ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

前事務所の代表を勤めた後輩の葬儀に参列するにあたって

2019-02-16 07:32:55 | 社会・経済

横浜国立大学の建築科を卒業し。、研究室の先生に頼んで入江三宅設計事務所に、勤めるようになりました。 漠然と10年勤めたら辞めようと思いながら、結局8年で辞めることになりました。

全く何の根拠もなくゼロからのスタートでした。 住まいが多摩ニュータウンであったことから、民有地の区画整理が終わったばかりの空地を見て、どんな計画が出来るだろうと考えて案を作り、直接、地主さんのところに出かけては、話をさせて頂きました。

何の縁もなく飛び込みでの話をさせて頂きました。 当時、貯金もなくなり母から借金をしながらの生活でしたが、敢えて大学時代の面白いデザインを考えていた級友のことを思い、精神的な余裕を持つために朝の6時から9時ごろまで、テニスコートで出会った友人たちと、雨が降らない限りテニスをして過ごしました。 

経済的に余裕が無くても精神的には豊かになれるのではとの思いから、ヘトヘトになるまで3年間は続けたでしょうか。 幸いにも提案させて頂いた駅前のスポーツクラブ−多摩ピープルの実現が出来ました。

オーナーさんとは、初めてお会いする方でしたが、私が多摩ニュータウンに住んでからの生活ぶりを、たまたま近くにおられた方から聞いて、信用をされるに至って実現したのです。

それ以来、同じような形で空地の計画案を提案させて頂き、幸いにも皆さま方の信頼を下に、次々と計画案が実現することになりました。

前事務所の1年後輩の代表者の訃報が届き、様々なことを思い出しながら今日の告別式に参列することにしました。 直接、一緒に仕事をした記憶がありませんでしたが、四国出身だったとの思いしか残っておりませんでした。

日本基督教会の葬儀のようですが、改めてカソリックの信者さんだったのかと思いながら、相模原の教会に行くことにしたのです。