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小林可夢偉、やられちゃいました

 ザウバー、フォース・インディア、トロ・ロッソのなかではザウバー+小林可夢偉のパッケージが一番良いと書いたばかりなのに、フォース・インディアとトロ・ロッソの計4台に前に行かれたために可夢偉がずり落ちた格好だ。昨日褒めたのが良くなかったのか、三回連続のQ3進出はならず13番手からのスタートが決まった。

 

 イドフェルドの16位、ウェバーの18位よりはいいけれど、ミヒャエルの隣と云うのは嫌な感じだ。スタートで絡んだりしないようにしないとね。もっともこればかりは自分が気を付けても「貰い事故」があるか、その意味でもスターティンググリッドは一つでも前の方がいいわけだけれど、運悪く赤旗中段なんてこともあるわけで、さっさと好タイムを出して悠々と構えていられるだけのマシンが欲しいものである。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚はなるせの森の谷戸奥で咲き始めた二輪草。二輪草はカタクリなどと共に身近な「スプリングエフェメラル」の一つですが、都会ではお目にかかれる機会は多くないかも知れません。これは先週の日曜日に撮影したものですが、明日は辺り一面咲いていることでしょう。楽しみです(^^)

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小林可夢偉、中国GP初日11位

 アロンソがマシントラブルで14位と振るわなかった代わりにフォース・インディアのエイドリアン・スーティルが7番手のタイムを叩きだしたこと、チャンピョンチームのウェバーが10位とパッとしなかったことを除けば、1番手から10番手までにレッドブル、マクラーレン、メルセデス、フェラーリ、ルノーが並んで、その後に小林可夢偉である。

 

 今日はロズベルク4番手、ミヒャエル5番手と良い所につけたメルセデスだが、各チームのポテンシャルとしては、レッドブル、マクラーレン、ルノー、フェラーリ、メルセデスと云うのが2011年序盤戦でのほぼ間違いのない順次だろう。その後に続く中段はザウバー、フォース・インディア、トロ・ロッソと云うことになるが、この中で最も安定感があるのはザウバー+小林可夢偉と云ってまず間違い。

 

ルノーやフェラーリを凌駕するのは余程の事がないと難しいが、メルセデスを「かもる」ことが難しくないことは前戦で可夢偉がミヒャエルを3度もオーバーテイクしたことで既に証明されている。とすれば、すべてのレースで9-10位を確保することはたやすいが、問題はそれよりうえのポジションを狙うことである。そのためにはマシンの更なるポテンシャル向上とより上位のスターティンググリッドの獲得が必須と。

 

まずはスターティンググリッと4列目をしっかり確保すること。それが適えばコンスタントに4ポイント以上を獲得することが可能になるだろう。その状態を維持できればシーズン途中での新たなスポンサーの獲得、ひいては開発資金の獲得にもつながり更なる「両循環」へと弾みをつけることが出来ることだろ。中国GPにおいてもザウバー+小林可夢偉が「両循環」への道を更に進めることが出来ることを大いに期待しながら予選と決勝レースを待つことにしよう。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、なるせの森の春の農作業。

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マレーシアGPのMVPは?

 レースの結果はあちらこちらに書かれ出回っているので郷秋<Gauche>があえて書くまでの事もないだろう。

 

 さて、今日のタイトル「マレーシアGPMVPは?」はAUTO SPORTS webで今やっている「ザ・投票」のタイトルをそのまま頂いたものである。って、実はAUTO SPORTS webでは「マレーシアGPMVPドライバーは?」となっているのだが、MVPは云わずもがなMost Valuable PlayerPlayerPersonと解せばスポーツ以外でも使える)の略だから「Most Valuable Player Driver」では、「最も価値ある人のドライバー」と、可笑しなことになるので「ドライバー」と外し「マレーシアGPMVPは?」としている。

 

 余談はさておき、「マレーシアGPMVPは?」と考えた時、悠々と一等賞を取ったベッテルは外して考えるべきだろうと、郷秋<Gauche>は思うぞ。だってそうだろう。Most Valuable Playerを選ぶわけだから、飛びっきり上等なマシンに乗って一等賞を取ったからと云ってもそのドライバーの力だけで勝ち取った一等賞とは云いにくいだろう。

