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次期政府専用機の整備はANAが受託

 6月29日に書いた「次期政府専用機は777-300ER」の中で、現行747-400の整備はJALが請け負っているけれど、JALは次期政府専用機が導入される2019年から順次777をA350へリプレイスを開始することになっており、6年後には777が無くなるのだから新しい政府専用機の整備受託は出来ないだろうと書いた。

 案の定、次期政府専用機777-300ERの整備はANAが受託することになるようだ。機体の整備とは直接の関係はないのだけれど、専用機の客室乗務員の訓練もANAが行う事になるのか。随分前に、JALの訓練センターを見学した時に、ちょうど航空自衛隊員の客室乗務員としての訓練が行われているところに遭遇したことを書いたけれど、あれもANAの研修施設で行われるようになるのかな。

「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
 このところ掲載が不定期になっておりますが、7月26日に酷暑の中で撮影した写真を掲載いたしておりますのでどうぞご覧ください。8月中旬以降は毎週末の撮影・掲載が出来そうな見通しですので、今しばらくご容赦くださいますようお願いいいたします。

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心神が来年1月に初飛行

 正式には先進技術実証機 (Advanced Technological Demonstrator-X, ATD-X)と呼ばれるが、ここは「心神」と書いておきたい国産ステルス戦闘機が来年1月に初飛行とのニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140812-00000008-mai-bus_all

 外交努力では如何ともしがたい事態となった時、自国の国土と国民は自国の防衛力で守る必要があるの当然の事。出来る限り他国に頼ることなく自らの手で守るためには必要な装備も自国産であることが良いのもまた自明。だから戦闘機、それも世界トップクラスの力を持つステルス戦闘機を作る技術も自前でありたい。

 そのような考え方から生まれつつあるのが「心神」である。その心神が来年1月に初飛行とは感慨深いものがある。Formula Oneのために開発され磨かれた高度な技術が程なく市販車にフィードバックされるように、防衛産業の中で開発され磨かれた技術もまた広く民生用機器等に応用されていく。

 取り分け自前の戦闘機開発によって蓄積された技術は国産の民生用航空機の開発と製造に応用され、国内の航空機産業発展に大きく寄与するのは間違いない。現在の支援戦闘機F-2開発については某国からの強い圧力によりF-16をベースにした共同開発とならざるを得なかったわけだが、自分の国は自分で守れと云い出し、買ってやるぞと云うのにラプターは売らないと云う某国の横槍なぞは軽く跳ね除けて、今度こそは自前での開発調達といきたいものだぞ。

「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
 このところ掲載が不定期になっておりますが、26日に酷暑の中で撮影した写真を掲載いたしておりますのでどうぞご覧ください。8月中旬以降は毎週末の撮影・掲載が出来そうな見通しですので、今しばらくご容赦くださいますようお願いいいたします。

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MRJとティルト・ローター機

 期待の国産ジェット旅客機MRJを開発中の三菱航空機が、米国イースタン航空から20機受注との目出度いニュース。ここ1年半ほど停滞していた受注であったがこれで確定185機、オプション180機、合計365機となった。模型とイラストしかない状態では厳しかった営業活動も、エンジンも搭載されすっかりヒコーキの形になった実機があれば弾みがつくと云うものだろう。

 しかしだ、相変わらずJALグループからの発注が無いのはまったく怪しからん事だ。だってそうだろう。経営破たんしたJALには多額の国費(つまり税金!)が投入されているのだ。だと云うのにJALは、新規に割り当てられた羽田の発着枠が少ないとごねるは、国家プロジェクトに背を向けてブラジル・エンブラエル社のE-Jetの導入を進めるわと、恩をあだで返す言動を繰り返しているのだ。

 話は変るが、つい一週間ほど前までは「<オスプレイ>小野寺防衛相「購入費を計上」と云うタイトルであったニュースが昨日から「防衛省、ティルト・ローター機を導入へ」と、「オスプレイ」から「ティルト・ローター機」に変っているのに気が付いた。記事本文にも「『MV-22 オスプレイ』のようなティルト・ローター機」と、あたかも「ティルト・ローター機=『MV-22 オスプレイ』」ではないかのような書かれ方がされている。

「オスプレイ-->事故が多い-->米軍機の国内配備反対-->自衛隊への導入反対」から「ティルト・ローター機-->何だか良く判らない-->どうでもいい」と云う世論醸成への転換操作のために政府筋がマスコミに圧力をかけたんだろうなと郷秋<Gauche>はみている。だってそうだろう、実用に供し得るティルト・ローター機は世界中探しても現時点では「MV-22 オスプレイ」しかないのだから。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、恩田の森の田んぼの畔で咲く立葵(たちあおい)。立葵の花が花径の一番上まで咲くと梅雨が明けると子どもの頃に教えられた記憶がありますが、果たして今年は如何に。ちなみに関東甲信地方の梅雨明け(平年)は7月21日頃、昨年は随分と早く7月6日頃。

