利用明細が2枚?!

 クレジットカードの利用明細が届いた。普段は見もしないで机の隅に積んで置くのだが、どういう風の吹き回しか、珍しく封を切ってみて驚いた。

 カメラやレンズ、ビール以外は、買い物などそうはしない郷秋<Gauche>だから、カードの利用明細が「2枚」にわたるなどと言うことはついぞなかったが、今日届いた明細は2枚にわたってぎっしり。こんなに使った覚えはサラサラないぞと思ってよく見たら、「ETC」の3文字がぎっしりと並んでいた。はぁ、確かに使いました。

 blogにも書いているからお気づきの読者諸兄姉もおいでかとは思うが、8月中旬から月末にかけて、確かにたくさん走った。ETCを取り付けるまではその都度現金で払っていたので気が付かなかったけれど、クルマで遠出をするとこんなに通行料金がかかるんだって、あらためて実感。

 しかし、考えてもみれば、たかが道路を走るためにどうしてこんなに通行料金を払わないとならないんだろう。道路は国にとって必要不可欠な社会基盤なんだから、個々の利用者が料金を払って維持するのではなく、すべての国民が税金により等しく負担すればいいじゃないか。

 以前、同じことを云ったら、近くにいた女性が「私はクルマを持っていない。そもそも運転免許さえ持っていない。だから私が高速道路維持のための費用は出す云われはサラサラない」と気色ばまれたことがある。

 でもだ、彼女は「お取り寄せ」が大好きで、年中「何処そこのこの何々」や「あそこのこれ」を、時に「クール宅配便」で配達させている。自分でクルマを運転することはなくても、つまりは高速道路の恩恵に与っているじゃん。時々日帰りのバスツアーにも行っているらしいし。

 別に「お取り寄せ」をしなくたって、今の世の中、身のまわりのありとあらゆる物が高速道路を通ってやってくるんだから、通るクルマから通行料金をとるのなんか止めにして、自分でクルマを運転するしないに関係なく、日本国民1億2700万人が等しく経費負担すればいいんじゃないかと思うけれど、だめなのかしらん。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、恩田の森、白山谷戸の稲刈り後の田んぼ。米の一大産地では大型のコンバインで一気に刈り取り、脱穀まで済ませて袋詰め、稲藁は細かく刻んで田んぼに撒いてあっという間に終わってします収穫ですが、恩田の森の田んぼでは使う機械も稲藁の処理も田んぼごとにまちまちです。
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