慰安婦像がサ市の公共物になったのは日本のお粗末な慰安婦論の性である


新発売


新発売・沖縄内なる民主主義14      定価1490円(税込み)
新発売・少女慰安婦像は韓国の恥である 定価1404円(税込み)


本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
クリックお願いします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
慰安婦像がサ市の公共物になったのは日本のお粗末な慰安婦論の性である
アメリカのサンフランシスコ市で、市議会が11月14日に民間団体が建てた慰安婦像の寄贈を受け入れる決議を承認し、サンフランシスコ市長が同意のサインをしたので正式に慰安婦像が市の公共物となった。慰安婦像は、全米の主要都市では初めて、正式に市の公共物となった。
これを受け、吉村洋文大阪市長はサンフランシスコ市との姉妹都市を解消した。市議会では「姉妹都市解消を求めるべきだ」との決議案に反対していた自民党と公明党であったが、12月12日の市議会で賛成して解消を決議した。

大阪市が姉妹都市を解消した理由は像の碑文にあった。
「この記念碑は1931年から1945年までアジア太平洋の13ヶ国において、日本帝国陸軍の性奴隷であった数十万人の女性や少女の苦しみを証言するものです。
性奴隷にされた女性や少女たちのほとんどが、囚われの身のまま亡くなりました。
この陰惨な歴史は1990年代に生存者が勇気を持って声を上げるまで数十年間も隠し通されてきました」
碑文には慰安婦は日本軍の性奴隷であつた書いてある。吉村市長は慰安婦は性奴隷ではないし、もし、慰安婦像をサ市の公共物にした時には姉妹都市を解消することを何度もエドウィン・リー市長サ市長に通告したが、聞き入れられなかった。だから、姉妹都市解消を決めたのである。吉村市長の解消決断は正しいことであり、勇気ある決断であった。
慰安婦が性奴隷ではなかったと主張している日本のジャーナリスト、政治家、知識人たちは全力で吉村市長を応援し、サンフランシスコの市民やジャーナリストに慰安婦は性奴隷ではなかったことを理解させて、議員たちを動かし、慰安婦像を公共物から除外させていくべきである。
果たして日本がサンフランシスコの市民に慰安婦は性奴隷ではなかったことを理解させることができるだろうか。残念ながら無理かもしれない。
日本の反論は慰安婦は性奴隷ではなく、売春婦であり、韓国は慰安婦が性奴隷であったと嘘をついているという主張を繰り返すだけである。そんな反論で韓国の世界に流布させた理論を覆すことはできない。
慰安婦問題で深刻なことは韓国だけでなく米国やヨーロッパ等の国々で慰安婦は性奴隷であったと信じていることである。米国やヨーロッパ等は特別に韓国びいきではない。韓国の主張にも日本の主張にも中立的な立場で聞いている。その結果韓国の主張が信じられているのである。世界の国々は韓国の説明が真実であり、日本の説明が嘘である思っているのだ。

シュレーダードイツ元首相は
「日本が過去に犯した暴力について(謝る)勇気を出せずにいることは極めて残念なことです。私は今こちらにいる方々は(日本に対する)復讐心や憎悪心からではなく、日本が(過ちを犯した)歴史を認め謝ることを切実に望んでいるという事実を知っています」
と、述べている。シュレーダー元首相は日本が大陸に侵略した歴史を問題にしているし、侵略したのだから慰安婦を性奴隷にしたのは当然だと思い込んでいる。性奴隷も含めて大陸侵略したことを謝罪しろと言っているのだ。彼の反侵略戦争と民主主義、平和主義の思想に巧みに侵入しているのが慰安婦=性奴隷の理論を展開している韓国の政治活動団体である。
 
彼らは「慰安婦は性奴隷である」を世界にうまく浸透させるために表だっては慰安婦=性奴隷を強調しない。
彼らは、
「慰安婦の碑は日本と韓国の問題ではない」
と慰安婦問題は日本対韓国の二国間の限られた問題ではないことを強調し、
「これは人道に対する罪なので」
と世界の市民が関心を持つように話し、
「わたしたちは二度とこのような過ちを繰り返してはならないのです」と戦争における人道問題であるように述べて、慰安婦=性奴隷であるとは一言も言わないで、慰安婦問題を人道問題として二度とあってはならないと世界の人々に訴えるのである。そして、世界平和のシンボルとして少女像を設置する。設置した少女像の碑文にはしっかりと慰安婦は日本軍の性奴隷であったと書くのである。つまり、慰安婦=性奴隷は説明するまでもない当たり前の常識であると決めつけているのが韓国のやり方である。
 韓国の巧みな戦術に世界は乗せられていると言えよう。

