青森まで3時間

 現在は東京から八戸までの東北新幹線だが、3年後の2010年開業を目指して青森までの伸張工事が現在進められているのはご存知の通りだが、開業の暁には、東京-新青森間を3時間で結ぶために、JR東日本は320km/hでの運転を目指し準備を進めているというニュースが届いた。

 現在、東京-青森の空の便は、タイムテーブル上は1時間15分で飛んでいることになっている。更に、東京から羽田空港、青森空港からJR青森駅までが共に約35分だから、乗車・搭乗時間の合計は2時間25分となる。更に羽田での待ち合わせ時間30分、青森駅行きバスの待ち合わせ時間15分をプラスすると3時間10分となる。

 新幹線とヒコーキの勝負、ほぼイーブンだ。例えば大宮あたりに住んでいる方なら、まず、新幹線を選択することだろう。その一方で浜松町や蒲田、川崎あたりに住んでいる方は空路を選ぶ可能性が高い。横浜山の手の奥の奥に住んでいる郷秋<Gauche>は、ヒコーキが好きだから、勿論、空路だな。

 ヒコーキの楽しみは、空を飛ぶことだけではなく、空港で食事をしたり、買い物といった楽しみもある。新幹線なら乗り換えなしの3時間だから、ビールを飲んで駅弁を食べるもよし、読めないでいた本を一気に読むも良し、3時間熟睡できれば、睡眠不足も大いに解消できることだろう。

 さて、東北新幹線が仙台まで開通した時に、空路の東京-仙台便は消えた。盛岡まで延びると、東京-花巻便が消えた。新幹線が青森まで3時間で走るようになったとき、東京-青森便は生き残れるのか。大いに見ものだぞ。

今日の1枚は、赤とんぼ。アキアカネとは別種?
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