アメリカの停電は年間97時間?!

 最近話題になることが多くなっている次世代送電網(スマートグリッド)に関する記事を読んでいてびっくりの数字に出会った。

顧客一軒当たり年間事故停電時間はアメリカの97時間に対して、日本は19時間

 年に97時間と云うことは、一日平均16分だよね。そんなに停電しているの?とびっくりするけれど、日本の19時間だって365日で割ると一日平均3分になる。そんなに停電してるかなぁ・・・。

 「停電」と云っても今の大学生世代以下の世代には「ピン」と来ないはず。統計的には年に19時間、一日平均3分であっても、実際に自宅や会社で停電するこなど、特別な事故があった場合。

 でも、思い出してみると郷秋<Gauche>が子供の頃はしょっちゅう停電があった。特に台風の時には多かったかな。停電の時の為に大抵の家には蝋燭の買い置きがあって、停電になるとまずは懐中電灯を点けてそれで蝋燭を探して火を点けたものだ。一度停電するなかなか復旧しないので、そのまま布団に入るようなことも少なくなかったように思う。

 停電じゃないけど、テレビの電波の「停波」も多かった。それまでやっていた番組の画面が突然「砂嵐」になる奴だ。これも今はほとんどないし、なってもすぐに復旧する。つまり、ここ30年ほどの間に日本は電気や電波のインフラが非常に堅固なものになったということなんだろうな。

 しかしだ、毎日16分も停電しているアメリカって、普段イメージしているアメリカとは随分とかけ離れている気がするんだけど、どうなんだろう。
 

  例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は「田植えの終わった田んぼ」。小さな田んぼであっても、基本は勿論機械植え。その後に上手く植えつけられなかった苗を手植えするわけですね。
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