「日本は民主主義国家を自称しているにも関わらず、全ての人々が認めることを否認するのは理解できない」
「日本は民主主義国家になった。ドイツも同じだ。だがドイツは全てを認めた。日本も慰安婦問題を認めて過去を清算しなければならない。自由を愛するという日本の政党が隠すのを理解できない」
日本以外の世界の人々はこのように考えている。世界の人々に慰安婦は性奴隷ではなかったと主張しても信じさせることはできない。むしろ、日本は嘘つきだと軽蔑されるだろう。

 しかし、そんな現実を自覚していないのが日本である。日本の右翼の主張を世界に知らせることが目的の「史実を世界に発信する会」の茂木弘道事務総長代行は、慰安婦問題について、
「歴史を正しく理解できていないことが明らかだ」
「韓国人から嘘だけを聞いてきた。その女性たちが強制的に動員されて慰安婦になったという主張を裏付ける証拠はない。強制動員の証拠になる目撃者も一人もいない」
「慰安婦がいたということは否定しない。しかし、これらの女性は当時彼女らの職業を選択したことであり、不法ではなかった。日本政府や軍隊が彼女らが慰安婦になるよう強要したという主張を裏付ける証拠は全くない」
と主張するだけである。そんな主張に韓国ネット民たちは、
「(日本は)事実を歪曲するほど、傷口が広がるということがなぜわからないのか」
「全世界で日本だけが少女像の建立を嫌がるね」
「やはりアメリカは正義の国だ」
と軽くあしらっている状態である。日本側の、慰安婦は性奴隷ではないという主張は世界にも韓国にも通用しないのが現実である。
 慰安婦論争で日本は韓国に負けている。

 10月に「少女慰安像は韓国の恥である」を出版したが、原稿は2014年からブログに掲載したのをまとめたものである。ブログでは慰安婦は性奴隷ではないことを明らかにすると同時に日本側の理屈では韓国に勝てないことも指摘した。日本側の主張は三年経っても指摘した通りであり変わっていない。韓国に慰安婦論争で勝てるはずがない。
 論争で韓国に反撃するにはどのように理論を展開すればいいのか追及した結果が「彼女は慰安婦ではない。違法少女売春婦である」である。そして、韓国が量産している「少女像」こそが韓国の弱点であることをつきつめ「少女慰安婦像は韓国の恥である」の本を出版した。

 2014年に日本の政治家や評論家を批判したブログを紹介する。

2014年04月16日
慰安婦問題ではない。性奴隷問題だ
日本の多くの評論家や政治家が韓国が日本に謝罪を求めている慰安婦問題に対して勘違いしている。韓国は韓国の女性を日本兵相手の売春婦にしたことを謝罪しろとは言っていない。性奴隷にしたことを謝罪しろと言っているのだ。慰安婦とは性奴隷のことであり売春婦のことではない。
橋本市長が言ったことになっている「慰安婦は必要だった」は韓国流にいえば「性奴隷は必要だった」である。そして、アメリカでも慰安婦=性奴隷である。
ところが日本の政治家や評論家は日本軍相手の売春婦を総称して慰安婦だと考えているから、
「戦前は慰安婦が必要だった」
「どこの国にも慰安婦は居た」
「ベトナム戦争の時は韓国軍も慰安婦を利用していた」
という理屈になるのである。しかし、日本のこのような理屈は韓国、米国では、
「戦前は性奴隷が必要だった」
「とこの国にも性奴隷は居た」
「ベトナム戦争の時は韓国軍も性奴隷を利用していた」
と訳されてしまう。このような発言をすれば日本は分別がないと軽蔑されてしまうだけである。。
 
慰安婦問題というのは日本軍が朝鮮女性を性奴隷にしていたか否かの問題であることを私たちは念頭に置かなければならない。売春婦問題ではないのだ。日本軍は朝鮮女性を性奴隷にしたかしなかったかの問題なのだ。もし、朝鮮女性を性奴隷にしたのなら日本には性奴隷制度があったことになる。つまり、慰安婦制度は性奴隷制度だったということになってしまう。

