こんばんは、白黒茶々です。
伊予松山に来たらやっぱり、道後温泉本館の湯に浸かっておきたい 私は過去3回松山を訪れたことがあるのですけど、いずれもそうしてきました。もちろん、今回も入る気マンマンですよ
………ということで、今回はそちらの温泉レポートから始めさせていただきます。 前回の日記のラストで、私は「神の湯二階席」コースを選びました。ちなみにこちらの写真は、道後温泉本館を北側から見たものです。入場料を払ったら、床の矢印と係員の案内に従い、二階の大広間に通されました。 その部屋の籠に荷物を置き、階段を降りていったら、その真下に神の湯の脱衣場と浴室がありました。そうしたら、いよいよ温泉に入りますよ
さすがにその中の様子を撮るワケにはいかないので、資料の写真を使わせていただきます。 お湯はやや熱めで浴槽もやや深めなのですけど、温泉好きの私としては一二を争うほど気に入っています。 ただし、石鹸やタオルは備え付けられていないので、買うか持参するかしてくださいませ。
お風呂から上がったら浴衣に着替えて、先ほどの大広間で休憩しましょう。 道後温泉本館は昔ながらの建物なので、エアコンは付いていません。なので、天井で回っている大きな羽根の風や外からの風、それにうちわを扇いだりして汗をひかせるようにします。
そうしているうちに、砥部焼(とべやき)の茶碗と輪島塗りの天目台に乗せられて、お茶とお煎餅が出てきました。 「神の湯二階席」コースには、これらも付いてくるのですよ。ちなみに一緒に写っているコーヒー牛乳は、私が買い足したものです。
その夜の宿のチェックインの時間までまだ余裕があると思っていたのですけど、気付いたらかなり迫っていました。 しかも、その最寄りの松山市駅まで直行する路面電車の最終便も行ってしまいましたし。こうなったら行き先は違っていても、目的地に最も近いところに停まる路面電車に乗るしかありません
私は松山駅方面に行くものに乗り込み、南堀端というところで降りました。あとは目的地まで猛ダッシュするだけです。
ハアハア……… 頼むから間に合ってくれ~
そうしたら、見えてきましたよ。 そうなんです 今夜の私の宿は、またしても移動するリクライニングベッド、いわゆる夜行バスだったのです。 これによって、今回の一人旅は0泊3日ということになります。それでもこれから乗るものは、独立式3列シートの夜行仕様となっているのですよ。そのバスのシートの寝心地がよかったからなのか、それとも丸一日歩きっぱなしで疲れていたからなのか、私はその晩は爆睡でした。
翌朝の6時ちょっと前に、そのバスは大阪駅にほど近い、阪急梅田に到着しました。 そうしたら、前日と同じように朝食を食べられるお店を探さなければ 今回は前もって調べてないのですけど、このあたりにそのようなお店は………
………なんて言っていたら、開店間際のマクドナルド(関西方面では『マクド』でしょうか?)に行き着きました。よし、このお店にしよう マックグリドルソーセージとハッシュポテト、それとアイスコーヒー(こちらは『レイコー』で合っているでしょうか?)のセットを平らげたら………
目的地まで阪神電鉄に乗っていきますよ もうおわかりでしょうか?私がこの日、向かったところは………
………って、まだ6時台だというのにあまりに混んでいて、チケット売り場が見えてきません。 私と同じように、お盆休みに夏の風物詩ともいうべき行事が行われているこの聖地を、直接観たいという人がかなりいるみたいです。
とかなんとかやっているうちに、見えてきましたよ。そうです 私がこの日最初に行ったのは、甲子園球場だったのです。 スケジュールの都合から今回の一人旅は、この日たまたまやっている試合を2つほど観て、それから最後の目的地に向かおうというのです。長蛇の列に並んだこともあって、スタンドに座れるかどうか心配していましたけど………
まだ余裕はありました。 こちらの一塁側内野特別自由席に座っていれば、やがて日が傾いていって銀傘の影になり、快適に試合を観ることができるのです。そして、大会8日目の第1試合の、福井商(福井県)対聖光学院(福島県)戦が始まりました。
この試合は息詰まる投手戦となりましたけど、犠打を効率的に生かした福井商が2対1で勝ちました。
続く第2試合は、熊本工(熊本県)対作新学院(栃木県)戦です。 まずは1回裏に作新学院がホームランで2点を先制しました。お昼も近いことですし、甲子園カレーを食べながらこの試合を観ることにしましょう。
その日が終戦記念日ということもあって、その正午には試合が中断され、スタンドの観客もグラウンドの選手も起立&脱帽しました。そしてサイレンが鳴り続ける間、1分間黙祷して戦没者の冥福を祈りました。
