小雨に煙る奥多摩湖

 一昨日訪れた、小雨に煙る奥多摩湖(正式には小河内貯水湖)。
 1926(大正15)年、当時の東京市によるダム建設候補地調査から31年後の1957(昭和32)年に完成した小河内ダムにより、人造湖としての奥多摩湖が出来たことになる。東京都奥多摩町のみならず山梨県域にまでかかる湖となっている。

 調べてみると地元の反対、神奈川県との水利権紛争(小河内村は1893(明治26)年に東京府に編入されるまでは神奈川県西多摩郡所轄)、太平洋戦争激化による工事中断、工事専用鉄道の敷設(車で走っていてもところどころにその遺構が確認できる)など歴史的にも近代土木遺産としても非常に興味深い奥多摩湖であり、機会があれば今度は鉄道と自分の足とで歩いてみたいものである。

 横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」。ただいまは10月31日に撮影した写真を5点掲載いたしております。秋も終盤を迎えた森の様子をご覧いただければ嬉しいです。
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#小河内ダム #奥多摩湖 #多摩川の源流

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