日本は明治維新で士農工商制度を排して四民平等の社会になった、福沢諭吉の「天は人の上に人をつくらず。人の下に人をつくらず」が四民平等を象徴する格言だ。
四民平等は奴隷制度の否定である。日本には奴隷制度はなかったのだ。日本は売春を公認していたが放置していたわけではなかった。公娼制度というのがあり、売春婦は職業のひとつとして認められ、人権は守られていた。
公娼制度は「娼妓取締規則」という法律によるが、その法律は娼妓=売春婦の人権を守る法律である。つまり、性奴隷を禁じる法律である。
慰安婦制度は大陸版の公娼制度であった。日本では遊郭という限定された場所だけで売春は許可されていた。彼女たちは定期的に性病検査を受けなければならなかった。性病にかかった女性は仕事することを禁止された。そしてなにより彼女たちが奴隷でない証拠は報酬を受け取っていたことである。

大陸でも公娼制度は適用された。遊郭が大陸では慰安所である。大陸は無法地帯である。慰安婦の安全を守るためには日本軍が保護できる場所に遊郭である慰安所をつくる必要があり慰安所をつくる場所は日本軍が指定した。軍医が定期的に性病検査をし、性病にかかった慰安婦に仕事することを禁じたのも公娼制度には医者が定期的に健診するのを義務づけていたからである。

日本軍が慰安所設置に関わり、軍医が性病検査をしたのは法律に従った行為であり、日本軍の義務であった。
日本や朝鮮で募集した慰安婦を日本軍が現地まで連れて行ったのは慰安婦の安全を守るためであった。それを強制連行なんていうのはお門違いだ。
慰安所の慰安婦にはきちんと報酬が支払われた。性奴隷ではなかった根本的な証拠である。
慰安婦は性奴隷ではなく日本軍が保護している公娼であった。

だから、慰安婦は絶対に米国で性奴隷に訳されてはいけない。
日本は四民平等の国であり、奴隷制度はなかった。性奴隷は「娼妓取締規則」で禁じていた。
韓国が韓国女性を性奴隷にしたと主張することは、四民平等を否定していることになる。日本国家の根幹にかかわる四民平等を侮辱していることになる。

外務省の伊原純一アジア大洋州局長が16日訪韓し、韓国外交省の李相徳(イサンドク)東北アジア局長と、いわゆる従軍慰安婦問題について集中的に協議した。
韓国側は「慰安婦問題は請求権協定の対象外」との立場を強調し、日本に法的責任を認め、公式の謝罪や賠償をするよう求めたとみられる。
韓国は法的責任を日本に認めさせようとしている。法的に認めろということは日本に奴隷制度があったことを認めろと要求していることになる。日本には奴隷制度はなかった。慰安婦制度は性奴隷にさせないための法律であったのであり、性奴隷制度を認める法律ではなかった。
韓国が日本に性奴隷制度があったと主張することは日本の法を、日本国家を侮辱していることに等しい。絶対に韓国の主張を受け入れることはできない。

そもそも、性奴隷は売春規制がなく、売春が自由であった朝鮮で横行していたものである。誘拐、人身売買は朝鮮では日常茶飯事だった。「貸座敷娼妓取締規則」をつくり売春を規制したのは日本政府だったのだ。十七歳未満の売春婦を禁じたのが「貸座敷娼妓取締規則」だ。それまでは韓国では少女買春も自由だった。

日本に性奴隷制度はなかった。慰安婦制度は性奴隷を禁止する制度であった。元慰安婦を語っている女性たちが性奴隷であったなら、彼女たちは確実に慰安婦ではなかった。民間の違法売春婦だった。

橋本徹市長の慰安婦性奴隷発言にはあきれた
 慰安婦問題解決の先頭に立つ政治家として維新の会の橋本市長に期待していたが、私の期待は裏切られてしまった。とても、残念である。日本の政治家による慰安婦問題の解決は遠のいてしまった。