ちなみにこちらの試合のほうは、着々と得点を重ねていった作新学院が4対0で勝ちました。 それを見届けたあと、私は今回の一人旅の最後の目的地となるところに向かいました。 まずは東海道本線で京都駅まで行き、そこから山陰本線に乗り換えて………
その目的地の最寄り駅から10分ほど歩いていったら、見えてきました。 そうです、またしてもお城なのです。こちらのお城はかなり有名で、修学旅行のコースの定番にもなっているので、その名称はもう少しあとまで伏せておきましょうか?ちなみに目の前に聳え立っているのは、西南隅櫓です。こちらの櫓は現存しているのですけど、小ぢんまりとしているうえにお城の端っこにあるので、かなり見逃されているような気がします。さらに先に進みます。
そうしたら、今度は東南隅櫓とそれに続く東大手門のところに行き着きました。 このお城の入り口は、現在はここだけとなっております。さらにヒントとなるものは、大規模な二の丸御殿、鶯張りの廊下、大政奉還がおこなわれた大広間、………
………といえば、もうおわかりでしょう。そうです 答えは二条城なのです。 こちらのお城は、将軍が上洛する際の宿所として、17世紀初頭に徳川家康によって築かれました。こちらの二の丸御殿はその時のもので、現存する城郭御殿のなかでは最大規模&豪華絢爛となっております。
やはりここに来たら、そいつをバックにして記念撮影をしておきたいですね。 私は6月に名古屋城の本丸御殿を見に行ったら、同じ徳川家の御殿建築がある二条城のほうにも行きたくなってしまったのです。 ただし、こちらのほうは内部は撮影禁止となっていました。
………とはいっても、内部の画像ナシではあまりにも申し訳ないので、資料の写真を載せておきますね。 こちらの御殿も、金の背景の上に松や竹、それに虎や豹が描かれています。それらは近年になってから、保存のために模写したものと入れ換わりつつあるようです。
御殿だけではなく、その庭も見応えありますよ 時間のある方は、順路に沿ってこちらのほうもご覧くださいませ。
さらにその先には、本丸の入り口となる本丸櫓門があります。三代将軍の徳川家光は、後水尾天皇を迎え入れるために、こちらの本丸部分を増築しました。その際には天守まで案内したのですけど、天皇に門を潜らせてはいけないということで、本丸櫓門を貫く形で二階建ての廊下橋が設置されました。
その金の鯱ほこを乗せた五層の天守は、18世紀中頃に落雷で焼失してしまい、現在はその土台の天守台だけが残っています。
それでもその上に登ると、二条城の本丸など、眺めることができます。 そちらのほうに広がっている建物群が気になられた方もいらっしゃるかも知れませんね。もちろん、お教えしますよ。
こちらの建物は、本丸御殿です。もともとあった本丸御殿は、江戸時代中期には失われてしまいました。幕末にはこちらに仮御殿が設けられたりしたのですけど、明治に入ってから京都御所内にあった旧桂宮家の御殿を移築し、本丸御殿としたのです。皇族の御殿建築が残るのはここだけなのですけど、特別公開があるとき以外は閉まっていて、私はその内部をまだ見たことがありません。
二条城にはあともう一ヶ所、北大手門という入り口があるのですけど、現在はこちらからは出入りすることはできません。なので、先ほどの東大手門から退出することにします。二条城のレポートは、以上です。
あとは晩御飯をなんとかして帰るだけなのですけど、駅弁の類いは食べにくいのに加えてまわりに気を遣いますし、京都まで来たら特にその土地の名物にはこだわりませんし………
………なんて言っていたら、二条駅前にやよい軒を発見 よし、ここにしよう。今度はご飯おかわり不可のカツ丼にしたのですけど、それはそれで食べごたえがありました。 それにしても今回の一人旅は、奇しくもやよい軒で始まり、やよい軒で終わることになってしまいました。
※とはいっても、残り4時間ほどの列車の移動のことを忘れてはいけませんよ。(編集部注)
青春18きっぷや夜行バスを利用した今回の一人旅は、多少ハードに思えるのですけど、温泉のあとの極楽気分などがあったので、ムリなく行ってくることができました。 それに、読者の皆さんは気分だけでも私と同行してくださり、ありがとうございました。さらにオススメのコースがあったらご案内しますので、そのときにはまたよろしくお願いいたします。
「今度は道後温泉本館の『霊の湯二階席』コースのレポートを希望!」という方は、こちらに投票してやってください。
伊予松山に来たらやっぱり、道後温泉本館の湯に浸かっておきたい 私は過去3回松山を訪れたことがあるのですけど、いずれもそうしてきました。もちろん、今回も入る気マンマンですよ
………ということで、今回はそちらの温泉レポートから始めさせていただきます。 前回の日記のラストで、私は「神の湯二階席」コースを選びました。ちなみにこちらの写真は、道後温泉本館を北側から見たものです。入場料を払ったら、床の矢印と係員の案内に従い、二階の大広間に通されました。 その部屋の籠に荷物を置き、階段を降りていったら、その真下に神の湯の脱衣場と浴室がありました。そうしたら、いよいよ温泉に入りますよ