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 このところ掲載が不定期になっておりますが、只今、7月13日に撮影いたしました写真を掲載しておりますのでどうぞご覧ください。8月中旬以降は毎週末の撮影・掲載が出来そうな見通しですので、今しばらくご容赦くださいますようお願いいいたします。

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日本の航空機産業

 6月20日に国産初のジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)の飛行試験機初号機の翼胴結合が完了したことを書いたがその後エンジンも搭載されたとのニュースもあり、今ではすっかりジェット旅客機の形が整い来年の試験飛行に向けての作業が進んでいるものと思うが、今度は国産初のビジネスジェット、ホンダジェットの量産一号機の試験飛行が成功裏に終わったと云うニュースである。

 パールグリーンとメタリックゴールドに塗られたホンダジェット量産1号機が米国東部時間2014年6月27日10時18分(日本時間2014年6月27日23時18分)に、ホンダ・エアクラフト・カンパニー(Honda Aircraft Company:HACI)の本社がある米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市のピードモントトライアッド国際空港を離陸し、飛行特性や各種システムの機能試験を行ったあと、飛行試験を無事に完了したとのこと。

 HACIでは初飛行に成功した量産1号機を含めて既に10機が最終組み立て段階にあるとの事で、2015年1月~3月に予定されているFAAの型式証明が取得出来次第、順次最初期の顧客にデリバリーされ予定との事。本田宗一郎が夢見た「HONDA」の飛行機が50年の時を経て大空を駆け巡ることになる。一日も早く日本でもその姿を見てみたいものである。

 

2015年にはMRJも初飛行、ホンダジェットがデリバリーとなると、次なる期待は純国産戦闘機「心神」である。戦争が起こらないようにする外交努力が何よりも必要であることは論を待たないが、他国との戦闘あるいは戦争状態に突入する事態を回避するためにも、あるいは万やむを得ず戦争となった場合に自らの手で国土と国民を守るためには他国に依らない自前の技術による十分な防衛力を持つ必要がある。

 航空機産業は自動車産業以上にすそ野が広く高度な技術を集積した産業なので国内の産業全体に与える影響力は大きなものがある。戦闘機の輸出については議論が必要なところではあるが、民生用の旅客機については雇用確保の面からも政府の更なるてこ入れにより国の経済をしっかり支えることの出来る技術集約産業に育てて欲しいものである。

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このところ掲載が途切れがちになっておりますが、8月中旬以降は毎週末の撮影・掲載が出来そうな見通しでありますので、今しばらくご容赦くださいますようお願いいいたします。

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MRJの胴体と主翼が合体

 三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で組み立てが勧められていた国産初のジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)の飛行試験機初号機の翼胴結合が完了したとのニュース。
http://www.mrj-japan.com/j/news/news_140617.html
 

 小さな写真ですが目を凝らして見ると水平尾翼も結合されているのが判ります。もうすっかりヒコーキの形をしています。今月初めにはP&W製のエンジンとスピリット社製のパイロンも受領していることが既に報じられていますので、エンジンの取り付けが終われば今にもテイクオフできそうな姿になりますね。

 試験飛行は来年の4-6月に予定されているとの事ですが、MRJのこれまで製造スケジュールもそうですし、ボーイング787の引き渡しが再三延期されたことでもわかる通り、この手の予定はあくまでも希望的なものであり当然遅れるだろうと考えていた方が良さそうです。そうは云ってもヒコーキ好きとしては一日も早く国産ジェット旅客機が大空を翔る姿を見たいものですね。


 今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない、梅雨時(と云っても撮影日は「梅雨晴れ間」でしたが)の鎌倉。このところまったく撮れていませんので8年前の旧作をご覧頂くことにしました。記事本文とは無関係に約一週間掲載が続くことになるかと思いますので悪しからず。

「恩田の森Now」
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諸般の事情で撮影と掲載が出来ないでおりますが、7月には再開したいと思っております。

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次期政府専用機はボーイング777に

 2019年(平成31年)に現在のボーイング747-400を退役させることが既に決まっていましたがその後を継ぐ機種が、どうやら同じボーイングの777型機になりそうだとの報道。

 現在の政府専用機であるボーイング747-400は1991年(平成3年)に導入されているから既に23年を経てはいるが、アメリカ大統領の専用機たるエアホースワン、747-200は更に古く、航空機関士を必要とする今どき珍しいとも云える機種である。アメリカ大統領の専用機よりも新しい日本の-400(だっしゅよんひゃく)を退役させるのは、ANAとJALが共に自社フリートから747を退役させ、今後長期にわたり747のメンテナンスを継続することが困難なためである。

 そこで政府は747-400を2019年に退役させて新しい専用機を導入することを決めていたのだが、機種の選定には時間がかかり、ここに来てようやくボーイング777にすることを発表したのである。選定途中では純国産とも云われるほど日本の製造担比率の高い787も検討されたものと思うが、機体がやや小さいことから脱落、777よりも新しいエアバス社のA330も検討されたものと思うが「日米同盟」と云う政治的配慮のもとに却下され777に落ち着いた模様。

 ひと口で777とは云ってもいろいろあるのだが、きっと300ERなんだろうな。しかしその777、初飛行が1994年だから現時点で既に20年を経過しており、実際に導入される2019年には初飛行から25年を経過したモデルとなるのだが、その辺りの問題はないのだろうかと、少々心配になる郷秋<Gauche>であるぞ。もっとも、米軍のB52に至っては初飛行から62年、実戦配備から数えても59年を経るのにいまだに現役である。初飛行から25年など「はな垂れ小僧」と云う事なのだろうか。

 ヨーロッパあるいは北米東海岸まで一気に飛ぶことの出来る政府専用機としてはボーイング777-300ERが相応しいと云えるとしても、日本国内あるいは3~4時間の飛行時間の東アジア各国に出かけるのに、いつもいつも777が必要なのかと云えば、否、である。用途と距離に応じて小型機を使うのが「お利口」と云うものだ。そう云った用途には純国産のMRJがピッタリ。ぜひとも近距離用政府専用機として10機くらいは「MRJ-BBJ」を導入てし運行、同時に日の丸ジェット旅客機のセールスプロモーションにも務めてもらいたいものである。

「恩田の森Now」
 19日に撮影した写真掲載いたしております。春の色が濃くなる森の様子をどうぞご覧ください
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純国産次世代ジェット戦闘機「心神」が年内にテスト飛行

 ごく一部の国で実戦配備され始めたばかりのステルス戦闘機が第5世代と呼ばれるもので、心神はその次の世代の戦闘機であるが故に「第6世代」とも呼ばれている。その心神が今年中の試験飛行を目指しているとの報道。
http://toyokeizai.net/articles/-/35849

 心神は「先進技術実証機」であり、これがすぐに量産化されるわけではない。順調に開発が進んだとしても配備されるのは早くても10年後、あるいは15年後である。独自に開発した戦闘機の配備は認めない、つまり自国製の戦闘機を押し付けようとするアメリカの圧力もある事だろう。そもそも15年後に有人戦闘機が必要であるかどうかもわからない。

 しかしだ、考えてみれば造船、自動車、鉄道において高い技術を有する我が国において唯一遅れている高度技術産業が航空機の分野である。民間用旅客機としてはMRJの開発が進んでいるが、自国を守るために重要な戦闘機を完全国産出来てこそ一人前の独立国と云う見方もある。その意味で心神はMRJと共に実に重要な国家プロジェクトと云えるのである。

 戦争のための道具などなくて良い世界が実現されればそれに越したことはないのだが、残念ながらそれは無理。ならば自分の国は自分の手で守らなければならないのである。果たして郷秋<Gauche>は心神が大空を飛びまわる姿を見ることが出来るだろうか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今が盛りと咲き誇る八重桜。

「恩田の森Now」
 19日に撮影した写真掲載いたしております。春の色が濃くなる森の様子をどうぞご覧ください
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T1B練習機


 月曜日から続いているヒコーキ特集?は今日でおしまい。最後を飾るのは航空発祥記念館に展示されている初の純国産ジェット練習機、T1B。1960年の配備から2006年の全機引退まで実に46年もの長きに渡って中等練習機として活躍したと云うから驚きである。純国産ではあるが開発当時の主力戦闘機F86にどことなく似ているのはご愛嬌か。

「恩田の森Now」
 日曜日に撮影した写真を、掲載いたしております。森で咲く花々をどうぞご覧ください。
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火星エンジン