 

 ニック・ハイドフェルドがマレーシアGPにおけるMVPに値するかとチラッと思わないでもなかったが、ロータス・ルノーのR31RS27-2011のパッケージが素晴らしいんだ。RB7程じゃないにしてもね。だから前戦では2シーズン目のペトロが表彰台に上がれたんだ。

 

 郷秋<Gauche>が云いたいのは、非力なマシンでポイントを獲得したドライバーこそがMVPに最も相応しいと云う事だ。「ザ・投票」の結果はあまりに常識的過ぎてまったくつまらんし受け入れられんぞ!4位に入ったウェバーと丁々発止を演じ、7度のワールドチャンピョンを3回もオーバーテイクした小林可夢偉こそがマレーシアGPMVPであると郷秋<Gauche>は断言する。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、クヌギの木の「ウロ」で咲いていたスミレ。蟻が種を運んだのだろうか。

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セパンでもベッテル

 フリー走行ではウェバーの後塵を拝していたベッテルだったが、予選が終わってみればまたもやベッテルがポールポジション。僅差でマクラーレンンのハミルトンがつけ、その後ろにはコンマ3秒差でウェバー、バトンと続くがその後のアロンソはコンマ932秒と大きな差をつけられている。

 

 フリー13位に付けたことから強気のコメントをしていたミヒャエルはQ2で脱落したがチームメイトのロズベルクはQ3を突破し9番手につけている。我らが小林可夢偉はQ3に進出したものの残念ながら最下位にとどまった。とはいっても自己ベストタイだし、上位にいるのはレッドブル、マクラーレン、フェラーリ、ルノーと明らかにザウバーよりもポテンシャルの高いマシンばかり。今のザウバーのマシンでは、メルセデスGPを蹴落としての予選9番手10番手と云うのが望み得るもっともよい結果と云えるだろう。

 

 予選10番手からのスタートならば、スタート時点のポジションを維持すればポイントを獲得できるし、作戦次第では更に上位進出の可能性も十分にある。ましてや雨にでもなれば(金曜日時点では予選、決勝とも雨の予報もあった)大いに期待できるポジションである。18時間後の決勝レースを楽しみにしよう!

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、ソメイヨシノに先立って満開になった桜。

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ウェバー、絶好調

 母国GPであった前線、まったく良いところがなかったマーク・ウェバーだが本日開幕のマレーシアGPでは2週間前が嘘のようなダントツの速さを見せつけている。とは云っても、フリー1こそダントツであったがフリー2はと云えば、実はこれまた調子を上げてきているマクラーレンのバトンがコンマ005秒後ろにつけている。

 

レッドブルとマクラーレンが好調を維持する一方で、フェラーリは今ひとつ波に乗り切れていないようだ。フリー25番手につけたミヒャエル・シューマッハは何だか急に強気のコメントをしだしたようだが、どんなものだろうね。一番大事なのは決勝レースの結果であってフリー走行での順位じゃないことを一番良く知っているはずのミヒャエルだが、「はったりをかまして」と云うところだろうか。

 

東日本大震災後のゴタゴタでオーストラリアGPTV観戦できなかった郷秋<Gauche>だから、日曜日のマレーシアGPの決勝が郷秋<Gauche>にとっては2011年シーズンの開幕戦と云うことになる。日曜日は地上波での放送前にはWebのニュースも見ないように気を付けておかないとね(^^;

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、2日にご覧いただいた東京都下某所の枝垂れ桜の5日後の姿。花は終わりかけだが清廉な若葉が出てきた姿も、それはそれでよいものである。

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F1マレーシアGP、明日開幕

 つい先日、2011年シーズンの事実上の開幕戦となったオーストラリアGPがあったばかりだと思っていたら、もう明日にはマレーシアGPが始まる。

 

 この2週間の間にフェラーリとマクラーレンはレッドブルとを追いまくることが出来だけの速さを身につけることができたか。ザウバーは初戦同様ポイント圏内最後の枠を確保できる好調を維持できているのか等々興味は尽きない。

 

