波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

サングラス大仏

2021-02-10 02:17:25 | 探求シリーズ

こんばんは、白黒茶々です。

今回は、昨年の11月22日の岐阜訪問シリーズの最終話となります。 私・の白黒茶々家の1人と2頭は、木曽川を越えて愛知県の江南市に入っていきました。  その南部の住宅街に向かっていくと………

突如、巨大な大仏が姿を現します。 皆さんの好奇心にお応えするためにも、さらにその実態に迫ってみます

う~む……… ちょっと近付き過ぎて、画面に入りきれてないですね。

その大仏を真下から見上げてみると、迫力がありますね。 波狛日記では6年以上も前に採り挙げたことがあるのですけど、改めてこちらの大仏さんの説明をさせていただきます。

布袋の大仏」と呼ばれているこの像は、正式名は「御嶽薬師尊」という薬師如来坐像であります。 コンクリート製で高さは18mもあり、奈良の大仏を2mほど超えています。昭和24年(1949年)に名古屋市で鍼灸師をしていた前田秀信氏が夢のお告げを受けて、大仏建立を決意しました。 それから独力で工事を進め、5年後に完成させたのがこちらの大仏さんなのですよ。当初は彼が運営する大佛治療院と一体化していたのですけど、現在その医院は別の場所に移転しているそうです。

もちろん、この謂れがある大仏さんと一緒に、記念撮影をしておきましたよ そういえばこの場所は………

今回の私たちの訪問より6年半ほど前に、波と一緒に来たことがあります。 平成26年(2014年)の6月15日に私はたつぴを伴って、生後3ヶ月と3日になった波を、けいママさんの家に迎えに行きました。 生まれ育った親のところから引き離された彼女は吐くほど泣いていて、そのような状況で、途中で立ち寄ったのが………

この布袋の大仏さんだったのですよ その時、初めての娑婆でのお散歩デビューとなった波が、最初に目にしたのがコレということに……… 彼女にとっては、あまりに衝撃的だったと思うのですけど、おかげで何があっても動じない性格となりました。

そういえば、その頃大仏さんのお姿を遮るほど伸びまくっていたまわりの木々は伐採されて、スッキリさっぱりしていました。

その大仏さんの近くには、名鉄犬山線の踏切があります。 実はこの踏切の信号は、見方によっては位置が変わり………

大仏さんにサングラスのように装着させることができるのですよ さらにタイミングが合えば………

そのサングラスが点滅するのですよ しかも「カンカンカン………」という効果音付きで。この光景に初めて出くわした時、私は思わず爆笑してしまいました。 しかし、列車がひっきりなしに大仏踏切を行き交っていて、その都度サングラスが点滅していたので、私の中でのレア度はしだいに薄れていきました。

そんな私を、波と狛はあきれた顔で見ていました。 大仏さんも時代の流れに乗る……… というよりは、ご本仏も知らないところでこのようなことになり、勝手に盛り上がっているのだと思います。 とはいっても、ちょっと違った見方となっても、布袋の大仏さんの知名度が上がり、それに伴ってそれにまつわる歴史も広まったら、喜ばしいことです。
昨秋の私たちの岐阜訪問シリーズは、ポップな大仏さんで締めたのですけど、最後まで読んでくださりありがとうございました。 ということで、次回からは今年の2月の話に戻ります。



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