 大阪市の橋下徹市長(日本維新の会共同代表)は15日、大阪市内の街頭演説で、第二次世界大戦で米国などの連合国軍がナチス・ドイツ占領下のフランス北西部の海岸で展開したノルマンディー上陸作戦について、「ノルマンディーに上陸して、連合国軍兵はフランス人女性を犯した。これはたまったもんじゃないと慰安施設を造った。これは歴史の事実だ。不幸な過去だし、二度とやってはならない」と述べた。
さらに橋下市長は「欧米人は『日本人は性奴隷を持っていた』と言うが、『俺たちも悪いけど、お前たちも悪い』と、言い返すような日本人を作らなきゃいけない」と持論を展開した。【野口武則】

橋本市長はあろうことか慰安婦を性奴隷であると発言している。これでは韓国の思惑通りだ。
「俺たちも悪いけど、お前たちも悪い」では日本の慰安婦が性奴隷であったことを認めただけであり、「お前たちも悪い」発言は慰安婦を性奴隷だと信じている世界の国々には日本の罪を責任転嫁しようとしているずるいやり方としか思われないだろう。
これでは慰安婦問題の解決を橋本市長や維新の会に期待できなくなった。
慰安婦は性奴隷ではない。逆だ。人権を日本軍が守った公娼である。
日本兵相手の売春は慰安婦だけではない。売春婦を区分けすると左記のようになる。

慰安婦は、
日本女性は「娼妓取締規則」(一九〇〇年)を適用し、韓国女性は「貸座敷娼妓取締規則」(一九一六年)を適用した公娼であった。

日本軍が保護したのが慰安婦である。
○楼主(日本人)が十名以下の慰安婦を管理・経営
○トラブルは憲兵隊が処理
○日本軍指定の慰安所のみで商売
㊟ 慰安所は国内の遊郭と同じ。
○週一回の軍医の検診

民間売春婦 
○経営者 日本人・韓国人
○PROSTITUTE(売春婦)
○十七歳未満少女の違法売春婦も居た。
○誘拐した女性を売春婦にした。性奴隷、少女性奴隷も居た。

 日本兵相手の売春は日本が公認している慰安婦だけでなく、民間売春婦も多かった。性奴隷は慰安婦には居なかった。慰安所は国内の遊郭のことであり、日本軍が指定した安全な場所でのみ営業した。憲兵隊が慰安婦の安全を守り、日本人楼主が遊郭と同じように管理・経営した。客には将校クラスも居た。
日本軍が管理している慰安所では誘拐された女性や少女が慰安婦になることはできなかった。慰安婦が性奴隷させられることもなかった。

誘拐した少女を性奴隷したのは韓国人が経営する民間の売春宿であっただろう。それしか考えられない。
日本兵による性暴力被害や日本兵による誘拐性奴隷は起こっただろう。しかしそれは戦争の性被害問題であって慰安婦問題ではない。

『帝国の慰安婦』という本を出版した韓国の教授が居た。彼女の名は朴裕河(パク・ユハ)氏(57)である。朴教授は韓国で生まれ、日本の慶応大学や早稲田大学大学院で日本文学を学んだ後、現在は世宗大学日本語日本文学科教授を務めている。

 朴氏は本の中で、日本軍による性的暴力は、
○ 1回きりの強姦(ごうかん)
○ 拉致した上での性的暴力、
〇 管理下での売春
の3種類があったと述べて、朝鮮人慰安婦の大部分はこの3番目のケースが中心だとつづっている。

 管理下での売春婦とは慰安婦のことである。韓国なら十七歳以上で、自分の意思で警察に慰安婦になることを申し出て必要書類を提出した女性である。
 朴教授は民間売春婦については言及していないが、管理下での売春つまり慰安婦を認めている。慰安婦は性奴隷ではなかったことを朴教授は述べているのだ。
 
 自称元慰安婦らは『帝国の慰安婦』の著者である朴裕河教授を告訴した。
 自称元慰安婦たちの訴訟を支援する漢陽大学法学専門大学院のパク・ソンア教授は「元慰安婦の女性たちは日本軍によって性的な搾取をされた被害者なのに、この本は女性たちを『共犯』として描写している」と主張した。

 一方、著者の朴裕河氏は「この本は日本を十分に批判するために書いたものだ。慰安婦問題のように主張が対立する事案について評価するには、反対の主張も含め、あらゆる事実を客観的に検証する姿勢が必要だ」と主張している。

韓国で朴裕河教授が「管理下での売春」をちゃん本に書いたというのに、慰安婦問題を積極的に問題にしている維新の会の橋本市長が「慰安婦は性奴隷」であったと公言しているのである。
日本の政治家のふがいなさを痛感する。
維新の会の政治家のみなさん。もっと真剣に慰安婦問題に取り組んでくれ。

