FIAとFOTAが和解

 FIAが打ち出したバジェットキャップ制をめぐり対立が続いていたFIAとFOTAが和解したとの報道。

 一昨日にFOTAが立ち上げるシリーズの名称が「ニュー・フォーミュラ」であると書いたばかりだと云うのに、早くも立ち切れ。郷秋<Gauche>は、マックス・モズレーとマックス・モズレーが牛耳る、腐りきった今のF1から離れてクリーンなシリーズを立ち上げたほうが良いのではないかと思っていたのだが、TVを通して何十億人もが見るシリーズの仕組みをを一朝一夕に作れるわけも無く、結果としては妥当なところに落ち着いたと云うことになるだろう。

 FIAとFOTAが和解と同時に条件付で2010年のエントリー申請していた8チーム(ウィリアムズとフォースインディアを除く)が正式エントリーとなり、また新規参入組みの3チームが再度正式に発表された。

 新規3チームのうちの一つは22年前(中嶋悟と同年デビュー)、いつも最後尾を走っていたアンドレア・カンポスが率いるチームである。現役当時はパッとしなかったカンポスだが、同国のアロンソがF1チャンピョンとなった今、スペインにおけるF1の先駆者として崇められているのかも知れないな。

 そのカンポス・メタ・チームをはじめとして新規参入の3チームが揃ってコスワース・エンジンを使っての参戦となるのは楽しみである。コスワースと云えば名機DFVでF1において154勝している名門レーシングエンジンビルダーであるが、ここ3年間F1のトラックから姿を消していただけにコスワースの復帰は大いに歓迎するところである。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、咲き始めたラベンダーの周りを飛び回り蜜を集める蜂。
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