音楽は時に暴力ともなる


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 東京メトロが「日頃ご利用のお客様により快適な車内空間をご提供することを目的に」、通勤電車の車内でBGMを流すのだそうです(試験的にとのことですが)。

 音楽は、聴きたい時に聴きたい音楽を聴いて初めて心地良い時間を過ごすことができるものですが、人によって聴きたい音楽、つまり好きな音楽が異なります。同じジャンルの音楽であったとしても、人によって好き嫌いがあります。例えばJazz。私が好きなJazzは1950年代から1960年台半ばまでに流行ったスタイルものです。それ以外のものも時に聴くこともありますが、好みのものは多くありません。好きなJazzであっても聴きたいものと聴きたいと思わないものがあるのです。

 たとえ好きなジャンルの音楽でも、聴きたくない時だってあります。音楽を聴くのには疲れ過ぎていることだってあります。コンサートで素晴らしい音楽を聴いた後には、いつまでのその余韻に浸っていたいと思うもので、あらぬ音楽は邪魔もの以外の何者でもありません。

 最近、ドアの上部にモニターを取り付けた電車が増えて来ていますが、見たくない時には目を背け、あるいは瞼を閉じていればその映像は目には入って来ません。でも、耳には蓋がありませんので、もし車内のスピーカーから音楽が流れてくれば、それを止める手立てはないのです。聴きたくない時に聴きたくもない音楽を聞かせられるのは暴力以外の何ものでもないと、私は思うのですが・・・

  「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは1月21日に撮影した写真を7点掲載いたしております。今年最初の森の様子をどうぞご覧ください。ちなみに次回の撮影は1月29日を予定しております。

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