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あなたは交換レンズを何本持っていますか?

 写真は道具、つまりカメラとレンズが無いと撮れない。そして写真愛好家の多くは、より高価なカメラやレンズを使うと、廉価なカメラやレンズを使って撮る写真よりも良い写真が撮れると思い込んでいる。だから、良い写真が撮れないのを、自分のカメラやレンズのせいにして、今よりも良い(大抵の場合は高価)カメラやレンズを手に入れようとする。

 郷秋<Gauche>の場合は良い写真が撮れないのをカメラやレンズのせいにはしないけれど、やはり今使っているカメラやレンズよりも良いと云われるものには興味があるし、出来ることならは使ってみたいとは思う。実際に買うかどうかは別にして、新しいカメラやレンズの情報は出来る限りキャッチしておきたいと思うから、時々、ほんの時々、例えばデジカメWatchのような、カメラ情報のサイトを見る。

 つい今しがたも、見た。欲しいと思うカメラやレンズの情報は無かったけれど、面白い記事を発見した。それは週間アンケートであるが、郷秋<Gauche>の興味を引いたのは今週のお題、「絞り優先とシャッター速度優先、よく撮るのはどちら? 」(因みに郷秋<Gauche>は専ら「絞り優先」である)ではなく、先週のお題である「所有するすべての交換レンズの本数をお答えください」の結果である。世の写真ファンあるいはカメラファンはいったい何本くらいのレンズを持っているのか。

 0本(0.6%)という摩訶不思議な方はさておき、1本(0.9%)と云うのはいかにも少ない。写真やカメラが好きなら標準ズームレンズ1本きりと云うことはありえないのである。2本(4.8%)、標準ズームにお子さんの運動会用の望遠ズームだ。3本(7.6%)、更にマクロレンズ。4本(10.1%)、更に更に広角ズーム。5本(10.9%)、更に更に更に2本目の望遠レンズか。この5本が最も多くの方が答えた所有本数。

 あとは6本(9.8%)、8本(4.6%)と減っていく。10本で5.9%とちょっと盛り返すが、その後は12本(2.6%)、15本(2.0%)、19本(0.5%)とどんどん少なくなる。それはそうだろう。19本も交換レンズを持っている人がいること自体にも驚くが、大体一度にそんなに沢山のレンズを持って撮影には行けないしその必要も無い。

 と思いながら次ぎの行、20本以所有者の割合を見て郷秋<Gauche>は驚いた。20本以上の交換レンズ所有者、17.8%!

 確かに色々な焦点距離のレンズがあれば表現の幅が広がるし、同じ焦点距離のレンズでもF2.8(大きく重い)とF5.6(小さく軽い)があれば、歩いて行く時とクルマで行くときに使い分けることが出きる。それにしても20本は必要ないだろう。あるいはニコン用、キヤノン用各10本なのか。郷秋<Gauche>はいくらなんでもそんなに持っていないぞと思いながら、試しに防湿庫の中のレンズの数を数えてみてギョッとした。

 その数36本。いくらなんでも20本も必要ないだろうと思ったのに、郷秋<Gauche>自身が36本も持っていたとは。いや、36本のレンズには1本ずつ、それぞれの用途があるんです。MF(マニュアルフォーカス)でフィルムで撮る時に使うレンズと、同じフィルムでもAF(オートフォーカス)で撮るときに使うレンズは異なるし、DSLR(デジタル方式一眼レフ)には専用レンズがあるし、修理に出している間のバックアップも必要だし、同じ焦点距離でも・・・。言い訳をするのは止めましょう。他の誰かに迷惑をかけるわけではないですから(^^;。

佃島(その4) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
 

 一昨日、やけに人通りが少なかったと書きましたが、実は絵を書く人と写真を撮る人、住吉神社で見かけたロードバイクの一団など「島外」から来たと思われる人は随分と見かけました。舟溜まりの辺りには熱心に絵を書く中高年の方がホントに沢山いました。写真の方は高校・大学の写真部の生徒・学生ではなく、郷秋<Gauche>よりずっとずっと年上の方々が目立ちました。20人程の団体で郷秋<Gauche>は思わず距離を取ってしまいましたが、やはりと云うべきか、レンズフードを収納状態のままで撮っているフィルムカメラの「おば様」が多(おお)御座いましたです。はい。
 

 今日の二枚目は、かつて墨田川の三角州であった佃島で咲く「墨田の花火」。この花を見つけた時、花の写真を白黒でどう撮るべきかという思いが一瞬過ぎりましたが、肩に掛けたカメラを手に取った時には何の迷いも無くフレーミングしシャッターボタンを押していました。カラーで撮る時とまったく同じです。出来上がった写真が白黒だというだけのこと。
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