることはできない、女子社員がテープを新潮に提供したとしたら4月4日に録音したテープということになる。テープは合成したものなのかそうではないのかというややこしい問題に発展する。それに財務省が女子社員に反論をしたらセクハラの二次被害としてマスコミは一斉に財務省を非難するだろう。
 財務省は新潮、テレ朝、女子社員のどちらかに絞って反論することはできない。だからといって三者をまとめて反論することは問題が複雑化して反論することが困難である。新潮、テレ朝、女子社員のそれぞれに反論するのも、三者まとめて反論するのも財務省にとってはお手上げなのだ。
お手上げ状態の財務省は。真相解明でずるずると時間をかけていくよりも降参をしてテレ朝に謝罪し問題を収束させる方法を選択したのである。

 福田氏のセクハラ問題を新潮一社でやったか、あるいはテレビ朝日一社だけでやっていたら財務省もなんとか反論の道が開けたかも知れない。しかし、三者が巧妙に絡みあっては財務省は白旗を上げるしかなかった。長期戦になって泥沼状態になるよりは敗北宣言をしたほうがいいと判断したのが財務省である。
 テープがどんなテープであるかよく知っていたのはテレ朝である。そのテープをどのように利用すれば財務省、麻生大臣を追い詰めることができるかをテレ朝は考え、計画を立てて、実行をした。テレ朝の狙いはスバリ的中した。
 この計画はテレ朝というより朝日グループの計画であるだろう。まざまざと見せつけたねつ造テープで財務省を降参させた朝日グループのすごさである。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )