ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

真向法の創始者の長井わたるさんが何故半身不随の脳梗塞が治ったのか

2010-03-04 15:22:57 | 
簡単な柔軟体操で有名な真向法の創始者である長井わたるさんは、40数歳の若さで現在の大成建設の呉支店長になりましたが、そのとき脳梗塞に罹り半身不随になりました。 生家がお寺であった関係で、目にした勝まん経というお経に中で「頭面接足礼」という言葉に出会い、これはどんな礼なのだろうかと調べました。

 それはお釈迦様のお話を聞いた時の礼であるということを知り、その礼から真向法の基本の第1体操をつくり、それから第2から第4までの体操を、考え
自ら実践しました。 真向法の体操を始めて数年後に、気がついたら半身不随の体が、治っていたといいます。

 私も友人から真向法の体操を聞き実践しましたが、右ひざが悪く途中でやめてしまいましたが、体を曲げる時に息をゆっくりと体の中へ吐きます。 すると、なかなか曲がらなかった体も、少しずつ曲がってくるようになります。

 私自身が逆腹式呼吸を行いながら座禅を行っていますと、体の中にある経絡を刺激し、経絡と絡み合うように流れているという神経の腺を刺激し、特に微細な神経が集中する脳を刺激します。 

 真向法のコツは体を曲げる時に、息を体の中へ吐くことにあるのではないかと感じたのです。 毎日繰り返し繰り返し真向法の柔軟体操を続けているうちに、自然と脳内の神経細胞を刺激し、半身不随の体が回復していったのではないと、思われます。