ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は楽しむものなんですが

2010-03-24 17:43:50 | 座禅
 胡坐を組んで座り、静かに吐く息を出来るだけ長く吐きながら、座禅を行うことは、はじめた当初は足は痺れるものの、慣れてしまえば何のことはありません。 座禅はお坊さんが修行するというイメージがあり、私達も自然と厳しさを感じ、つらい感覚が支配します。

 私自身は、体調が悪く疲れているような時には、さっさと寝てしまい、眠気がなくなってから、おもむろに胡坐を組んで座禅を行います。 我がで行なう「ひとり座禅」は、自分の生活のペースに合わせて行なえますので、拘束されるものもなく、座禅を楽しめるのです。

 出来るだけ長く吐く、吐く息をイメージで体の中へ吐く、吐く息だけに意識を集中する、このことだけ出来れば、1時間の座禅は、すぐに来てしまうので、楽しさだけがあり、苦しく感じることは、何もないのです。

 ここで行なう胸式肺呼吸―逆腹式呼吸は、リズムよく呼吸が出j着るようになれば、座禅の楽しさが分かってくるのですが。 そのためには、日常的なあらゆる時間を使って、目を瞑り(目を半眼にする必要はありません)、意識を吐く息だけに集中します。 

 はじめは、吐く時間は10秒位からはじめ、少しずつ長く吐けるように、練習します。 リズムよく呼吸が出来ないために、意識も集中できず、長く座禅を出来ないのです。 

 椅子に座っているときも行ないます。 そのときには背もたれに、体をつけないように、浅く座ります。 立っている時も、足を肩幅よりも少し広げて、体を安定させた上で行ないます。 テレビの前では胡坐を組んで、目を瞑り音だけが聞こえるようにして、ひたすら吐く息を長く吐きます。

 どんな場合でも肩の力を抜き、上体をリラックスさせて行ないます。 下腹の臍下丹田に力を入れて、などと書いてある本がありますが、あくまでも、どんな場合でも、臍下丹田はイメージするだけで、力は入れる必要はありません。
 
 呼吸法が楽しめるようになれば、もう締めたものです。 座禅を楽しんでください。


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