ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

絶えず体を循環する気が脳を刺激しておりますが

2019-02-24 00:38:22 | 

私は生まれて初めて、胡座を組んで静かに座り続けて以来、絶えず体の中を循環する気が、脳を刺激しております。 深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長くゆっくりと息を吐く呼吸が、結果的に私の気を感じる能力を、引き出すことになったのです。

はじめは脳を微妙に刺激をし、そのことが何となく座禅を続けることになったのです。 当初、絶えず脳を刺激するために、鬱陶しいと感じたのですが、その刺激を素直に受け入れようと考えた途端に、その刺激を日常的なものと受け入れて、悩むこともなくなりました。 むしろ楽しむと云う感覚に、なっていったのです。

吐く息音が自分自身で感じるように、息音が聴こえるように息を吐いておりましたが、呼びかけをしてくれた大学の級友から、私の息音が静寂な中でよく聴こえたようで、もう少し静かにしなさいと注意を受けてから、今度は一転して出来るだけ静かに、その息音が殆ど聴こえないようにして、真っ暗闇に中で1時間の座るようになっていったのです。 

今では滅多に長く吐く呼吸は行いません。 肺呼吸を行わない気の呼吸である胎息でいることが多いのです。 楽だからかも知れませんが。