どう捉えるどう考えるか

 困難なことに出会うと、どうすればできるのを考える前に出来ない理由や云い訳を考えてしまう。もう七十ですと云う方がおられる一方で、まだ七十ですと云う方もいる。云い訳を考えるよりどうすればできるかを考える方が良い、もう七十だと考えるよりもまだ七十だと考える方が良いと云う。ポジティヴシンキングと云うやつですな。ポジティヴシンキングを推奨する人や本は確かに多いが、さすがにネガティヴシンキングを勧める人は知らない。

 そんなにポジティヴシンキングは良いことですか?ネガティヴシンキングはそんなにいけない事ですか?そうじゃないでしょう。何事にもネガティヴに、前向きに考えることの出来る方は少ないんじゃないですか?多くの方がついついネガティヴに考える。だからポジティヴシンキングせよと云う人がいる。

 でも、そう云うお方は常にポジティヴに、前向きに考えているんですかね?それって外向きの建前なんじゃないですか?と思ってしまうくらい郷秋<Gauche>は常に後ろ向きです。それがいけませんか、と云う事なんです。勿論誰かの迷惑になるようなことはしませんが、郷秋<Gauche>は自分らしく自分なりに考え自分がしたいようにするんです。それをネガティヴだと捉える方がいるかも知れませんが、だからどうだと云うのですか。

 世の中、取り分けインターネット時代になってから、ああせいこうせい、これが良いがあればだめだ、右が良い左がだめだ、A型は良いがB型はだめだ等々、ステレオタイプに人の事を勝手に決めつける人が、本が、ネット上の情報が多過ぎます。それをいちいち信じて右往左往する人が多過ぎます。ついでに云えばネット上にはでっち上げの感動話が多過ぎます。真偽を見分ける目を養う必要がありますね。世間で云う真偽じゃないですよ。自分にとっての真偽です。自分らしく生きるためにはとっても大切なことだと思うのです。難しいけどね。

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