ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

腰痛の持病があっても座禅の姿勢が一番楽なのですが

2012-04-22 14:11:52 | 座禅

 いつも不思議に思うのは、腰痛の持病があっても、座禅の姿勢が一番楽なのです。 布団の上で羽毛の枕をお尻に敷いて、半跏趺坐で胡座を組み、上半身をお尻を中心にして受けます。 膝はあくまで、転倒しないように軽く布団に付けるだけです。

 肩の力を抜きリラックスし我流の、上半身全体を頭のてっぺんから、引っ張られているような感じで、維持します。 時々、上半身が正しい姿勢になっているかチェックするために、お尻を支点にして、上半身をまっすぐにしたままで前に倒します。 そのまま元に戻した位置が、正しい姿勢になります。

 座禅の姿勢を保つときには、体のいずれの部分にも力が入らないようにします。 勿論、膝にも力は入ってはいけません。 更に、法界定印の手印の時の、親指の先端にも、力がかからないようにします。

 舌は上の歯の付け根に、そっと付けるようにします。 これはとても大切なことです。 上半身の小周天を行うためには、欠かせません。 体の中には気の通り道―経絡があり、その主要な上半身の体の前部の任脈と体の後部の督脈を繋ぐのが、口の中の舌になります。

 下腹の臍下丹田から発した気は、背中から駆け上がって頭部の頭蓋骨と頭皮の間を通って、おでこから目の中心部に入っていきます。 上の歯の付け根に接する舌を通して、体の前部にある任脈に至り、元の丹田に還っていきます。

 体の中の気の循環は、ごく普通のことで特別なものではありません。 気は私たちの誰もが胎内で感じていたのです。 お母さんのお腹から生まれ出た瞬間から、肺呼吸に変化していく過程で、次第に感じなくなって行くのです。

 私の我流の逆腹式呼吸を行なって、ひたすら静かに座っていれば、自然と気感を取り戻すことになります。 

 私が腰痛がありながらも、長く座っていられるのも、有難いことだと思っております。