さすがにその中の様子を撮るワケにはいかないので、資料の写真を使わせていただきます。 お湯はやや熱めで浴槽もやや深めなのですけど、温泉好きの私としては一二を争うほど気に入っています。 ただし、石鹸やタオルは備え付けられていないので、買うか持参するかしてくださいませ。
お風呂から上がったら浴衣に着替えて、先ほどの大広間で休憩しましょう。 道後温泉本館は昔ながらの建物なので、エアコンは付いていません。なので、天井で回っている大きな羽根の風や外からの風、それにうちわを扇いだりして汗をひかせるようにします。
そうしているうちに、砥部焼(とべやき)の茶碗と輪島塗りの天目台に乗せられて、お茶とお煎餅が出てきました。 「神の湯二階席」コースには、これらも付いてくるのですよ。ちなみに一緒に写っているコーヒー牛乳は、私が買い足したものです。
その夜の宿のチェックインの時間までまだ余裕があると思っていたのですけど、気付いたらかなり迫っていました。 しかも、その最寄りの松山市駅まで直行する路面電車の最終便も行ってしまいましたし。こうなったら行き先は違っていても、目的地に最も近いところに停まる路面電車に乗るしかありません
私は松山駅方面に行くものに乗り込み、南堀端というところで降りました。あとは目的地まで猛ダッシュするだけです。
ハアハア……… 頼むから間に合ってくれ~
そうしたら、見えてきましたよ。 そうなんです 今夜の私の宿は、またしても移動するリクライニングベッド、いわゆる夜行バスだったのです。 これによって、今回の一人旅は0泊3日ということになります。それでもこれから乗るものは、独立式3列シートの夜行仕様となっているのですよ。そのバスのシートの寝心地がよかったからなのか、それとも丸一日歩きっぱなしで疲れていたからなのか、私はその晩は爆睡でした。
翌朝の6時ちょっと前に、そのバスは大阪駅にほど近い、阪急梅田に到着しました。 そうしたら、前日と同じように朝食を食べられるお店を探さなければ 今回は前もって調べてないのですけど、このあたりにそのようなお店は………
………なんて言っていたら、開店間際のマクドナルド(関西方面では『マクド』でしょうか?)に行き着きました。よし、このお店にしよう マックグリドルソーセージとハッシュポテト、それとアイスコーヒー(こちらは『レイコー』で合っているでしょうか?)のセットを平らげたら………
目的地まで阪神電鉄に乗っていきますよ もうおわかりでしょうか?私がこの日、向かったところは………
………って、まだ6時台だというのにあまりに混んでいて、チケット売り場が見えてきません。 私と同じように、お盆休みに夏の風物詩ともいうべき行事が行われているこの聖地を、直接観たいという人がかなりいるみたいです。
とかなんとかやっているうちに、見えてきましたよ。そうです 私がこの日最初に行ったのは、甲子園球場だったのです。 スケジュールの都合から今回の一人旅は、この日たまたまやっている試合を2つほど観て、それから最後の目的地に向かおうというのです。長蛇の列に並んだこともあって、スタンドに座れるかどうか心配していましたけど………
まだ余裕はありました。 こちらの一塁側内野特別自由席に座っていれば、やがて日が傾いていって銀傘の影になり、快適に試合を観ることができるのです。そして、大会8日目の第1試合の、福井商(福井県)対聖光学院(福島県)戦が始まりました。
この試合は息詰まる投手戦となりましたけど、犠打を効率的に生かした福井商が2対1で勝ちました。
続く第2試合は、熊本工(熊本県)対作新学院(栃木県)戦です。 まずは1回裏に作新学院がホームランで2点を先制しました。お昼も近いことですし、甲子園カレーを食べながらこの試合を観ることにしましょう。
その日が終戦記念日ということもあって、その正午には試合が中断され、スタンドの観客もグラウンドの選手も起立&脱帽しました。そしてサイレンが鳴り続ける間、1分間黙祷して戦没者の冥福を祈りました。
ちなみにこちらの試合のほうは、着々と得点を重ねていった作新学院が4対0で勝ちました。 それを見届けたあと、私は今回の一人旅の最後の目的地となるところに向かいました。 まずは東海道本線で京都駅まで行き、そこから山陰本線に乗り換えて………
その目的地の最寄り駅から10分ほど歩いていったら、見えてきました。 そうです、またしてもお城なのです。こちらのお城はかなり有名で、修学旅行のコースの定番にもなっているので、その名称はもう少しあとまで伏せておきましょうか?ちなみに目の前に聳え立っているのは、西南隅櫓です。こちらの櫓は現存しているのですけど、小ぢんまりとしているうえにお城の端っこにあるので、かなり見逃されているような気がします。さらに先に進みます。
