父島、1976年(その6)

 今日は「父島シリーズ(その6)


 今は二十四時間で着くようですが、40年前には36時間以上かかりました。竹芝桟橋を夕方出航し、父島・二見港に入港するのは翌々日の昼前。元気だったのは東京湾の中にいる間だけで、外海に出てからはずっと船酔いに悩まされました。


 乗船して二日目は、右を見ても左を見ても、見えるのは海と空だけ。


 三日目の昼前にようやく着いた父島・二見港。岸壁には島中の人が来たのではないかと思うほどたくさんの人が来ていました。返還前には週に二、三回、グアムから米軍の飛行艇が来ていたそうですが、返還後には父島丸が週に一便のみ。新聞は一週間分がビニールパック、肉類は全て冷凍。テレビはビデオテープに収めて届いた一週間分の番組がケーブルテレビで放送されていました。

  「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは1月21日に撮影した写真を7点掲載いたしております。今年最初の森の様子をどうぞご覧ください。

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