冬ざれ

 カラーなら写っているその様をほぼ正確に伝え理解することができるが、モノクロームだと何が写っているのかは判っても、当たり前の話だがどんな色なのかは想像するより術がない。そう、カラーなら見るだけで良い写真が、モノクロームだと想像力を働かせなければならないのだ。写真、これを「真実を写し取るもの」と理解するならば、モノクロームは全くもって不完全なものなのだが、人の想像力を掻き立てるという意味では実に優れた、隠れた力を持っているも云える。


 と云う訳で今日の一枚は、想像力をかき立たたせられないではおられない、には不程遠いのが実に残念な一枚だが、「冬ざれの野」を撮ったもの。想像力を無理やり駆使しつつご覧いただければ幸いです。

 横浜市青葉区の里山「恩田の森」の四季の移ろいを毎週撮影し掲載している「恩田の森Now」も是非ご覧ください。只今は1月5日撮影の写真を掲載いたしております。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori 

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