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F1 第16戦ベルギーGP予選終了

 数あるGPサーキットの中でも多くのドライバーに最もチャレンジングだといわれているのが、ベルギーGPの舞台となるスパ-フランコルシャンである。高速コーナー、低速コーナーが巧みに組み合わされた複雑なレイアウト。山間部に位置し高低差のあるコース故の天候、スパ・ウェザーが数々の名勝負を演出してきた。全長 6.976kmのコースはGPサーキット最長であることでも知られる。

さて、そのスパ-フランコルシャンでのレースは初日からスパ・ウェザーに翻弄される。初日2回目のフリー走行では強い雨のために赤旗が出されたのだ。昨日の時点で今日の予想降水確率が70%となっていたため、予選への影響が心配されたが天候は朝から回復に向かい路面はウエットからハーフウエットへ。

そんなコンディションの中で行われたフリー走行3ではライッコネン、モントーヤの1-2、フィジケラ、アロンソの3-4。2強の真っ向勝負だ。

そして肝心の予選結果はと言えば、次の通りだ。

<ベルギーGP予選結果>
 1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'46"391
 2位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'46"440
 3位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ 1'46"596
 4位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'46"760
 5位:ラルフ・シューマッハー / トヨタ 1'47"401
 6位:ミヒャエル・シューマッハー / フェラーリ 1'47"476
 7位:フェリペ・マッサ / ザウバー・ペトロナス 1'47"867
 8位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'47"978
13位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'46"497

フィジケラは3番手のタイムをマークしたが、予選前にエンジンを交換しているために13番グリッドからの追い上げとなる。バルブ駆動システムに不安があるとのことだがアロンソのエンジンには問題はないのか。

 琢磨は1つ繰り上がりの10番グリッドからの発進となる。先週のイタリアGPの折に「BARホンダは完全復活と見てよいだろう」と書いたが、これはとんだ見込み違いのようであった。チーム戦略の問題があるにしても、モンツァでのレース結果と今回の予選結果を見れば未だ課題山積であることがわかる。セッティングの幅が狭く、コースによる適・不適が大きく出てしまうのだろう。

 チャンピョン争いも大詰めのシーズン第16戦、今年もまたスパ・ウェザーによる波乱があるのか。あってもなくても、F1史上最年少チャンピョンの誕生にマッタをかけるライッコネンの渾身の走りを期待しようではないか。



 日々草(ニチニチソウ)よりも百日紅(サルスベリ)よりも長く1,000日間、つまり一年中咲いていると言うのは真っ赤な嘘の、千日紅(センニチコウ)。夏の間中、秋になってもず~~~っと咲き続けているのはホントです。

[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
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