動くシケイン?

 フリー走行2が終った。案の定琢磨はミッドランド(モンテイロ)の3秒落ち。「レースではミラーをチェックするのが大変だろう」と琢磨自身が言うよう、「動くシケイン」とも言われかねない厳しい状況である。しかしだ、こんなことは最初からわかっていたわけでありそれよりも参戦表明からわずか4カ月でマシンをスターティンググリッドに並べようというSAF1のすべてのメンバーに拍手を送りたい。

 気になることと言えば、フリー走行1・2共に井出が琢磨から1秒半置いていかれていることである。勿論F1での最初のレースなのだから水をあけられて当然なのであるが、できることなら明日には琢磨の1秒遅れくらいにはつけて欲しいところである。1秒半遅れということは57周のレースでは琢磨に周回遅れにされる可能性もあるのだから。

 シーズン前のテストで好調を維持したからと言って、開幕戦で好成績を収められるという保障はない。同様にテストで不調だったからと言って諦める必要もない。レースは何が起こるかわからない。ましてや今シーズンの初戦である。SAF1に限らず、22台のマシンが、22名のドライバーがそのマシンなりの、ドライバーなりのGood Raceをしてくれることを願いうばかりである。

今日の1枚は、先週の土曜日に撮った沈丁花(じんちょうげ)の蕾。明日は咲いているかしらん。
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