福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

情報交換

2018-01-29 | できごと

週はじめから居酒屋です。場所は当院に近い薬院六つ門の海鮮居酒屋「魚平」。
3月に福岡小児歯科集談会で講演をお願いしている安永先生と、食事をしながらの打ち合わせです。
安永先生は矯正専門医で、かなり重症な患者さんや保護者の方の成人矯正の相談など、紹介をしています。
また、安永先生からは小児のむし歯治療や予防、そして抜歯など紹介頂いています。ある種のコラボレーションですね。
今回講演頂く内容は、私のほうからリクエストしていて、矯正治療の第1期治療の概念や位置付けについて話していただく予定です。
私のように小児歯科ルーツの矯正と若干異なるところもあるかと、興味深いところです。


 


ちなみに魚平名物のこぼれ寿司、いつもオーダーしてます。
いくら、ウニ、マグロの中に寿司が隠れて、まさに具がこぼれてる状態。
日本酒も色々揃っているのですが、週はじめなので控えめにしました。 


 


ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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頑張れば治る

2018-01-29 | 歯並び、矯正の話

小学生の中ほどの患者さん。上の前歯が出っ張っている、下の前歯の歯並びが良くないというのが気になるとのこと。
若干生え変わりも早いので、プレオルソを使用するのによい時期がやって来ました。出っ張っているせいで、お口ポカーンの口呼吸でもあります。








あまり重症ではないので、プレオルソ(タイプI)でほぼ治癒するだろうと言う予測のもと、昨年6月に使用スタート。
直後から、頑張って使用してくれました。保護者の方のプッシュ、励ましも大きかったと思います。
最初は頑張るというモードでも、定着してくれば淡々と普通に使用できるようになります。ある種の日常という感じでしょうか。

途中経過でも良い感触はあったのですが、今回5か月振りに来院してくれて経過観察をしました。
開始後7か月ほどです。








出っ歯感はほぼ改善し、下の歯並びもすっきり。上の歯並びはV字型でしたが、放物線型に改善してきました。
ポイントは深かった噛み合わせが浅く変化したことです。これによって上の前歯は内側、下の前歯は外側に移動できるようになります。
横の永久歯が生え変わる時期で、これらがしっかり噛みあってくると、浅いかみ合わせにリセットされ安定します。使用はあと1年くらいでしょうか。
近未来には下顎が成長期に入りますので、その要素も浅いかみ合わせを定着させる助けになります。
もちろんプレオルソに適する程度、時期は選ぶ必要がありますが、合致すれば簡単で明らかな噛み合わせ歯並びの改善は見られます。
この患者さん、まだ若干お口が緩い状況が見られるので、以降あいうべ体操などの筋機能療法をフォローさせると、将来的に安定した歯並びかみ合わせが期待できます。






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