現地時間では11時に最初のフリー走行が始まるが、嬉しいことに日本時間では10時のスタート。中継は見ることが出来ないけれど、昼休みにはフリー1の結果を確認することができるだろう。

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ザウバーの2台、失格

 タイヤ戦略は違ったが、2011年シーズンの初戦で7位と8位のダブル入賞を果たしたかに見えたザウバーだが、レース後の車検でリアウイングがレギュレーションに反すると指摘され失格となりリザルトが抹消された模様。現時点で詳細はわからず。続報を待ちたい。

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可夢偉、9番手からスタート

 F1 2011年シーズン本来の開幕戦であったバーレーンGPがキャンセルされたために、昨日から始まったオーストラリアGPが事実上の開幕戦となった。

 

 さて、その開幕戦の予選結果はと云えば、昨年圧倒的に速かったレッドブルが1-3クリスチャン・ホーナーとしてはフロントローを独占したいところだったことだろうが、その夢はマクラーレンのハミルトンによって断たれた。そのマクラーレンのもう一人のドライバー、2009年のチャンピョンであるバトンは4位に付け2-4

 

 5番手以降はフェラーリのアロンソ、ルノーのペトロフ、メルセデスのロズベルク、フェラーリのマッサと続き、9番手に我らが小林可夢偉である。8番手までからミヒャエルとハイドフェルドがこぼれ落ちたが、今年もレッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、ルノーがトップ5、その後を不出来なマシンを腕と戦略でカバーしザウバー、ウイリアムズ、フォースインディアが追いかける図式は2010年と大きく変わらないようだ。

 

 そんな2011年の図式が見え隠れする中での可夢偉の予選9番手は十分以上に評価できる結果である。まっ、結果と云っても予選は予選。上位のグリッドについてもスタートに失敗する者もいれば、ロケットダッシュで上位に出る者もいる。気が付けばレース終了時点でポイント圏内に入っている作戦上手もいる。まっ、それがレースの面白さなわけだけどね。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、なずな。

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オーストラリアGPの勝者は?

 F1通信で、オーストラリアGPの勝者を予想するアンケートを実施していた。郷秋<Gauche>としてはこのところのゴタゴタで各チームの動向、マシンのポテンシャルを見極めることが出来ていなかったことから予想するのは難しいので、投票はせずに、結果だけを見てみたが、その結果はと云えば・・・。

 

 案の定と云うべきだろうな、アロンソとベッテルの二人がダントツの人気。ほぼ同数で二人が並んでいるのである。F1きっての名門フェラーリのマシンを駆る名手アロンソと、新興チームとは云え2010年シーズンのチャンピョンであるレッドブルのベッテル、やはりこの二人が2011年シーズンもトップ争いをするであろうと云うのが大方の予想である。

 

 一般的には間違いのない大多数の予想ではあるが、例えば2009年シーズンのチャンピョンチームであったブラウンGP2010年の戦績はどうであったのかを思い出してもらえば、昨シーズンに強かったチームが今シーズンも強いと云う保証はどこにもないことは容易に理解することが出来るだろう。

 

 それを承知の上でも、アロンソとベッテルの二人がダントツの人気だと云うことは、やはりこの二人の熱い走りに魅了されているファンが多いと云う事なのだろうな。

 

 2011年の開幕戦となったオーストラリアGPまであと5日。待ち遠しいぞ。

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2011年F1のイス取りゲーム終了

  2011F1に参戦する12チーム24のシートのうち、最後まで決まっていなかったヒスパニア・レーシング(HRT)のシートの一つにビタントニオ・リウッツィが座ることが決まった。これで2011F1のイス取りゲームは終了である。

 

しかし、この発表が9日。本来であれば初戦のバーレーンGPが明日10日に開幕の予定だったから、初戦開幕2日前に決まったことになるのだが、バーレーンGPがキャンセルになったことからゆっくり決めたと云う事なのだろうな。

 