○ 戦争の性被害は慰安婦問題ではない。
○ 日本兵を相手にしていたとしても民間の売春婦は慰安婦ではない。
○ 日本兵による性暴力・誘拐監禁は慰安婦問題ではない。戦争下の性被害である。ジョリーさんも問題にしている、現代まで続いている戦争の女性被害問題である。

2014年06月18日
慰安婦問題・橋下発言は日本の首を締める


 春婦伝は1965年に公開された映画である。この映画は満州の慰安所で働く慰安婦が主人公である。
外国で上映した時のポスターである。慰安婦をPROSTITUTE と英訳している。日本語訳すると「ある売春婦の物語」である。



 PROSTITUTEとはプロの売春婦という意味である。プロと呼称されていることは慰安婦は商売人であり性奴隷ではないことを意味している。映画でもそのように描いている
慰安婦は売春婦「PROSTITUTE」であって性奴隷「SEXSLAVE」ではないことを映画「春婦傳」から理解できる。

橋下市長は「ノルマンディーに上陸して、連合国軍兵はフランス人女性を犯した。これはたまったもんじゃないと慰安施設を造った」と言い、慰安施設の彼女たちは日本の慰安婦と同じだったといっているが、世界は彼女たちを「SEXSLAVE」ではなく「PROSTITUTE」だと思っている。世界は日本の慰安婦だけを「SEXSLAVE」だと信じているのだ。

橋下市長がノルマンディー上陸後につくった慰安所で働いた女性を日本の慰安婦と同じ慰安婦であると主張しているが、世界は慰安婦=性奴隷とみている。ということは橋下市長はノルマンディー上陸後につくった慰安所で働いた女性は性奴隷であったと主張していると世界は考えるだろう。彼女たちが性奴隷であったと信じる外国の人間は居ない。彼女たちは「SEXSLAVE」ではなく「PROSTITUTE」だったと思っている。
橋下市長は日本の慰安婦も外国の慰安婦も同じだと言っているが、外国に日本と同じ慰安婦がいたと外国の人間は思っていない。慰安婦は日本だけにいた性奴隷として外国の人間は思っている。
そのことを全然認識していない橋下市長の安易な発言である。橋下市長の発言は日本の首を絞めてしまう。

日本の政治家に求められているのは日本の慰安婦は「SEXSLAVE」ではなく人権のある「PROSTITUTE」であり、しかも日本軍が彼女たちの人権を守っていたことを世界に理解させることである。
「慰安婦は政府が人権を保護したPROSTITUTE」であることを日本の政治家が認識しないと、世界で定着している「慰安婦はSEXSLAVE」を覆すことはできない。


戦争下の性暴力は慰安婦問題ではない。
女優アンジェリーナ・ジョリーさんが訴えているように戦争の女性被害である。
韓国は戦争下の性暴力も慰安婦問題と同じであると間違った主張をしている。
しかし、韓国の主張に真っ向から反論する日本の政治家がいない。
 だらしがない日本の政治家である。

私は「沖縄 内なる 民主主義」に「彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ」を書いたが、日本の政治家が理解するのは不可能なのだろうか。気が重くなる。

2014年04月19日
中山成彬元文部科学相の発言には失望
維新の会は、河野談話見直しの署名16万筆を菅長官に提出した。
署名は維新国会議員団が広く国民に呼びかけて2月20日から集めた14万2284筆と、地方議員らが1月末から集めた1万4699筆である。
河野談話を見直すのは当然であるし、慰安婦が性奴隷であったとする韓国の主張を否定し、慰安婦は日本軍が保護し、人権が守られていた政府公認の売春婦であったことを明らかにして、韓国、米国、国連に認めさせなければならない。
 
 私は中山氏の発言に落胆した。中山氏は記者団に「国民の声を届けた。『従軍慰安婦』は存在しなかったというのが事実だ。事実をしっかり知っている人に検証してもらいたい」と述べた。
中山氏の不勉強ぶりが露骨に出た発言である。『従軍慰安婦』ではない。慰安婦だ。戦時中は従軍慰安婦とは呼んでいない。なぜなら慰安婦という呼称が日本兵を相手にした売春婦であったからだ。
日本兵を相手にした芸能人団体を慰問団と呼んでいた。「慰」は日本兵を慰めるという意味だ。だから慰安婦は慰問芸能人と同じで大陸の日本兵を慰める存在であった。