そうしたら、今度は東南隅櫓とそれに続く東大手門のところに行き着きました。 このお城の入り口は、現在はここだけとなっております。さらにヒントとなるものは、大規模な二の丸御殿、鶯張りの廊下、大政奉還がおこなわれた大広間、………
………といえば、もうおわかりでしょう。そうです 答えは二条城なのです。 こちらのお城は、将軍が上洛する際の宿所として、17世紀初頭に徳川家康によって築かれました。こちらの二の丸御殿はその時のもので、現存する城郭御殿のなかでは最大規模&豪華絢爛となっております。
やはりここに来たら、そいつをバックにして記念撮影をしておきたいですね。 私は6月に名古屋城の本丸御殿を見に行ったら、同じ徳川家の御殿建築がある二条城のほうにも行きたくなってしまったのです。 ただし、こちらのほうは内部は撮影禁止となっていました。
………とはいっても、内部の画像ナシではあまりにも申し訳ないので、資料の写真を載せておきますね。 こちらの御殿も、金の背景の上に松や竹、それに虎や豹が描かれています。それらは近年になってから、保存のために模写したものと入れ換わりつつあるようです。
御殿だけではなく、その庭も見応えありますよ 時間のある方は、順路に沿ってこちらのほうもご覧くださいませ。
さらにその先には、本丸の入り口となる本丸櫓門があります。三代将軍の徳川家光は、後水尾天皇を迎え入れるために、こちらの本丸部分を増築しました。その際には天守まで案内したのですけど、天皇に門を潜らせてはいけないということで、本丸櫓門を貫く形で二階建ての廊下橋が設置されました。
その金の鯱ほこを乗せた五層の天守は、18世紀中頃に落雷で焼失してしまい、現在はその土台の天守台だけが残っています。
それでもその上に登ると、二条城の本丸など、眺めることができます。 そちらのほうに広がっている建物群が気になられた方もいらっしゃるかも知れませんね。もちろん、お教えしますよ。
こちらの建物は、本丸御殿です。もともとあった本丸御殿は、江戸時代中期には失われてしまいました。幕末にはこちらに仮御殿が設けられたりしたのですけど、明治に入ってから京都御所内にあった旧桂宮家の御殿を移築し、本丸御殿としたのです。皇族の御殿建築が残るのはここだけなのですけど、特別公開があるとき以外は閉まっていて、私はその内部をまだ見たことがありません。
二条城にはあともう一ヶ所、北大手門という入り口があるのですけど、現在はこちらからは出入りすることはできません。なので、先ほどの東大手門から退出することにします。二条城のレポートは、以上です。
あとは晩御飯をなんとかして帰るだけなのですけど、駅弁の類いは食べにくいのに加えてまわりに気を遣いますし、京都まで来たら特にその土地の名物にはこだわりませんし………
………なんて言っていたら、二条駅前にやよい軒を発見 よし、ここにしよう。今度はご飯おかわり不可のカツ丼にしたのですけど、それはそれで食べごたえがありました。 それにしても今回の一人旅は、奇しくもやよい軒で始まり、やよい軒で終わることになってしまいました。
※とはいっても、残り4時間ほどの列車の移動のことを忘れてはいけませんよ。(編集部注)
青春18きっぷや夜行バスを利用した今回の一人旅は、多少ハードに思えるのですけど、温泉のあとの極楽気分などがあったので、ムリなく行ってくることができました。 それに、読者の皆さんは気分だけでも私と同行してくださり、ありがとうございました。さらにオススメのコースがあったらご案内しますので、そのときにはまたよろしくお願いいたします。
「今度は道後温泉本館の『霊の湯二階席』コースのレポートを希望!」という方は、こちらに投票してやってください。
最近 下調べをしてからの旅行なんてしていない我が家・・・ ついつい行き当たりばったりの旅になってます。
甲子園行かれたんですね♪ 我が家も何年か前に行きましたよ~ 暑すぎてかなりバテたことを思い出しました(*_*)
やっぱりの深夜バス! ナイスです☆彡
行き当たりばったりの旅は、出先で新たな発見があるので、そちらもいいと思います。 しかし、私のほうはムダな動きが多いこともあって、時刻表などで綿密に調べてから旅に出るようにしています。
creamcremaさんも、甲子園に行かれたことがあるのですか。 確かにあそこは、いろんな意味で暑いですよね。それでも、一塁側内野席の銀傘の下は涼しいので、オススメですよ。しかし、あまりに快適過ぎて、私は観戦中についウトウトとしてしまいました。
深夜バスに乗ることは、バレバレでしたか。 寝ている間に移動してくれるシステムは、合理的でありがたいです。