まったく思いもかけずにスロースタートとなってしまった2011F1だが、タイヤがBSからピレリにスイッチしたり再びKERSが搭載されたりで、12チームの勢力分布図が大きく書き換えられる可能性があり、面白いシーズンになりそうな予感がする。開幕まであと2週間。まったく待ち遠しいぞ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚、これから盛りを迎える馬酔木(アセビ)の花。本来の花色は白で、ピンクのこれは園芸種のようである。有毒植物で葉や枝を食べた動物が痺れて酔ったように見えることから馬酔木。庭などに植えると殺虫剤代わりになると云うことだが、試してみようかしらん。

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天下の無責任男、バーニー・エクレストン

 郷秋<Gauche>は昨日、F1バーレーンGPの開催可否の判断について「儲け第一主義で新興国での開催を推進してきたバーニー・エクレストンがすべての責任を負うべき時が来た」と書いた。

 

 ところがだ、今日の報道によれば「バーレーンGPの開催についてバーニー・エクレストンは、同国のサルマン皇太子に判断を一任する意向を明かした」そうだ。素晴らしい!何という無責任ぶり。植木等も敵わぬ天下の無責任男ぶり(古過ぎか?)には開いた口がふさがらないが、あえて云えば、開催し成功すれば自らの判断の正しさを吹聴し、失敗すれば、サルマン皇太子の判断の甘さを非難すること間違いないだろう。

 

 郷秋<Gauche>のようななまじ「責任を取らねばなるまい」などと考える小市民とバーニー・エクレストンはまったく異次元、別な星の生き物程の違いがあると云うべきだろう。だからこそ世界有数の金持ちにもなれるのだ。バーニー・エクレストン、あなたは素晴らしい。世界一の、いや、宇宙一の無責任男である。

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F1 バーレーンGPは中止か

 いよいよ2011F1開幕が近づいてきたが、開幕戦であるバーレーンGPに思わぬ暗雲が立ち込めてきた。ご存じの通り、エジプトでの反政府運動がアフリカ、中東各国に飛び火しているのはご存じの通りだが、バーレーンにもおいて反政府デモが活発化したのに対して、政府が治安部隊を出動させて武力によるデモ鎮圧に乗り出したことから、国際社会から非難の声が一気に高まり、イギリス外務省がバーレーンへの渡航者に対する警告を発令するに至った。

 

 こうなると、イギリスに本拠を置くチーム(F1の全12チーム中、8チームが本拠地を置く)としてはチームスタッフをバーレーンに送り出すことができなくなると云うことになる。

 

 いやはやしかしだ、こういう政情不安定と云うのか、独裁的で民主化が遅れている国でF1を開催しようと云うこと自体にそもそも間違いがあったのではないかと郷秋<Gauche>は思うぞ。直前になっての開催可否判断を迫られて苦慮するのはわかるが、そもそも儲け第一主義で新興国での開催を推進してきたバーニー・エクレストンがすべての責任を負うべき時が来たと云う事だ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、「早春幻影(その7、最終回)」。

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クビサの今季参戦は絶望

 ロータス・ルノーのエースドライバー、ロバート・クビサが、イタリアでのラリー出走中に大事故に見舞われたことは周知の通り。生命の危機が報道されていないのが不幸中の幸いだが、複数個所を骨折していると伝えられかなりの重傷であることは間違いないく、各種の情報を総合すれば、クビサの今季のF1参戦は絶望。残念ながら「絶望」ではなく「絶望」である。

 

 クビサには一日も早く回復しF1のシートに戻ってきてもらいたいものであるが、現実的に開幕戦から今シーズン終盤までのドライブが不可能であることを考えると、興味の行き先はクビサに代わって誰がJPSカラーのマシンを操るのかである。

 

 2009年シーズン最後の2戦、我らが小林可夢偉は幸運にも本レース参戦のチャンスを与えられた。その貴重なチャンスにおいて見事な走りを見せたことによって、トヨタの撤退にも関わらず、レースドライバーとしてザウバー・フェラーリのシートを射止めることができたことは記憶に新しい。病気や怪我により欠場する当人にとっては辛い事とは思うけれど、それによってチャンスを得、認められるドライバーいることもまた事実である。

 

 クビサの手術の成功と一日も早い回復を祈るとともに、新しい才能の登場を待ち望む郷秋<Gauche>である。

 

 

 記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日の続きに、ランドマークタワー54階から撮ったジオラマモードの写真。昨日のものよりも今日の絵柄の方がジオラマモードの効果がより際立つようである。

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2013年、ホンダがF1復帰?!