慰安婦は存在した。それは事実だ。慰安婦募集のチラシはあるし、現地で慰安婦がどのような待遇を受けたかの記録も多く残っている。「従軍慰安婦は存在しなかった」の主張では、慰安婦が存在していた証拠を出せば負けてしまう。これでは韓国や米国の主張に簡単に負けてしまう。

中山氏は慰安婦問題を全然理解していない。
慰安婦問題は慰安婦は性奴隷だったと韓国が主張し、それを国連や米国が認めていることである。韓国の主張への反論は、慰安婦は政府が容認している公娼であり、大陸では日本政府の代理役である日本軍が保護し、彼女たちが性奴隷にさせられることから守っていたと主張する以外にない。
日本軍は慰安婦を保護する義務があった。だから、彼女たちの安全を守るために日本軍の船やトラックで運んだし、日本軍が彼女たちの安全を守ることができる場所に慰安所を設置した。そして、軍医が週に一度は彼女たちの健康や性病検査をし、病気や性病にかかった慰安婦が働くことを禁じた。
公娼の人権を守る「娼妓取締規則」という法律があり、その法律の下に公娼制度があり、慰安婦制度は公娼制度の大陸版である。日本政府の代理が日本軍である。
「慰安婦は日本軍が保護し、彼女たちの人権を守った」の主張が韓国の主張を覆すことができる基本だ。

韓国が設置している少女慰安婦像の少女は慰安婦ではない。なぜなら慰安婦は日本では十八歳以上、韓国では十七歳以上の女性しか慰安婦になれなかった。十七歳未満は慰安婦になれなかった。それは法律に明記しているし、日本軍は法律を順守した。
少女慰安婦像の少女は慰安婦ではなく、慰安所以外に多くあった民間売春宿に居た違法少女売春婦だ。その事実を世界に訴えるべきだ。
韓国は十七歳未満の少女にも売春をさせていた。その証拠が少女慰安婦像である。韓国は韓国の恥の少女像を世界に設置しているのである。

安倍首相は慰安婦を性奴隷だと認めた
 安倍晋三首相は27日、オバマ米大統領が韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談後の共同記者会見で、旧日本軍の従軍慰安婦問題を「重大な人権侵害」と批判したことに関し「筆舌に尽くしがたい思いをされた慰安婦の方々を思うと、本当に胸が痛む思いだ」と述べた。視察先の岩手県岩泉町で記者団の質問に答えた。

首相は「20世紀は女性をはじめ、多くの人権が侵害された世紀だったが、21世紀はそうしたことが起こらない世紀にするため、日本も大きな貢献をしていきたい」と強調。今後の具体的な対応については「今後とも日本の考え方、日本の方針について説明をしたいと思う」と述べるにとどめた。【田中裕之】
         毎日新聞 
オバマ大統領が、従軍慰安婦問題を「重大な人権侵害」と述べたのはオバマ大統領が慰安婦は性奴隷であったことを信じているからである。米国では慰安婦をsex slaves(性奴隷)と呼んでいる。米国では慰安婦は性奴隷と同義語であり、日本国は性奴隷を是認していると信じているのだ。
オバマ大統領は慰安婦が日本兵相手の売春婦だったことを「重大な人権侵害」と言っているわけではない。売春婦であるなら「重大な人権侵害」とまでは言わない。この問題は現在の米軍が抱えている問題でもあり、ブーメランとなって米軍に跳ね返ってくるからだ。性奴隷だから「「重大な人権侵害」と言っているのだ。

オバマ大統領の発言に安倍首相が「筆舌に尽くしがたい思いをされた慰安婦の方々を思うと、本当に胸が痛む思いだ」と述べたことは、米国や韓国から見れば安倍首相が慰安婦は性奴隷であったことを認めたことになる。

韓国、米国、国連での慰安婦問題は売春婦問題ではなく性奴隷問題である。ところが安倍首相のように多くの日本の政治家は慰安婦問題を日本軍相手の売春婦問題だと勘違いしている。その勘違いが世界の慰安婦=性奴隷を助長しているのだ。

