ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

体の遺伝子の継続と生命体の継続とは相違がある

2013-02-21 07:17:56 | 座禅

 肉体の中での遺伝子の継続と、人の体の中にあるとされている生命体の継続とは、別のもののようです。 科学が発展して遺伝子の研究がされて、遺伝子を調べれば、発見された遺骨から、自分の祖先であるかどうかも分かるようになってきました。

 然しながら、目の中心部の奥にある視床下部辺りにあるとされている生命体は、肉体が滅びると、天のどこかに行ってしまうようです。 また、いずれの日にか新しい生命の誕生とともに、その肉体に宿ると云われています。

 無心・無欲で世のため人のために尽力していると、その生命体も見えるようです。 政木和三さんの本によれば、そのことに触れています。

 政木和三さんは、子供の頃、吃りで、お医者さんから長く吐く呼吸を行いなさいと云われ、ひたすら長息法(この場合は鼻で吸って口から吐く呼吸法)を行い、吃りは治ったものの、その後もその呼吸法を続けてようです。

 その結果、脳の開発率が高められ、大阪大学のあらゆる学科を履修して、大学に残りながらも、数多くの発明を行い、特許を取ると、その日に無料公開するということを行なって来ました。

 それほどまでに。無心・無欲であったためでしょうか、色々な人に生命体が見えたということを、その著書に残しています。

 ひとり静かに、長く吐く呼吸を行いながら、座禅をおこなっていますと、そのようなこともあるだろうと感じられるのです。 私自身は、まだまだ我欲が強く、無心・無欲には、なかなかなることはできませんが、ただひたすら座禅を行うのは、楽しいのです。 不思議な感じがいたします。