 一昨日に書いた「NSXの開発凍結解除!」の中で、F1のエンジンが過給機付の4気筒1.6リットルになる2013年にホンダとVWがF1に復帰、登場する可能性を示唆した郷秋<Gauche>だが、ルノーのマネージング・ディレクター、ジャン-フランソワ・クベー氏が、BMWが復帰するのは「早すぎる」が、一方VWは「躊躇している」そしてホンダが「真剣に復帰を検討している」とコメントしているようである(see here)。

 1980年代にターボ時代の幕を切って落としたのがルノーで、最も大きな成功を収めたのがホンダ、そしていま、過給機付の小排気量エンジンで時代をリードしているのがVW。となればこの3社がエンジンサプライヤーとして登場するのではないかとは、F1にちょっと詳しい人なら誰でもが思いつくシナリオだろう。

 一方、過給機付の4気筒1.6リットルエンジンに拒否反応を示しているフェラーリである。ルカ・モンテツェモロはこのエンジンレギュレーションに必ずしも賛同していないことを表明したと報じられているが、それはそうだろう。だって、フェラーリはこれまで4気筒などと云う小さなエンジンを造ったことがないはずだし、大体がだ、4気筒エンジンはフェラーリのイメージにそぐわないだろうと、郷秋<Gauche>だって思う。

 フェラーリのエンジンは12気筒。少なくとも8気筒であり、6気筒エンジンは継子扱いだ。V6エンジンが搭載された246GTは「Ferrari」(フェラーリ)とは呼ばれず「Dino 246GT」(ディーノ)であった(ちなみに「ディーノ」は夭折した、エンツォ・フェラーリの長男アルフレード・フェラーリの愛称である)。

 V6エンジン搭載車にでさえFerrariの名を冠することをしなかったフェラーリに4気筒のような大衆車のためのエンジンを造り、それをF1マシンに搭載するなど、プライドが許さないのだろう。同時にそんな小さなエンジンを造れないかも知れないと云う不安もあるのか。もっとも排気量だけから云えばV6の1.5Lターボエンジンを造っているが、フェラーリはやはり直4と云うレイアウトが嫌なのだろうな。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、二週間前に出かけた福岡・大分で撮った写真の中から紹介し忘れていた、JR別府駅前にある「ピカピカのおじさん」こと、油屋熊八の銅像。油屋熊八は別府を日本有数の温泉地に育てた観光開発の先達。この人なくして今の別府はなかったと云っても良い人のようである。なかなかのアイデアマンであったらしく、ガイド付きの観光バスを日本で初めて走らせたのも氏が創業した「亀の井バス」。ちなみに郷秋<Gauche>が湯布院から別府まで乗ったのも亀の井バス、地獄巡りの定期観光バスも亀の井バスで、その(年季の入った)ガイド嬢は当時のものだと云う七五調のガイドのセリフを実に巧みに聞かせてくれた。
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「ロータス」が2チーム?

 「ルノーF1」が、グループ・ロータスから資金提供を受け2011年シーズンからチーム名を「ロータス・ルノーGP」に変えるんですか? 2010年からF1に参戦している「ロータス・レーシング」も2011年も引き続き参戦するだろうから、だとすると「ロータス」を名乗るチームが二つと云うややこしいことになります。

 2つの「ロータス」を名乗るチームのうち、どちらが正統なロータスであるのか、なんだかややこしいい話になっているようですが、こちらに掲載されている黒をベースにして金のラインをあしらったマシンはなかなか魅力的ですね。黒と金のカラーリングは1980年代のロータス・ルノー時代にJPSがスポンサーに付いた時のものですね。シックな色の中に、翼端板についているTOTALの赤も効いています。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週日曜日に訪れた別府での一コマ。「地獄」とは、温泉が噴き出しているところ八か所の俗称で、これを見て回る「地獄巡り」の観光バスツアーがあったりします。って、乗って見て回ってきました(^^;
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