 昨日blogに突如YS-11が登場したので驚かれた方がおられるかも知れないが、実は日曜日に埼玉県所沢まで出かけて行った郷秋<Gauche>なのである。主たる用事は所沢市民文化センター  ミューズアークホールで行われた、Vn:千住真理子、Vc:長谷川陽子、Pf:仲道郁代のピアノトリオの演奏会であったのだが、せっかく航空公園まで行くならば是非とも所沢航空発祥記念館を見てこようとコンサートの客入れ1時間半前に航空公園に行き記念館を見学してきたのでありました。

 どんなヒコーキが展示されているのか勿論事前にWebで調べて出かけたのでしたが、失礼ながら脈絡なく手に入ったヒコーキが展示されていると云った感じではあった。しかし、クルマの博物館はあってもヒコーキの博物館となると我が国ではその数が極少ないので貴重な存在であることは間違いない。昨日ご覧いただいたYS-11はこれだけが駅前に展示されていたのだが、これと公園内に屋外展示されているカーチスC-46コマンドー以外は全て屋内展示である。

 今日は記念館内に展示されていた、三菱重工業が太平洋戦争期に開発・製造した空冷複列星型14気筒エンジン、火星(かせい)をご覧いただこう。双発の爆撃機一式陸上攻撃機や海軍の局地戦闘機雷電に搭載されたエンジンである。展示されているのは厚木基地の土中から発掘されたものとの事。調べてみるとこの「火星」には遠心式スーパーチャージャーが装着されていたようだ。米軍のB29のエンジンにはスーパーチャージャーが装着され高高度から云々と聞かされていたが、太平洋戦争初期に既に日本製のエンジンにもスーパーチャージャーが装着されていたことを初めて知った郷秋<Gauche>であった。


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 13日に撮影した写真を掲載いたしております。木々が一斉に芽吹きだす森の様子をどうぞご覧ください。

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370便はいずこへ

 マレーシア航空MH370便の姿が忽然と消えてから10日が経つ。必死の捜索にも関わらずいまだに何の手がかりもなく、まるでブラックホールにでも吸い込まれてしまったかのようである。本来の目的地である北京に至る航路上には、ベトナム戦争当時に使われていた飛行場、滑走路が多数ありそのいずれかに着陸したのではないかとの見方もあるが、セスナのような小型機ならいざ知らず、つめれば400人は乗れる777-200型機であるから降りることの出来る滑走路は限られる。第一、陸上上空に飛来すれば、そこは世界有数の人口密集地なのだから人の目にとまらない訳はない。あるいは1万メートル上空で大爆発を起こして機体は粉々になり海に落下したのか。それにしても何がしかの手掛かりが得られてもおかしくはない。MH370便はどこに消えてしまったのか。考え出すと夜も眠れぬ郷秋<Gauche>である。

15日に撮影した写真を4点掲載いたしております。恩田の森の春をどうぞご覧ください。
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次期政府専用機

 引退が確実となっている現政府専用機、ボーイング747-400型の後継が同じボーイングの777型となる可能性が高いとする報道。郷秋<Gauche>は、準国産とも云われる低燃費の最新型、787だろうと昨年辺りにblogに書いたような気がするが、その後の同型機の度重なるトラブルから787の線は消えだろうと思っていたので特に驚くような報道ではない。

 777は新しい機種との思いがあったが、あらためて確認すると1995年就航しているから、既にデビュー以来18年を経ていることになるが、勿論古い機種と云う訳ではない。初めての全損事故は2008年のブリティッシュ・エアウェイズ機、死亡事故は今月6日のアシアナ航空機が初めてと、高い安全性を誇っている。

 ひと口に777と云っても標準型の200、長胴型の300、それぞれに航続距離の違いにより3機種もしくは2機種あるので計5機種存在している(貨物専用機を除く)777型機だが、そのどれになるのかは今の時点では報じられていないが、おそらくは長胴かつ長距離型(つまり一番高価)が選ばれることになるのではないかと思われる。

 報道によれば、導入は2019年度だと云うから6年先の話にはなるが、その雄姿を見るのが待ち遠しいものである。一気に地球の裏側まで飛べる777とは別に、ほぼ時期を同じくして、国内および近隣諸国へ飛ぶための小型政府専用機として国産のMRJも登場することになることだろう。これまでは見ることがなかった大小の政府専用機が並ぶ様子を是非とも見てみたい、撮ってみたい郷秋<Gauche>であるぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、ユリの王様、ヤマユリ。

「恩田の森Now」に、13日に撮影した写真を掲載いたしております。猛暑の続く森の様子をどうぞご覧ください。なお、今週末の撮影・掲載は都合によりできませんことを予めお知らせいたします。
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ANAの747も引退

 JALからはとっくに引退してしまったボーイング747、通称ジャンボジェットだが、ANAは5機の747を日本の空に飛ばしていた。そのANAの747も来年3末までに順次引退すると云うニュース。747は1960年代から飛んでいる、いわば古い機種だが現在日本の空を飛んでいる747は大幅に近代化された747-400(通称ダッシュ400)である。そのダッシュ400も燃費が良く小回りの利く777や787にとって代われようとしているのだ。

 そんなニュースが報じられた昨日、ダッシュ400のパイロットのご主人を持つ大学時代の友人から電話。6月でいよいよ現役引退だから、今度は旦那も含めてゆっくり会えそうだとのこと。20年もダッシュ400に乗って来た人が、機体が引退する年に自分も引退。その知らせが747引退の報道のあった同じ日に入って来るとは、偶然にしても間が良過ぎる。

 747の二階席の前の方に座ると、CAがコックピットにコーヒーを運ぶ時にほんの少しだけれどコックピットが見える。それが楽しみで機材が747の時にはいつも二階の前方席を取っていた郷秋<Gauche>であるけれど、そんな楽しみがなくなるだけではなく、もう国内では乗ることは勿論、見ることさえなくなってしまう(成田空港を除く)。政府専用機が国内最後の747になるとは、何だか皮肉な話ではあるなぁ。

blog:恩田の森Now ただいま5月25日に撮影した写真を掲載いたしております。どうぞご覧ください。)
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MRJに大量注文

 YS-11以来の国産旅客機MRJだが、MRJを生産する三菱航空機が米スカイウェスト社からMRJ90(90席型) 100機、更にオプション100機を受注したことを発表した。これでMRJは確定170機、オプション160機、合計330機受注となり、採算ラインと云われている350機まであと少しと云うところまでこぎつけたことになる。

 現在確定15機、オプション10機のANAからは積み増しがあるだろうし、大量の公的資金が投入されたJALは、ERJからMRJに切り替えることになるだろうから少なくとも20機、政府専用機としても10機程度導入されることは間違いないから350機をクリアすることはほぼ確実だが、利益を生むとされる600機にはまだまだ及ばないのも事実。作る技術があることを証明するだけではなく、その技術で利益を生み出すことが出来ることを証明しなければならない「国策機」、MRJなのである。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週の土曜日にかつらの森の雑木林を見上げた図。さて明日はと思って天気予報を見たら、どうやら雨らしい。森行は日曜日かな?

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三菱航空機がMRJを新たに100機受注

 米国でリージョナルエアラインを2社保有する持ち株会社スカイウェスト社が、MRJを100機を確定発注。これまでに130機受注しているMRJだが、これで受注合計は230機(内、確定170機、オプション60機)となった。

 試験機の初飛行が当初計画から1年以上遅れたり(2013年末予定)、なかなか追加の受注が取れなかったりと、開発・営業両面で苦戦が伝えられていたMRJに久しぶりの明るいニュース。MRJはYS-11以来半世紀振りの国産旅客機となるのはご存じの通りだが、自動車以上にすそ野が広い航空機産業だけに、何としても成功して欲しいMRJであるぞ。


 と云う訳で今日の一枚は、41年前に製造された国産旅客機YS-11の内、今は郷秋<Gauche>のデスクで翼を休める、と云うのは嘘、三沢航空科学館で屋内展示されている「しれとこ」ことJA8776。

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エアバスの新型?!

 See here! まずはご覧下さいな。なんと、双胴で逆進2翼の超大型の旅客機である。大型旅客機と云えばターボファンが当たり前の時代だが、図面からはプッシャー型の二重反転ターボプロップエンジンを直列に二基搭載しているように見える。

 コックピットの窓の大きさから、胴体はAirbusA340程の大きさに見えるから二つの胴体を合わせると700席くらいになるのだろうか。しかし、こんなヒコーキがいきなり空港に現れたらびっくりするよね。もっとも現段階では「こう云うアイディアもある」と云う程度のものだとは思うけれど。

 でもこのヒコーキ、ポートサイドの胴体からはフツーの旅客機と同じように乗り降りが出来るだろうけれど、スターボードサイドの胴体への乗り降りはどうするんだろ。ポートサイドの方はファーストとビジネスだけでボーディングブリッジ使用、スターボードサイドの方は全席エコノミーで、タラップで乗り降りだったりするのだろうか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、梅雨さなかの今どきが花期の美容柳(びようやなぎ)。花が美しいので美容、葉が柳のように細長いので柳、これをつないで美容柳。判り易いと云えば判り易いが、ただ安易なだけの命名に思えてならない郷秋<Gauche>であるぞ。

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