「河野談話」も安倍首相発言も世界に日本は性奴隷を認めていると発信しているのである。

「20世紀は女性をはじめ、多くの人権が侵害された世紀だったが、21世紀はそうしたことが起こらない世紀にするため、日本も大きな貢献をしていきたい」と強調しても、それは日本の犯した罪をごまかすものだと思われるだろう。
慰安婦を性奴隷だと認めたのだから、これからのことを言う前に、韓国に正式に謝罪するのが先だろうと米国や国連が思うのは当然である。謝罪しない日本は不誠実だと軽蔑されるだろう。

慰安婦は性奴隷ではなかったことを米国、国連に理解させるのが日本の最大の課題である。韓国を理解させる必要はない。というより韓国はどんなことがあっても理解することはない。日本が慰安婦は性奴隷ではなかったと主張すればヒステリーを起こすだけだ。

残念なことに安倍首相は米国の圧力に屈して慰安婦が性奴隷であったことを認める発言をしてしまった。
この劣勢を巻き返すには「河野談話」の検証を進めると同時に、現在から戦時中を見るのではなく、明治時代に性奴隷から女性を守るためにつくった「娼妓取締規則」が成立した過程や、戦時中の慰安婦が性奴隷ではなかった証拠を揃え、「娼妓取締規則」を法的根拠にしてできた慰安婦制度は慰安婦を性奴隷ではなく政府が人権を保護する制度であったことを丁寧に説明していく方法以外にはない。。
慰安婦は「sex slaves」ではなく「government protection prostitute」であることを世界に発信して、現在世界で流布している「sex slaves」を「government protection prostitute」に変えていく努力をしていくべきである。

日本は戦前は売春婦を容認していたことは認め、世界に軽蔑されたとしても受け入れなければならない。しかし、慰安婦が性奴隷だったことは絶対に否定するべきである。
世界に発信するとき、慰安婦=性奴隷になっていることを肝に銘じて、安易に慰安婦という言葉を使うべきではない。日本の政治家は「売春婦」はストレートな表現であるために「売春婦」を口に出すことを避けて、「慰安婦」を多用する傾向がある。それはまずいことである。慰安婦は英語では「sex slaves」であることを念頭に置き、慰安婦を使うときは細心の注意をするべきだ。
 
 以上2014年にブログに書いた日本の政治家、評論家への忠告である。
 日本は大陸侵略をした時に、日本軍の兵士相手の売春には公娼制度を適用した。娼妓取締規則に則った日本軍管理の慰安所でのみ売春をする女性が慰安婦であった。それ以外は慰安婦ではなかった。そのことを日本の政治家、評論家は認識しなければならないのに、残念ながら認識していない現実がある。だから、韓国の政治活動組織による慰安婦=性奴隷であるという理論が世界中に流布するのを許したのである。
 サンフランシスコ市が慰安婦像を市の公共物したのも日本が慰安婦は性奴隷ではないことをサンフランシスコ市の議員や市長に認識させることができなかったからである。サンフランシスコ市での慰安婦問題論争では韓国が勝利し、日本が敗北したのである。政治的に敗北したのではなく民間の論争レベルで日本は敗北したのだ。 
吉村大阪市長はサンフランシスコ市との姉妹都市を解消したが、解消しなければならない状況にしてしまったのは慰安婦問題に関わっている日本側が韓国の理論を覆すことができなかったからである。
 日本の評論家、政治家たちのお粗末さが露呈したのが大阪市の姉妹都市解消である。

 日本側の批判を軽くはねつけた韓国はますます調子に乗っている。少女慰安婦像を慰安婦を消して少女像と呼び、少女像を平和のシンボルにしている。そして、少女像人形を路線バスに乗せた。そのバスを平和の少女像バスと呼んでいる。
 少女像を韓国に増やし、米国やヨーロッパにも増やしていこうとしている。日本側が韓国がつくり上げた理論を根本から覆すような反論をし、韓国の勢いを止めることができなければ少女像は世界に増えていくだろう。

 日本は、少女像は日本軍が管理する慰安所に居た慰安婦ではなく民間の売春宿に居た違法売春婦であったこと、そして性奴隷は日本軍が管理する慰安所ではなく、民間の売春宿に居たことを世界の政治家やマスコミに理解させるべきである。残念ながらそれができそうな政治家や評論家が日本に存在しない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )