国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
リビア反体制派、国営テレビ局を制圧
【トブルク(リビア東部)=田尾茂樹】リビア反体制派は22日午前(日本時間同日午後)、首都トリポリの大半を制圧、ロイター通信によると同日午後、国営テレビ局を占拠した。
首都南部にある最高指導者ムアマル・カダフィ氏の邸宅周辺では、カダフィ派部隊と反体制派が交戦。多国籍軍による対リビア軍事作戦を指揮する北大西洋条約機構(NATO)当局者は22日、「カダフィ派全部隊が戦闘をやめるまで軍事作戦は続く」と語った。 40年以上独裁を敷いてきたカダフィ体制の崩壊は避けられない情勢だ。国際社会は、両派に停戦を呼びかけているが、首都では攻防が続いている。
AP通信によると、反体制派部隊は22日、カダフィ氏の邸宅がある準軍事施設バーブ・アジジヤに攻撃を仕掛けたが、カダフィ派が戦車砲などで応戦、撃退した。
反体制派が制圧した首都中心部の「緑の広場」を再びカダフィ派が奪い返したとの報道もある。中東の衛星テレビ局「アル・アラビーヤ」は、反体制派がカダフィ氏の三男サーディー氏を拘束したと伝えた。
バーブ・アジジヤは、カダフィ宅のほか同氏警護隊の兵舎や通信施設などがある約6平方キロの施設。カダフィ氏と最近接触した在トリポリ外交筋は、同氏が邸宅内にとどまっているとの見方を示している。一方、衛星テレビ「アル・アラビーヤ」はカダフィ氏が首都東部の病院内にいると伝えた。
(2011年8月23日01時32分 読売新聞)
やっとカダフィー独裁の崩壊が近づいてきた。金と武力の力で支配する独裁者を打倒するには何十万人という市民の血が流れる。リビアではNATOの空爆応援や武器供与の応援などがあったからカダフィー独裁を打倒することができたが、独裁政治を倒すのは困難である。
カダフィー政権を倒したからといって、民主主義国家がスムーズに成立するとは限らない。市民革命をなしとげたエジプトであるが、民主主義国家ができるまではこれから紆余曲折あるだろう。
タイでは選挙で選ばれたタクシン氏であったが、軍や都市の富裕層の圧力で在任にされ、選挙で選ばれた政権ももクーデターによって倒された。
軍も官僚もシビリアンコントロールされた本当の民主主義国家をつくりあげるのは意外と困難であり、世界でもまだ民主主義国家は少ない。
戦後日本はアメリカの徹底管理によって民主主義国家がつくりあげられていった。民主主義国家日本は一度も内戦がなく経済もめざましく発展した。アメリカによってつくりあげられても民主主義国家であるのだからいいではないか。
アメリカを外国と考えれば日本は外国によって民主主義国家になったといえるが、アメリカ人も日本人も同じ人間だと考えれば、日本の軍国主義を人間によって民主主義に変革したと考えることもできる。
アメリカに感謝する。
首都南部にある最高指導者ムアマル・カダフィ氏の邸宅周辺では、カダフィ派部隊と反体制派が交戦。多国籍軍による対リビア軍事作戦を指揮する北大西洋条約機構(NATO)当局者は22日、「カダフィ派全部隊が戦闘をやめるまで軍事作戦は続く」と語った。 40年以上独裁を敷いてきたカダフィ体制の崩壊は避けられない情勢だ。国際社会は、両派に停戦を呼びかけているが、首都では攻防が続いている。
AP通信によると、反体制派部隊は22日、カダフィ氏の邸宅がある準軍事施設バーブ・アジジヤに攻撃を仕掛けたが、カダフィ派が戦車砲などで応戦、撃退した。
反体制派が制圧した首都中心部の「緑の広場」を再びカダフィ派が奪い返したとの報道もある。中東の衛星テレビ局「アル・アラビーヤ」は、反体制派がカダフィ氏の三男サーディー氏を拘束したと伝えた。
バーブ・アジジヤは、カダフィ宅のほか同氏警護隊の兵舎や通信施設などがある約6平方キロの施設。カダフィ氏と最近接触した在トリポリ外交筋は、同氏が邸宅内にとどまっているとの見方を示している。一方、衛星テレビ「アル・アラビーヤ」はカダフィ氏が首都東部の病院内にいると伝えた。
(2011年8月23日01時32分 読売新聞)
やっとカダフィー独裁の崩壊が近づいてきた。金と武力の力で支配する独裁者を打倒するには何十万人という市民の血が流れる。リビアではNATOの空爆応援や武器供与の応援などがあったからカダフィー独裁を打倒することができたが、独裁政治を倒すのは困難である。
カダフィー政権を倒したからといって、民主主義国家がスムーズに成立するとは限らない。市民革命をなしとげたエジプトであるが、民主主義国家ができるまではこれから紆余曲折あるだろう。
タイでは選挙で選ばれたタクシン氏であったが、軍や都市の富裕層の圧力で在任にされ、選挙で選ばれた政権ももクーデターによって倒された。
軍も官僚もシビリアンコントロールされた本当の民主主義国家をつくりあげるのは意外と困難であり、世界でもまだ民主主義国家は少ない。
戦後日本はアメリカの徹底管理によって民主主義国家がつくりあげられていった。民主主義国家日本は一度も内戦がなく経済もめざましく発展した。アメリカによってつくりあげられても民主主義国家であるのだからいいではないか。
アメリカを外国と考えれば日本は外国によって民主主義国家になったといえるが、アメリカ人も日本人も同じ人間だと考えれば、日本の軍国主義を人間によって民主主義に変革したと考えることもできる。
アメリカに感謝する。
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リビア・シリア・イエメン・ヨルダン
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リビアでは米、英、フランスが軍事介入をして、カダフィ軍の攻勢を抑えた。劣勢だった反政府派の攻勢ももりあがってきたようだ。
しかし、シリア・イエメン・ヨルダンの反政府運動はまだ弱いようだ。内戦状態となったリビアのカダフィ政権を倒して、リビアが新しい政府になればシリア・イエメン・ヨルダンの反政府運動ももりあがるはずだ。一日も早いカダフィ政権の崩壊を望む。
エジプトの市民革命の成功は他の国々の市民に大きな勇気を与えているはずだ。今までなら弾圧に屈していた市民もエジプトのように革命が成功することを信じて頑張ることができる。また、エジプトやチュニジアの市民も他の国の市民を応援しているだろう。
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多国籍軍が軍事施設を空爆



カダフィ派の車両を狙って行われた多国籍軍の空爆=ロイター 【パリ=林路郎】最高指導者カダフィ氏が反体制派への攻撃を続けるリビア情勢を受け、米英仏を中心とする多国籍軍は19日夕(日本時間20日未明)、カダフィ派が支配する複数の軍事施設を空爆した。
住民保護のための武力行使を容認した国連安全保障理事会決議1973に基づく軍事行動で、作戦は「新たな旅立ち」と名付けられた。リビア内乱を巡る国際社会の軍事介入は初めて。カダフィ氏は徹底抗戦を宣言し、作戦は長期化する可能性が高い。
仏軍などによると、仏空軍のラファール戦闘機約20機が19日夕から、リビア東部の反体制派の拠点ベンガジ周辺で、カダフィ派の戦車や装甲車にミサイル攻撃を4波にわたって行った。空爆にはその後、英軍機も加わった。カダフィ派はここ数日、ベンガジ制圧に向けた攻勢を強めていた。
(2011年3月21日00時23分 読売新聞)
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リビアを空爆、軍事介入開始
【パリ時事】仏軍参謀部は19日、仏軍機が同日午後(日本時間20日未明)、リビア上空からカダフィ政権側に空爆を加えたことを明らかにした。米英両軍も同日、リビア領内に巡航ミサイルを発射。米英仏の3国を主体とする対リビア軍事作戦が始まった。リビアで反政府デモが激化して以降、国際社会による軍事介入は初めて。リビア情勢は重大な局面に突入することになった。
仏軍筋の話としてAFP通信が伝えたところでは、仏軍機は空爆でカダフィ政権側の軍車両数台を破壊。反政府勢力が拠点とする東部ベンガジ上空では、ラファール戦闘機など計20機が政府軍の攻撃阻止のため展開した。仏軍は夜間も作戦を続けるとしている。
また、米軍高官は国防総省で記者団に、地中海に展開する米英軍の艦船から巡航ミサイル「トマホーク」110発以上を発射したと述べた。カダフィ政権側が沿岸部に配備した防空施設20カ所などに攻撃を加えたという。同高官は、攻撃の初期作戦目標はリビア政府軍による市民への攻撃を阻止し、飛行禁止区域設定に抵抗する政府軍の能力を低下させることだと説明した。
パリでは19日、サルコジ仏大統領ら欧州主要国首脳とクリントン米国務長官、アラブ連盟など国際機関代表が、リビア情勢に関する緊急国際会議を開催。対リビア武力行使を容認する国連安保理決議の採択を踏まえ、カダフィ政権に「即時停戦が実現しなければ軍事的手段に訴える」と、事実上の最後通告を突き付けていた。
時事通信 3月20日(日)5時1分配信
米英仏が直接軍事介入をした。歓迎だ。カダフィ政権側の戦闘機や戦車等の武器を徹底して破壊してほしい。
エジプトなどの独裁政権が無血で倒れたのでリビアも無血革命になると思っていたら、豊富な軍事力で市民を弾圧した。このチャンスにカダフィ政権は絶対に潰すべきだ。そして、アフリカ、中近東を民主主義国家にするべきだ。
一日も早く、カダフィ政権が崩壊することを願う。
沖縄のうわさ話の米軍基地の掲示板に、「福島原発の4号機の火事を消したのは米軍だそうです」という書き込みがあった。私の推理ではアメリカから34人の専門家が参加して、戦略を決めたと思う。
三号機を消防車で放水すると決めたときから、不思議なくらいばたばたしなくなった。そして、自衛隊、消防署から優れた消防車を集め始めた。この理路整然とした行動ができるのは、原子力発電機の詳細に分析し、ひとつひとつ解決する順序を決めたたからだと考えられる。
・・・・・・・以下はアメリカに関する情報です。
東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故を受け、米政府が日本政府に対し、海水を吸い上げて24時間稼働する大型放水設備4機を無償で提供すると申し出たことが19日、わかった。
遠隔操作による無人放水が可能で、被曝(ひばく)の恐れが強い1~4号機の冷却作業にそれぞれ1機ずつ設置することを想定しているという。
日本政府は米政府の提案を受け入れる方向だ。 最終更新:3月20日(日)3時4分
米GE、原子力技師を日本に派遣=WSJ
ロイター 3月18日(金)17時21分配信
[18日 ロイター] ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は、日本の福島第一原子力発電所の事故を受け、日本政府と東京電力<9501.T>の共同対策チームに原子力技師を派遣した。GEの広報担当者が、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙に語った。
福島第一原発にある6基の原子炉は全てGEが設計した。
GEは日本への技師派遣で、現職者と退職者1000人以上のネットワークを活用しているという。
同社は日立製作所<6501.T>との合弁を通じて、日本と米国の政府に助言を行っているという。
福島原発
【ワシントン=山田哲朗】放射能漏れを起こした福島第一原発で事態の悪化に歯止めがかからないことに対し、米国では日本政府の危機感が欠如しているとの焦りが募っている。
米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長とエネルギー省のポネマン副長官らによる17日の記者会見では、米記者団から「日本政府がこの危機に対処できると信頼しているか」「日本の情報開示に不満を感じていないか」など、日本の危機管理能力を問う質問が相次いだ。カーニー大統領報道官は「オバマ大統領は、日本政府が十分に問題の深刻さを理解していると信頼している」と表向き答えたものの、内実は深刻に受け止めている。
17日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、米国は原発の上空に放射能測定装置を積んだ無人機を飛ばして独自の情報収集に着手している。米政府からの測定装置の提供の申し出は地震直後に行われたが、日本政府は当初断り、事態が悪化し受け入れたという。
ヤツコ委員長が16日、「4号機の水はすべて沸騰して干上がっている。放射線レベルは極めて高く、復旧作業に支障をきたす恐れがある」と証言したのは、無人機の情報を踏まえている可能性がある。
日本政府が委員長の見解に反し、自衛隊が4号機のプールの水を確認したと発表したことをめぐっても、米メディアには「日本政府が情報を隠しているのでは」との不信感が広がっている。
率直な議論を重視する米国では、事態の深刻さを直視する姿勢が強い。民間機関「憂慮する科学者同盟」は17日、記者会見を開き、核専門家のエドウィン・ライマン博士が「日本は絶体絶命の試みを続けているが、もし失敗すれば、もう手だてはない」と指摘、放射性物質が大量に放出されて「100年以上にわたって立ち入れなくなる地域が出るだろう」との悲観的な見方を示した。
米国社会は常にイラクやアフガニスタンの戦死者など冷徹な現実と向き合ってきただけに、日本政府の対応は手ぬるく映る。ニューヨーク・タイムズは、「日本の政治、官僚機構は、問題の広がりを明確に伝えず、外部からの助けを受け入れようとせず、動けなくなっている」「日本のシステムはすべてゆっくりと合意に達するようにできている」とする匿名の米政府関係者の分析を紹介し、国家的な危機に及んでも大胆な決断ができない日本政府へのいら立ちをあからさまにした。
(2011年3月18日14時18分 読売新聞)
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首都包囲網狭まる・・・リビア
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【カイロ時事】リビアで最初に反政府デモが起きた15日から24日で10日目を迎えた。最高指導者カダフィ大佐の率いる政府は東部の多くの地域を失った上、チュニジアに近い首都トリポリ西方の町が同日、反政府側の支配下に入ったと伝えられた。大佐の一族に相次いで出国の動きが出始めるなど政権の弱体化は明らかで、事態は重大局面に入りつつある。
カダフィ大佐は同日、リビアのテレビに電話を通じて出演し、国民に平静を呼び掛けるとともに、反政府騒乱で死亡した軍・治安部隊の遺族に哀悼の意を表した。
トリポリの西約40キロのアッザウィヤではこの日、激しい戦闘が発生。大佐は、アッザウィヤの部族に自らを支持するよう呼び掛ける一方、反政府デモ隊を「強盗」と決め付け、「自分の国を自分で破壊している。互いに殺し合いたいのなら、そうすればよい」と切り捨てた。
エジプト国境からトブルク、ダルナ、ベイダを経て、第2の都市ベンガジに至る北東部の諸都市は、政府側の支配を脱した。24日には、ベンガジ南方の都市アジュダビアが新たに反政府側の支配下に入った。各都市では武装した反政府派の市民や体制から離反した将兵らが「民衆委員会」をつくり、秩序を保っているもようだ。
一方、ロイター通信などは、トリポリの西約120キロのズワラも同日までに反政府側が掌握したと伝えた。目撃情報によると、ズワラからは警官や軍兵士が姿を消し、自動小銃で武装した民衆委が支配している。
トリポリではデモが波及した20日以降、断続的に行われていた反政府デモ隊に対する武力弾圧が下火になった。街には政権側治安要員の姿が目立ち、多くの住民は家に閉じこもったままのようだ。(続)
リビア反体制派首都に迫る…死者2千人の情報
【カイロ=長谷川由紀】最高指導者ムアマル・カダフィ氏の長期独裁に抗議するリビアの反体制派勢力は24日、東部に続いて西部の都市も次々と制圧し、カダフィ氏が滞在しているとされる首都トリポリ周辺に迫っている。
ロイター通信は、首都西方120キロのズワーラが反体制派の手に落ちたと伝えた。一方で、24日にはカダフィ氏を支持する軍部隊が首都西方50キロのザウィアで反体制派の拠点となっているモスク(イスラム教礼拝所)を攻撃した。ロイターによると、この攻撃で少なくとも10人が死亡した。包囲網が狭まる中、カダフィ体制側も反撃に出たものとみられ、「首都攻防」を控えて事態は極度に緊迫している。
ロイターは、フランス外務省筋の見通しとして、リビアでデモが激化して以降の死者は最大2000人に達すると報じた。
カダフィ氏は24日、国営テレビを通じて演説し、あくまで地位にとどまる決意を改めて表明した。氏は、反体制運動のことを「(国際テロ組織)アル・カーイダが扇動している」などと批判した。
(2011年2月25日01時47分 読売新聞)
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カダフィ体制、頼みは雇い兵…部族や軍は離反
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政権の基盤だった部族や軍の離反が加速する中、カダフィ氏は外国人雇い兵を大量動員し、反体制派との首都攻防戦に備えている模様だ。
カダフィ氏は、チャドやアルジェリア、チュニジアなどアフリカ近隣国の雇い兵を船や飛行機でトリポリに結集させている。
外国人雇い兵に頼るのは、軍の造反が相次いでいるためだ。北東部ベンガジの地元紙クリナによると、23日、ベンガジへの空爆命令を拒否した戦闘機の乗組員2人がパラシュートで機外に脱出、同機を墜落させた。また、中東の衛星テレビ「アル・ジャジーラ」によると、カダフィ体制を見限り、脱出したとみられるリビア軍の艦艇が22日、地中海のマルタ沖に到着した。
(2011年2月24日10時19分 読売新聞)
米大統領、リビアの民衆弾圧を非難…制裁も視野
. 中東
【ワシントン=山口香子】オバマ米大統領は23日、リビアのカダフィ政権が反政府勢力に武力攻撃を行っていることについて、「苦痛や流血は非道極まりなく、容認できない」とする声明を読み上げ、攻撃の即時停止を求めた。
さらに「この危機に対し、あらゆる選択肢を用意するよう指示した」と述べ、制裁を視野に対応を検討していることを明らかにした。
オバマ大統領が今回のリビア騒乱について公の場で発言するのは初めて。大統領は、「リビア国民の普遍的権利を強く支持する」と述べ、政府は攻撃について「責任をとらなければならない」と指摘した。最高指導者カダフィ氏に対する名指しの批判は行わなかった。
カーニー米大統領報道官らによると、米国は単独での制裁や資産凍結のほか、国連安全保障理事会など国際社会と協調しての制裁行動も検討している。オバマ大統領は、関係国と対応を協議するため、クリントン国務長官やバーンズ国務次官を近く欧州に派遣すると述べた。
(2011年2月24日10時58分 読売新聞)
金で買われた連中は敗戦が濃厚と見れば逃げ出すだろう。もう少しでリビアの市民革命は成就す。
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カダフィ氏、完全に孤立か…反体制派が東部制圧
最高指導者カダフィ氏の長期独裁に抗議する反体制運動が激化した北アフリカ、リビアでは23日、反体制派が同国東部をほぼ掌握した。
第2の都市、北東部ベンガジの反体制派が明らかにした。首都トリポリとカダフィ氏の出身地、北部シルテ以外は既に政府の支配が及ばなくなったとの見方もあり、カダフィ氏は完全に孤立した模様だ。
ベンガジでは、23日までに軍や治安部隊が完全に姿を消した。その東約300キロのトブルクなども数日前に反体制派が制圧したという。ロイター通信などによると、リビアと関係が深いイタリアのフラティニ外相は23日、リビア東部が「もはや政府の統制下にない」と述べた。
トリポリの外交筋によると、首都では23日も反体制派と治安部隊との銃撃戦が散発的に起きた。カダフィ氏が懸命に統制維持を図ろうとしているようだ。
(2011年2月23日23時06分 読売新聞)
カダフィ見限り脱出?リビア艦船も戦闘機も
【カイロ=加藤賢治】衛星テレビ「アル・ジャジーラ」によると、リビアの艦船が22日、地中海のマルタ沖に到着した。
イタリア軍が確認した。カダフィ体制を見限り、脱出したとみられている。
マルタには21日、デモ隊への攻撃命令を拒否したリビア軍パイロットが戦闘機2機で着陸、亡命を申請した。マルタはリビアの首都トリポリ北方約350キロに位置する。
(2011年2月23日23時46分 読売新聞)
第2の都市、北東部ベンガジの反体制派が明らかにした。首都トリポリとカダフィ氏の出身地、北部シルテ以外は既に政府の支配が及ばなくなったとの見方もあり、カダフィ氏は完全に孤立した模様だ。
ベンガジでは、23日までに軍や治安部隊が完全に姿を消した。その東約300キロのトブルクなども数日前に反体制派が制圧したという。ロイター通信などによると、リビアと関係が深いイタリアのフラティニ外相は23日、リビア東部が「もはや政府の統制下にない」と述べた。
トリポリの外交筋によると、首都では23日も反体制派と治安部隊との銃撃戦が散発的に起きた。カダフィ氏が懸命に統制維持を図ろうとしているようだ。
(2011年2月23日23時06分 読売新聞)
カダフィ見限り脱出?リビア艦船も戦闘機も
【カイロ=加藤賢治】衛星テレビ「アル・ジャジーラ」によると、リビアの艦船が22日、地中海のマルタ沖に到着した。
イタリア軍が確認した。カダフィ体制を見限り、脱出したとみられている。
マルタには21日、デモ隊への攻撃命令を拒否したリビア軍パイロットが戦闘機2機で着陸、亡命を申請した。マルタはリビアの首都トリポリ北方約350キロに位置する。
(2011年2月23日23時46分 読売新聞)
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カダフィ包囲網狭まる=「自国で死ぬ」と強調
【カイロ時事】反政府デモ隊と軍・治安部隊などとの衝突で騒乱状態にあるリビアの最高指導者カダフィ大佐は22日、国営テレビを通じて演説し、「リビアで殉教者として死ぬつもりだ」と述べ、指導者として自国にとどまる意向を強調した。しかし、政権の後ろ盾となってきた軍将校の離反が伝えられ始めたほか、外国駐在の外交官もデモ隊への「虐殺」に抗議して相次いで辞職、有力部族の指導者やイスラム教法学者グループも反政府側に立つなど、カダフィ大佐の長期独裁体制への包囲網が狭まっている。
カダフィ政権はなおも、反政府側の武力鎮圧を目指す構えとみられるが、体制は既に崩壊過程に入っており、その速度はこれから一気に増す可能性もある。中東のテレビ局アルアラビアは、国際刑事裁判所(ICC)当局者の話として、弾圧の死者が600人に上ったと伝えた。
カダフィ大佐は演説で、反政府側がリビアを「新たなアフガニスタン」に変えようとしていると述べ、イスラム原理主義勢力タリバンが統治したかつてのアフガンのようなイスラム支配国家への転換が、反政府側の狙いだと指摘。その上で「最後の血の一滴まで戦う。(中国の)天安門事件のようにデモ隊をたたきつぶす」と徹底抗戦の構えを強調した。
国営テレビは21日夜、首都トリポリで「テロリストの根城」に対する攻撃を開始したと伝えており、体制側はデモ隊への弾圧を一層強めたもようだ。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは22日、トリポリで20日以降少なくとも62人の死亡が確認されたと発表した。
トリポリの医師が22日付アラブ圏紙アッシャルクアルアウサトに語ったところでは、市の路上には多くの遺体が放置されている。体制側の雇ったアフリカ系外国人兵が病院に侵入し、負傷者を殺害しているという。
時事通信 2月23日(水)1時14分配信
北京のリビア大使館前でリビア人がデモ
北京のリビア大使館前では、北京在住のリビア人が集まってカダフィ大佐に対する抗議活動が始まりました。
中国に住むリビア人およそ50人が北京のリビア大使館前に集まり、「体制を変えよう」「カダフィを打倒せよ」などと口々に叫びました。参加者によりますと、デモには一部の大使館職員も加わっていたということです。
「リビアにいる人たちに私たちが一緒にいる、彼らを支持していることを伝えたい」(デモ参加者)
このあと参加者は、大使館前に並んで反政府デモの犠牲者に追悼の祈りをささげました。中国政府は中東での反政府デモが国内に波及することに危機感を募らせていて、集会が始まってからおよそ1時間後に警察官がかけつけ、大使館前を立ち入り禁止としました。(22日23:37)最終更新:2月23日(水)9時26分
TBS系 2月23日(水)9時26分配信
リビアが一番悲惨な状態だ。アフリカ系の傭兵を使うとは最低だ。
政府軍がもっと反体制側につけばいいのだが。
カダフィー体制が崩れるのは時間の問題だ。
カダフィ政権はなおも、反政府側の武力鎮圧を目指す構えとみられるが、体制は既に崩壊過程に入っており、その速度はこれから一気に増す可能性もある。中東のテレビ局アルアラビアは、国際刑事裁判所(ICC)当局者の話として、弾圧の死者が600人に上ったと伝えた。
カダフィ大佐は演説で、反政府側がリビアを「新たなアフガニスタン」に変えようとしていると述べ、イスラム原理主義勢力タリバンが統治したかつてのアフガンのようなイスラム支配国家への転換が、反政府側の狙いだと指摘。その上で「最後の血の一滴まで戦う。(中国の)天安門事件のようにデモ隊をたたきつぶす」と徹底抗戦の構えを強調した。
国営テレビは21日夜、首都トリポリで「テロリストの根城」に対する攻撃を開始したと伝えており、体制側はデモ隊への弾圧を一層強めたもようだ。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは22日、トリポリで20日以降少なくとも62人の死亡が確認されたと発表した。
トリポリの医師が22日付アラブ圏紙アッシャルクアルアウサトに語ったところでは、市の路上には多くの遺体が放置されている。体制側の雇ったアフリカ系外国人兵が病院に侵入し、負傷者を殺害しているという。
時事通信 2月23日(水)1時14分配信
北京のリビア大使館前でリビア人がデモ
北京のリビア大使館前では、北京在住のリビア人が集まってカダフィ大佐に対する抗議活動が始まりました。
中国に住むリビア人およそ50人が北京のリビア大使館前に集まり、「体制を変えよう」「カダフィを打倒せよ」などと口々に叫びました。参加者によりますと、デモには一部の大使館職員も加わっていたということです。
「リビアにいる人たちに私たちが一緒にいる、彼らを支持していることを伝えたい」(デモ参加者)
このあと参加者は、大使館前に並んで反政府デモの犠牲者に追悼の祈りをささげました。中国政府は中東での反政府デモが国内に波及することに危機感を募らせていて、集会が始まってからおよそ1時間後に警察官がかけつけ、大使館前を立ち入り禁止としました。(22日23:37)最終更新:2月23日(水)9時26分
TBS系 2月23日(水)9時26分配信
リビアが一番悲惨な状態だ。アフリカ系の傭兵を使うとは最低だ。
政府軍がもっと反体制側につけばいいのだが。
カダフィー体制が崩れるのは時間の問題だ。
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反政府派が国営TV襲撃=リビア首都
【カイロAFP=時事】リビアの首都トリポリで20日夜から21日未明にかけ、反政府派が国営テレビ本部を襲撃し、政府庁舎に火を放った。目撃者が電話でAFP通信に語った。
時事通信 2月21日(月)17時54分配信
すごい。リビアの武力弾圧は強力で反政府勢力は厳しい戦いを強いられると思っていたが、国営テレビ、政府庁舎まで襲撃できるとは。リビアの反政府勢力もどんどん拡大しているのだろう。
イランのデモ弾圧に抗議、駐ミラノ副領事も辞任
【テヘラン=久保健一】イラン改革派の反政府デモが再燃する中、同国の在ミラノ領事館のアハマド・マレキ副領事が20日、政府のデモ弾圧に抗議して職を辞任したと明らかにした。
英BBCテレビ(ペルシャ語版)の電話インタビューに語った。
副領事は「今や、改革派弾圧に異を唱えるのは一般市民に限らず、政府高官の間でも多数を占める」と述べ、今後は反政府運動に加わる考えを示した。
イラン外務省内では、2010年1月に駐ノルウェー領事、同年9月にはフィンランドやベルギー駐在の大使館員が相次いで辞任するなど改革派弾圧に対する抗議の動きが続いている。
