唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
CP+2016を前にたくさんの噂
来週木曜日から、横浜みなとみらいでCP+2016が開催される。例年のことではあるが、今年もCP+で実際に登場するであろう新製品の噂やら、流出したらしい(もしくは意図的なリークの)製品写真がネット上に氾濫している。
まずは我等がニコン。既にD5とD500はオフィシャルフォトがでているからびっくりする程のことはないけれど、実物を触れるのはCP+が最初の機会か。
郷秋<Gauche>的にはニコン(Nikon)からSLRスタイルのフルフレーム・ノンレフレックス機が登場するのを待っているのだが、勿論今年は無理で早くても来年。悩ましいのはレフレックスとノンレフレックスのフランジバックの違いだ。60年近くも守ってきている伝統のFマウントのフランジバックは46.5mm。ノンレフレックス化のメリットを生かした薄型のボディにすると長くても20mm程度で(ソニーのEマウントは18mm)その差は26.5~28.5mmになるはずだ。
お手軽に済まそうと思えば、フランジバックの短い専用のレンズを数本作って、あとはマウントアダプタを使ってくださいと云うことも可能だ。あるいは、軽量小型化には逆行するけれど、PENTAX K-01のようにノンレフレックスなのにフランジバック(45.5mm)を確保できるように分厚いボディにして既存のレンズがそのまま使えるようにする手もなくはない。でも、なんだかなぁ・・・
あれこれ考えると、最初は数本の専用レンズとマウントアダプタで我慢してもらい、専用レンズをどんどん作るのが最良の方法と云う事になるな。レフレックス機構を持つ現行の光学ファインダーをあらゆる面で上回るEVF(電子式ビューファインダー)ができれば、もうレフレックスには逆戻りすることはないから、それがやっぱりベストだな。って、話が横道に逸れちゃった。
ニコンからは1インチセンサーでレンズ固定の高級コンパクトが複数機種登場との噂。廉価版のコンパクトタイプはスマートフォンにマーケットを奪われてしまったから、コンパクトの活路は高級化しかない。しかしだ、レンズ交換もできないしイメージセンサーも小さいのにDSLRより高価なコンパクトって、はっきり云って変だと思うぞ。
ニコン以外ではシグマとタムロンから大口径のレンズが登場するようで、どちらもティーザー広告を始めている。サードパーティーとは云え、最近の両者のハイグレードシリーズは光学特性も「見た目」もなかなかよろしく、それでいてリーズナブルだからどんなレンズが登場するのか楽しみだぞ。
と云う訳で、このところさっぱり出番がなくなったコンパクトタイプデジタルカメラ(通称デジカメ)。スマートフォンのカメラ機能と大差がないとしても、やっぱりカメラで撮っていると意識することによるメリットは確かに、ある。それにしてもだ、C社のカメラが郷秋<Gauche>のblogに登場するとは、あな珍し。
横浜市青葉区の里山「恩田の森」の四季の移ろいを毎週撮影し掲載している「恩田の森Now」も是非ご覧ください。只今は2月13日撮影の写真を4点掲載いたしております。早春の森の様子をどうぞご覧ください。
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