ライブ、コンサート、リサイタル

 今日は、大学時代の合唱団の後輩のジャズの歌い手と、その指導者であった恩師のゼミの卒業生のピアニスト、二人(つまりどちらも同窓の後輩)のライブを聴いてきました。

 ところでこの「ライブ」、コンサートとライブの違いが気になったりするんですが、実態に即して考えて見ると、出演者が一人でも複数でもお客さんがあまり多人数ではない、所謂ライブハウスなどの小さな会場で演奏するときに使う言葉ですね。ただし、音楽のジャンルはロックやジャズに限られるのかな。最近はクラシックの場合にも「ライブ」が使われることがあるけれど、ちょっと不似合いな感じ。ロックやジャズでも大きなホールやアリーナで実施する場合には「ライブ」とは云わず「コンサート」と云うことが多いようです。

 クラシック音楽の場合には普通は「コンサート」。でも独奏、つまり一人(ピアノの共演者は除く)で演奏する場合には「リサイタル」とも云いますね。〇〇オーケストラの「リサイタル」とは見聞きしたことがない。コンサートとリサイタルを比べると、リサイタルの方が格式が上な感じがします演奏家が特に大切にする演奏会は「自主コンサート」ではなくて「自主リサイタル」や「デビュー30周年記念リサイタル」などと「リサイタル」が使われることが多い気がする。

 演歌の歌手の場合にコンサートではなく「リサイタル」が使われることがあるけれど、それは北島三郎や故美空ひばりのような相当な大物の時。クラシックの歌い手のリサイタルに倣う感じ、つまり権威付けの「リサイタル」なのでしょうか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今シーズンも幾度もご覧いただいていますが、しつこく姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)。

  「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは11月25撮影した写真を10点掲載いたしております。冬隣となった森の様子をどうぞご覧ください。

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