読売新聞 2月21日(月)17時48分配信
最終更新:2月21日(月)17時48分
イランも改革派の運動が拡大している。中近東の独裁国家は全滅してほしい。民主主義国家になれば経済は発展するし、生活も豊かになる。
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リビアでは軍の一部が反体制派にまわった
[トリポリ/マナマ 20日 ロイター] 北アフリカのリビアで、デモ隊と治安部隊の衝突で多くのデモ参加者が死亡したことを受け、同国軍の部隊メンバーは、治安部隊から離脱し、第2の都市ベンガジを解放したと述べた。
ベンガジの住人2人が20日、ロイターに語ったところによると、軍の部隊の1つである「サンダーボルト」のメンバーが、数日にわたる衝突を受け、反体制派側に回った。
また、中東バーレーンでは、数千人のデモ参加者が首都マナマの広場に集結。政変を訴え、スンニ派指導者との対話を待ち受けている。
週末にかけては、イエメン、チュニジア、モロッコ、オマーン、クウェート、アルジェリア、ジブチの各地でも政治・経済の改革を求めるデモが行われた。
ただ、最も劇的な展開を見せたのはリビア。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラが、匿名の関係筋の話として伝えたところによると、トリポリの緑の広場で、数千人の反体制デモ参加者がカダフィ大佐支持派と衝突した。
ベンガジの住人2人は、「サンダーボルト」部隊のメンバーが、カダフィ大佐の護衛との衝突で負傷した兵士を現地の病院に運んだと述べた。
地元の弁護士によると、彼らはカダフィ大佐の護衛を制圧し、反体制派に加わったと述べているという。
地元の病院関係者によると、20日1300GMT(日本時間午後10時)以降に、少なくとも50人が死亡し、100人が重傷を負っている。
人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、19日から20日にかけて84人が死亡し、死者数は20日朝までに173人に達したとしている。
ロイター 2月21日(月)8時58分配信
軍が反体制派に加わったのは大きい。死者が173にも達している。非常に厳しい戦いであるが、革命に成功してほしい。
ベンガジの住人2人が20日、ロイターに語ったところによると、軍の部隊の1つである「サンダーボルト」のメンバーが、数日にわたる衝突を受け、反体制派側に回った。
また、中東バーレーンでは、数千人のデモ参加者が首都マナマの広場に集結。政変を訴え、スンニ派指導者との対話を待ち受けている。
週末にかけては、イエメン、チュニジア、モロッコ、オマーン、クウェート、アルジェリア、ジブチの各地でも政治・経済の改革を求めるデモが行われた。
ただ、最も劇的な展開を見せたのはリビア。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラが、匿名の関係筋の話として伝えたところによると、トリポリの緑の広場で、数千人の反体制デモ参加者がカダフィ大佐支持派と衝突した。
ベンガジの住人2人は、「サンダーボルト」部隊のメンバーが、カダフィ大佐の護衛との衝突で負傷した兵士を現地の病院に運んだと述べた。
地元の弁護士によると、彼らはカダフィ大佐の護衛を制圧し、反体制派に加わったと述べているという。
地元の病院関係者によると、20日1300GMT(日本時間午後10時)以降に、少なくとも50人が死亡し、100人が重傷を負っている。
人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、19日から20日にかけて84人が死亡し、死者数は20日朝までに173人に達したとしている。
ロイター 2月21日(月)8時58分配信
軍が反体制派に加わったのは大きい。死者が173にも達している。非常に厳しい戦いであるが、革命に成功してほしい。
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